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新春から、良い話 [雑記帳]

ロマンスやねえ。

再会のロマンス 成就 25年越し、京の身障者夫婦に
12月31日10時0分配信 京都新聞
 お互い身体障害者で若いころ1度は結婚をあきらめたが、25年ぶりに再会して結ばれた夫婦が京都市伏見区にいる。妻となった女性が「今昔物語集」に伝わる再会のロマンスゆかりの勧修寺(かじゅうじ)(山科区)で長年暮らしていたことから、「平安時代の純愛伝説のよう」と周りの人たちも喜んでいる。
 足が不自由な小西忠和さん(60)と、右半身に障害がある栄子さん(57)。かつて、忠和さんが野菜を届けに勧修寺を訪ねた際、境内の庵(いおり)に住み込んで尼僧大塚全教さん(故人)に師事していた栄子さんに出会った。
 恋仲になったが、当時収入が少なかった忠和さんは「養える稼ぎがない」と結婚をあきらめ、2人は別れた。
 それから長年、「思いは消えなかった」。昨年夏、忠和さんが寺を訪ねると、栄子さんが昔と変わらず庵で暮らしていた。家のローンを完済し、貯金もしていた忠和さんは「今なら2人で暮らせる」とプロポーズ。同年9月に入籍を果たした。
 今昔物語集には内大臣藤原高藤がタカ狩りの際に偶然立ち寄った屋敷の娘列子(たまこ)にほれ、6年間離れ離れになったが、再会して結婚したという説話が残る。勧修寺は2人の孫の醍醐天皇が造営した。
 勧修寺の筑波常遍住職らに結婚を報告した忠和さんと栄子さんは「平成の高藤と列子のよう」と祝福された。 同居し始めて1年4カ月。段差を少なくするなど生活しやすさに配慮した家で、一緒に料理や庭の手入れをしたりと仲むつまじい。忠和さんが体調を崩した時は栄子さんが看病、肩を貸して歩く支えにもなっている。忠和さんは「1人より2人がいい。妻の笑顔で自分も明るくなれる」と幸せをかみしめている。
タグ:良い話
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