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イスラームと世界史 [占畑書店]

先日、ある方と会話していると、「占畑さんは、どんな本が好きですか。お勧めの本はありますか」と質問され、その時は、ちょっと即答が出来なかった。

「好きな音楽や好きな本は、その人の分身である」。
これは、小生が確信していることだ。つまり、好きな本というのは、自分自身が、その本の、またはその作者の意見に共鳴している訳で、自分自身もその本と同意見を持っていることが多い。

以前も書いた通り、小生は、本が大好きである。
小生の近所には、大きな本屋が、4つほどある。大きな本屋は、目当ての本を探すのも大変なのだが、前から欲しいと思っていた本が売り切れずに残っていることもあるので、非常に重宝している。これが、在庫を多く抱えておける大型書店のメリットだと思う。
また、4つの内、3つの本屋で、店内に、お客様用の椅子と机が備え付けられている。これも嬉しい。購入する本をじっくり検討することができる。

本屋での行動パターンは、まず、目にとまった7冊ぐらいを本屋の棚から持ってきて、吟味する。
次に、自分の財布の軍資金を確認し、買える本は買う。又、軍資金が不足している時には、タイトルをメモして帰る。こうしている時が、小生にとって、至福の時なのである。

本を購入する際、小生がよくやってしまうことがある。それは、その本の一節が気に入って、ただそれだけの理由で購入してしまうことである。そんな本は、買って家に帰ってからも、全部読みきらずに自分の家の本棚に並ぶことも多い。ただ、その一節が、自分の心の琴線に触れて、それが嬉しくて購入したのだから。
そうやって、気に入った一節を、心に蓄えていくことによって、会話の話題も広がるし、知識も増えていく。様々な諸現象に対して、理解度が増していくと、小生は考えている。

僕の友人の一人は、「本屋=悪魔のダンジョン(迷宮)」説を唱えていた(笑)。
つまり、「ダンジョンから出てきた時には、手には、獲物がごっそり(=書物)。でも、なぜかゴールド(=軍資金)は減っている」という訳である(笑)。

さて、今度、先日会話した人に会った時は、この本をお勧めしようと思う。山内昌之氏の『イスラームと世界史(ちくま新書)』である。
世界史関係の本であるが、各章が短いので、気に入った文章がきっとあると思う。歴史関係の本を読みたいけど、何を読んだらいいのか迷っている方にも、お勧めである。
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