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バイクの質が下がるのは、本末転倒 [バリバリ伝説]

このニュースを見た時、最初は、「バイクが買い易くなる。ラッキー」と思ったが、冷静に考えてみた。
「ちょっと待てよ。『低価格の海外製部品の使用比率を高める』ということは、マシーンの不良リスクを高めることになり、結果的にユーザーが不利を被るのではないか」。

ホンダのバイクは、他社に比べて割高であるが、世界のバイクメーカーの中でも、最も故障が少ないメーカーだと言われている。ホンダのユーザーも、最初は割高ではあるが、初期不良品に当たったり、頻繁に修理を出したりするメーカーのバイクに乗るよりは、安心性を求めてホンダ車を買っているのではないか。
安くなっても、結局修理でお金を取られるのは、御免こうむりたいね。

ホンダ全二輪車値下げ…3年で10年前の価格に
(読売新聞 - 07月04日 03:04)
 ホンダは3日、国内で販売する二輪車の約45車種すべての価格を2000年当時の販売価格まで引き下げる方針を明らかにした。
 若者らの「二輪車離れ」に歯止めがかからないためで、全面改良や一部改良に合わせ、今後3年間で順次、値下げする。値下げ幅は、1~3割程度に達する見通しだ。
 値下げ幅は、定番モデルの「スーパーカブ50」(排気量50cc)の最も安いモデルで約4万円、中型スクーターの売れ筋車種「フォルツァ」(250cc)の最廉価モデルでは約12万円となる見込みだ。
 値下げに向け、人件費など製造コストが安いアジアで生産した二輪車の国内への投入モデルを増やすほか、低価格の海外製部品の使用比率を高める。さらに、新車の開発にかける時間を、現在の約2年から、1~1年半程度に短縮することで開発費を削減する。
 国内シェア(占有率)の約48%を握り業界トップのホンダの値下げ戦略は、販売不振に苦しむ他の二輪メーカーにも影響を与えそうだ。
 二輪車は、インドやタイなどの新興国では人気だが、国内では景気低迷や都市部の駐車場不足で、販売が低迷している。09年の国内の二輪市場は前年比27・1%減の38万777台で、ピークだった1982年の約329万台の1割強の水準まで落ち込んでいる。
タグ:バイク
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