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今シーズンを展望する [サッカーダイジェスト]

先週の出来事になるが、3月2日から、今シーズンのJリーグが始まった。今シーズンも、ダイジェストニュースを中心にJリーグを見て行きたい。
『週刊サッカーマガジン』1446号の特集は、2013年のJリーグの展望であった。
その中で、過去5年間のデータによれば、「J1昇格組は、開幕5試合で、勝ち点5を取らないと、降格する」という。過去5年間で、14チームが昇格し、8チームが残留している。

3月2日、3日のJ1の試合のダイジェスト映像を見て、今シーズンの各チームの感想を述べてみたい。

サンフレッチェ広島
優勝チームへのマークが厳しくなる中、佐藤寿人が封じられた際の攻撃の更なるオプションが必要か。

ベガルタ仙台
選手層の薄さは、ACL参戦はマイナスに働くかもしれない。手堅いチームではあるが、優勝は厳しいかもしれない。

浦和レッズ
柏木と原口の活躍で、昨シーズンの王者広島を撃破。大型補強した選手がペトロヴィッチの戦術にフィットすれば優勝の可能性は高まる。ただ、ペトロヴィッチ監督は、守備面の整備は苦手な監督だけに、勝てなくなった時のリカバリー面が心配。

横浜Fマリノス
昨年は堅守で上位に来たが、ディフェンスラインが、対湘南戦では、湘南の快速フォワードに振り切られるシーンが。五輪を経験した斎藤学のドリブル力は相手チームの脅威。対湘南戦で、1ゴール1アシスト。ベテランフォワードのマルキーニョスの決定力は、やはり侮り難し。

サガン鳥栖
昨年、上位躍進の原動力となった、チーム全体の運動量は健在。鹿島に先制されたものの、エース豊田の決定力で引き分けに持ち込むあたり、今シーズンもハードワークで上位進出を狙う。全員守備と全員攻撃、豊田の決定力がチームの生命線と見た。

柏レイソル
新戦力のクレオがいきなり2得点と結果を出した。フォワード陣は、高さのあるクレオ、左足のシュートが強烈な田中順也、ユース出身で抜け目の無い点取り屋の工藤壮人と、良い人材が揃っている。レアンドロ・ドミンゲスとジュルジ・ワグネルも健在。優勝を狙えるチームだと思う。個人的には、中盤の茨田あたりが、日本代表候補になるぐらい成長して欲しい。

名古屋グランパス
Jリーグ屈指のタレント集団も、不安定な戦いが続いている。攻撃陣が爆発し、楢崎を中心とした守備陣で勝ちきる戦術。しかし、その攻撃陣が沈黙すると、パワープレイしかオプションがないのが気になる。

川崎フロンターレ
風間監督のサッカー哲学は確かに面白い。但し、FCバルセロナのような、高いポゼッション力で試合をコントロールし、相手を圧倒するというサッカーがチームに浸透するのは相当に時間がかかることを覚悟しなければならない。数シーズン、上位進出は望めないかもしれないが、チーム一丸でそのサッカーに没頭し、そのサッカーに適した人材をJリーグ内外から数年かけて求めるぐらいの気概と忍耐が、チーム及びサポーターにあるかどうか。

清水エスパルス
大前元紀の穴をどう埋めるか。Jリーグで結果を出していたバレーの活躍は必須。ただ、高木俊幸、石毛秀樹、河井陽介等、チームは若い人材が豊富なだけに、伸びしろは大きい。

FC東京
個人的には、ミッドフィルダーの陣容の豪華さが気に入っている。快速の石川直宏、ベテランのルーカス、新加入の司令塔の東慶悟、展開力に長けた長谷川アーリアジャスール、日本代表に定着しつつある高橋秀人、堅守が武器の米本拓司。フォワードに目を向ければ、渡辺千真の決定力は相変わらずだし、日本復帰の李忠成の活躍にも期待。

大宮アルディージャ
昨年末、チームバランスが良くなり、残留を決めた。対清水戦では、終盤に追いつかれたが、安定感は昨年よりも高そうな印象である。

セレッソ大阪
新エース柿谷の活躍で、開幕スタート発進。18歳の南野らがスタメンに入るなど、若手主体のチームが勢いに乗れば、上位に来る可能性は十分にある。

アルビレックス新潟
センターバックが2枚とも変わったのは、堅守で勝機を見いだすチームにとって痛手。ディフェンスラインの水漏れが酷いとリーグ戦の序盤早々から降格候補になってしまう。

ヴァンフォーレ甲府
昨シーズン、J2を制した甲府。絶対的エースであったダヴィが鹿島に移籍したのは痛い。J1で生き残る為には、攻撃の要を失ったことで、まず得点よりも失点しないという、より緻密なサッカーが求められる。城福監督の手腕に期待。ただ、昨シーズン2位の仙台と引き分けたのは大きいと思う。

湘南ベルマーレ
センターフォワードのキリノの突破力はJ1でも十分に通用すると見た。ただ、J2とは違い、ある程度の守備力がないと、折角得点を挙げても、それ以上の失点をしてしまっては、勝ち点は積み重ねることは難しい。降格争いに巻き込まれるのはほぼ確実と見た。

大分トリニータ
昇格組は、まずスタートダッシュを切って、有利な立場でリーグ戦を戦っていくのが理想である。キーパー絡みの不用意な失点は頂けない。引き分けの勝ち点1が、残留には重要。こういう試合が続くようだと、降格は免れられないだろう。
タグ:サッカー
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