SSブログ

東京の友人の反応 [占畑書店]

東京の友人と、スカイプで、チャットをする。なにやら、小生の影響で、三国志を読み始めたそうだ。嬉しい限り。吉川栄治の『三国志』の第1巻を買ってきたそうだ。

吉川栄治の『三国志』は、日本で最も読まれた『三国志』関係の作品ではないだろうか。この本が書かれたのが、戦前ということもあり、少々浪花節的な書き方も目に付くか、日本人に非常に愛されている『三国志』である。この吉川版の『三国志』は、羅漢中の『三国志演義』を参考に、吉川自身の解釈も織り交ぜられている。演義と同じように、三国の蜀が、善役として描かれている。横山光輝の漫画、『三国志』も、この吉川英治版を参考に描かれたという。『三国志』ファンなら、1回は見たことがあるのではないだろうか。小生も、久々に再読してみようと思う。

また、秋田の友達から、北方謙三の『三国志』も薦められている。
本を薦めるのは難しい。音楽よりも、好き嫌いがはっきりわかるのが、本の趣味ではないのか。小生も、自分の好きな作家を薦めて、相手から見事に拒絶されたことがある。今はそうでもないが、小生にも、「この作家しか認められない」という時期があった。秋田の友人から、この北方謙三の『三国志』を以前も薦められたのだが、その時は、あまり色よい返事を返せなかったものだ。小生も、少しは大人になったので、今度は、彼の推薦を受けて、北方版の『三国志』にも、挑戦しようと思っている。
タグ:三国志
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。