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鳩山氏の不正献金問題について [政治や歴史の話]

不正献金を擁護する訳ではないが、自由民主党も民主党も、不正献金まみれだな。現実問題として、それ程資金力がないと、政治活動はできないということか。

今の政治家が、地盤や現金がたくさん詰まったアタッシュケースを受け継いだ「世襲議員」ばかりなのも頷ける。いくら志が高くても、資金的バックグラウンドがないと、政治活動はできないのだ、残念ながら。
志がなくても、議員になれるケースが多くなっているから、結局、売国行動に走る政治家が多くなる。それを見ている国民も、益々政治に関して無関心になっているという現状がある。故に、選挙によって、売国議員が淘汰されずに、益々悪が栄えるのだ。

さて、不思議なのは、あれ程、野党時代は、自由民主党の資金の不正な流れを罵倒しておきながら、同じことを自分達もやっていたこと。やっていたことは、別に驚かないが、もっと上手くやって欲しいよ(苦笑)。

流石に、今回のように、「自分の母親からの献金を全く知らなかった」という言い訳は通用しないよ。

元会計実務担当者からも何も聞いていなかった」と鳩山氏は言っている。多分、大嘘だろう(笑)。
ここで疑問なのだが、たまには、自分の政治資金の流れぐらい、会計実務担当者に聞いたりしないのだろうか(笑)。

ああいうことが起こると、「知らなかった」と発言するのは、自由民主党も民主党も一緒。
「不正献金があったら、議員を辞職せよ」と鳩山氏は言っていたと記憶しているが、今回はどうするのだろう。やはり、単なる議員の時は言いたいことが言えるが、立場が変わると、そうもいかないのだろう。

「自由民主党の膿を出し切るまで、民主党を批判するな」という意見もあるようだが、不透明な資金の流れは批判しなければ。今回批判の声が少ない気がするが。
今後は、もっと巧妙に政治資金収拾の裏工作をしてくるだろう。しかし、発覚した場合は、徹底的に批判するのが、マスコミの仕事だし、国民もしっかりと見ておかなければならない。
この問題は、風化しないように、当ブログでは、熱心に取り上げていく。

<鳩山首相>実母からの資金提供、法に照らし対応
(毎日新聞 - 11月30日 19:22)
 鳩山由紀夫首相は30日の参院本会議で、自身の資金管理団体を巡る偽装献金問題に関し、実母からの多額の資金提供について「仮に母親からの提供があったなら、検察の解明を待ち、法に照らして適切な対応をしたい」と述べ、「贈与」と認定されて税法上の問題が生じた場合は修正申告などを行う考えを示した。また、「(東京地検による)全容解明の暁には、私自身が改めて国民に説明すべきだと考えている」と話した。自民党の秋元司参院議員への答弁。
 首相は「『自ら説明すべきだ』との言葉は私自身痛切に感じている。しかし、全体像と実態を知っているのは元秘書で、検察の解明を待つ」とした上で、「母親から何も聞いてなかったので『親族からの資金提供はないと信じている』と言ってきた」と釈明した。進退については「司法判断を待ち、その結果に基づき首相としての使命を果たしたい」と述べ、現時点で辞任する考えはないとした。【影山哲也】

「捜査踏まえ国民に説明」=鳩山首相、辞任を否定-偽装献金
(時事通信社 - 11月30日 19:02)
 鳩山由紀夫首相は30日午後の参院本会議で、自らの偽装献金問題について「検察による全容解明がされた暁には、その結果を踏まえ、改めて国民に説明すべきだと考えている」と述べ、東京地検の捜査が一段落した段階で、国民向けに説明する考えを明らかにした。自民党の秋元司氏らへの答弁。
 秋元氏は、首相側が実母から多額の資金提供を受けていたことを取り上げ、「貸付金でなく生前贈与だ。脱税との批判は免れない。違法子ども手当だ」と批判。「潔く責任を取ることだ」と、進退をただした。
 これに対し、首相は「国民から負託された政府、内閣の使命を果たしながら、私に対する司法判断を待ち、その結果に基づき、首相としての使命を果たしたい」と語り、現時点では辞任する考えがないことを強調した。
 首相は偽装献金の原資について「私の個人資産だと信じていた」と説明した上で、実母からの提供資金が使われたとの指摘には「全く知らず、元会計実務担当者からも母親からも何も聞いていなかった」と述べた。
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