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牝馬レースの主役、視界良し [今日のスポーツニュース]

小生が応援している福永祐一騎手に、非常に良い、強い馬が回って来たな。
怪我が一番の敵だろう。
多分、G1を数回は獲得するだろうな。

【競馬】最強レーヴディソールの唯一のライバルは?
スポルティーバ 3月7日(月)12時16分配信
新山藍朗
 勝つとは思っていたが、この勝ち方には驚かされた。桜花賞トライアル、チューリップ賞のレーヴディソールである。
 道中はじっと後方に待機して、直線で馬群の外に出し、少し気合いをつけるとあとはもう独壇場。ほとんど追うところなく、2着に4馬身差の完勝だった。
 時計も1分34秒5と優秀。直前に同じ条件で行なわれた古馬準オープン(1600万下)の勝ち時計(1分35秒0)をも上回った。前走のG1、阪神ジュベナイルフィリーズ(以下、阪神JF)からおよそ3カ月の休み明けで馬体重は10kg増えていたが、それがそっくりそのままパワーアップにつながったという印象だ。
 彼女のこの強さには主戦の福永祐一騎手も舌を巻いた。過去に、シーザリオやラインクラフトなど名牝の主戦を務め「牝馬の福永」と称される男でさえ、「これほどインパクトのある馬はいなかった」と絶賛。レース前、「今後、レーヴディソールに乗るレースは全部勝つつもり」と語っていた福永騎手の自信はさらに深まったのではないだろうか。
 これで、戦績は4戦4勝。しかもレースを重ねるごとに強くなるという印象で、無傷の桜花賞制覇はもはや確定的と言っても過言ではない。
 相手関係を見ても、阪神JF組を含めてこれまで戦ってきた馬の中に、ライバルと呼べるような存在はいない。
 例えば、今回のチューリップ賞で2着となったライステラスとの比較で見ると、阪神JFで3着だったこの馬とレーヴディソールとの当時の着差は1馬身半。時計にしてコンマ3秒だった。それが今回はコンマ7秒差の4馬身差。福永騎手が「最後まで鞭を使うことはなかった」と語るほど楽な競馬だったことを思えば、このクラスとの差はさらに広がったと言える。
 既成勢力では唯一、阪神JF2着後、クイーンCを勝利して勢いに乗るホエールキャプチャに成長力を感じる。とはいえ、彼女も好位からの差しタイプだけに、直線の差し比べでレーヴディソールの爆発力を上回るとは思えない。
 なにしろ、福永騎手に近い関西の競馬関係者がこう証言する。
 「彼は、ホエールキャプチャを含め、既成勢力が桜花賞で脅威になるとは考えていない。可能性があるとすれば、むしろ未対戦の馬と見ているようです」。
 つまり、レーヴディソールのライバルとなりえるのは未対戦馬。その一頭に挙げられるのは、牡馬相手のシンザン記念で3着と好走し、前走のエルフィンSを勝ったマルセリーナだろう。福永騎手自身、その能力の高さを認めているという。だがマルセリーナにしても、さらにスケールアップしたレーヴディソールを逆転するイメージは描きにくい。有力な2着候補といったところか。
 となれば、レーヴディソールにとって、桜花賞は自分との戦いだ。
 もともと競走馬は「走る馬ほど壊れやすい」と言われる。レーヴディソールもすでに「名牝」という声がかかるほどの器だけに、この宿命と無縁ではない。
 まして彼女は、馬体が硬く、それが出遅れ癖につながったという欠点があった。加えて、最後が切れすぎるだけに、脚元にかかる負担も小さくない。事実、彼女が頭角を現した頃から、関係者の間には「あれで脚元はもつのか」という不安が囁かれていた。2戦目のデイリー杯で主戦となって以来、福永騎手が常に注意を払ってきたのも「いかに馬を傷めないか」だった。
 それでも、その不安は少しずつ解消されつつある。チューリップ賞では出遅れ癖は完全に陰を潜めていた。それゆえ、脚元に必要以上に負担がかかる、後方からの極端な競馬をする必要もなかった。福永騎手や陣営にとって、これほどスムーズな競馬が出来たことが、チューリップ賞での最大の収穫だろう。
 桜花賞へ、さらにはその先のG1へ向けて、死角は見当たらない。ファン待望のダービー出走さえ、現実味を帯びてきた。
タグ:競馬
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