SSブログ
サッカーダイジェスト ブログトップ
前の30件 | -

川島永嗣の真実(3) [サッカーダイジェスト]

「イタリアに秘訣があるとすれば優秀なGKコーチがたくさんいるということ」
 イタリアはGK大国。ブッフォンは代表引退を表明したが、マッティア・ペリンやジャンルイージ・ドンナルンマなど、脈々と受け継がれている伝統を継ぐものは今後も出続けていくだろう。日本がGK大国になる為には何が必要なのだろうか? 2人にはその点についても尋ねてみた。

 マルケジャーニ:「それについては、一朝一夕で解決出来るものではない。時間と忍耐が必要。まずは指導者が育ってこないと。そして彼らから選手がみっちり子供の頃から、日々進化していく守護神の技術を教え込まれて行かないと。暫く経って、成果が出てくる話だと思う。イタリアに秘訣があるとすれば、その部分。優秀なGKコーチが沢山いるということ。あのブッフォンもパルマからユーヴェに移って更なる成長を果たした。その影にはGKコーチのクラウディオ・フィリッピの力があったことは言うまでもない。まずは、『良い導き手』を作り出すことだ。つまり、『近道はない』ということ」
 アメーリアもまた同様の意見を持っていた。
イタリアには確かに多くの優秀なGKコーチがいる。一つ提案なんだが、日本のクラブは、彼らの内の何人かを雇ってみたらどうだろう? あるいは、若いコーチをイタリアに派遣して勉強させても良い。同時に優秀なGKは、レギュラーを失うリスクを恐れずに、積極的に欧州の主要リーグ(例えばプレミアリーグ、セリエAなど)で自分の力を試してみることだろう。そして引退後は、そこで得た経験を後進に伝えていく。それを繰り返していくしかない」

「ぜひ4年後のカタール大会まで頑張って欲しい」
 最後に、マルケジャーニが面白い話をしてくれた。彼は、「川島は決して悲観することはない」と言うのだ。元ラツィオの守護神が語る。
 「今回の川島を見て、私は1978年アルゼンチン大会のディノ・ゾフのケースを思い出していた。あの大会、アッズーリは4位に終わるが、2次リーグの最後と3位決定戦での彼のプレーが非難の的になった。特に、オランダとの三位決定戦では、遠目からの2本のシュートに全く触れることの出来なかったゾフに厳しい声が集中した。最も、今見ると、2本とも彼の責任では全くないシュートだけれどね(笑)。当時、ゾフは36歳。その大会を最後に代表から引退しようと考えていた。ところが、その不当な非難を受け、彼の闘争心は再び燃え上がったというんだよ。彼は代表でのプレーし続けることを決め、1982年スペイン大会、40歳でキャプテンとしてチームを引っ張り、イタリアを優勝へと導いたんだ。特に、準決勝のブラジル戦で見せたスーパーセーブは今でもイタリアでは語り草になっている。永嗣は今35歳だって? まだやれるよ。もし彼の中にまだ熱いものが残っているなら、私はぜひ4年後のカタール大会まで頑張って欲しいね。そう、屈辱を4年後の栄光に繋げた偉大なGK、ディノ・ゾフのように
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

川島永嗣の真実(2) [サッカーダイジェスト]

「もしあそこでスーパーセーブが出ていたら」(アメ―リア)
 もう一人の論客、マルコ・アメーリアも、「川島がロシアで犯した決定的なミスは2つだけ」と言う。クラブではリヴォルノ、ミランなどでプレー。アッズーリでは、2005年~2009年まで活躍しキャップ数はマルケジャーニと同じ9。2006年ドイツW杯では、ジャンルイージ・ブッフォンの控えとしてイタリアの史上4度目の世界制覇を影でサポートした。彼もマルケジャーニ同様、現在は解説者として活躍している。
 アメーリアが付け加える。
ルカが挙げた2つに加えて、もう少し厳しく見るなら、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦、敵の追撃弾となったゴールへの対応で、もう少し何か出来たかなとは思う。最も、ヤン・フェルトンゲンのヘディングはゴールを狙って打たれたものではなかっただろう。とにかく中央に折り返し、誰かがそれを押し込んでくれたら良いという感じに見える。ただ、その時の永嗣のポジションを見ると決して理想的なものではない。一概に何処とは言い難いが、次のプレーを事前に読み、ポジションを変える。技術というより経験によって少しずつ培われていく能力だ。彼ほど国際経験の豊富なGKなら、あの場面でもう少しその能力を発揮して貰いたかった。もしあそこでスーパーセーブが出ていたら、ベルギーも精神的に追い込まれていっただろう。そういう意味では勝敗を分けたプレーの一つだったとも言える」

「高さがなければ『特別な武器』を常に進化させていく必要がある」
 世界の守護神の高身長化が進む中で、やはり日本のGKは高さでどうしても劣る部分がある。この「高さ不足」の側面について2人はどう考えているのだろうか。
 アメーリアの意見はこうだ。
「勿論、高さがある方が助かるよ。後は、手足の長さも。腕を広げた時、ゴールを覆うイメージが強くなれば、シュートを打つ敵へのプレッシャーも大きくなる。後は、単純に、コーナーやFK等のセットプレーの時は高さが大きな武器になる。もしそれがない場合は、俊敏さ、それからさっき言ったポジショニングセンスあるいは次のプレーを読む能力、そういった『特別な武器』を持ち、それらを常に進化させていく必要がある」
 マルケジャーニの意見はどうだろう。
「高さが役に立つこともある。ただ、必ずしもそうだと言い切れないのは、例えば低いボールへの対応などハンディキャップとなる部分も備えているからだ。私はGKの理想というのは、バランスだと思う。勿論、背が高く俊敏で足技に長けていたら、それに越したことはない訳だが
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

川島永嗣の真実(1) [サッカーダイジェスト]

元イタリア代表GKが川島のパフォーマンスを分析「技術的なミスは2つのみ」
SOCCER KING 7/25(水) 18:06配信
 称賛と非難、大手柄と大失敗、天国と地獄。ゴールキーパーとは、その狭間を常に漂い続ける何とも難儀な職業である。先日終了したロシア・ワールドカップにおいて、4試合フルタイムで日本代表のゴールマウスに立ち続けたエイジ・カワシマ(川島永嗣)もまた、自身が担う役割の難儀さを改めて痛感したGKの一人だったろう。
 今改めてそのプレーを見返してみると、確かに川島のポテンシャルを考慮に入れるなら、ベスト16に進出し、強国ベルギーを最後の最後まで苦しめた今回の日本代表を彼のプレーがもう少し助けられたのでは。そんな印象をどうしても持ってしまう。ただ、ミスを犯したのは彼だけではない。あのリオネル・メッシもクリスティアーノ・ロナウドも、それぞれ大事な場面でPKを外したではないか。フランスを20年ぶりの世界制覇に導いた名手ウーゴ・ロリスにしても、決勝戦という大舞台でクロアチアのマリオ・マンジュキッチに見事なアシスト(!?)を提供している。彼にとって幸運だったのは、あのミスが勝敗を分けるものではなかったことだ。もしあのミスで決勝戦の勝者と敗者が入れ替わっていたら。ロリスは一生、あのミスの悪夢から逃れらなくなっていたに違いない。

「GKのミスというのは元来目立つもの」(マルケジャーニ)
 川島のロシアでのプレーを分析するのに、私は2人の友人に助けを求めた。いずれも、世界で最も難儀な職業のひとつである代表GKの役を、「GK大国イタリア」という看板を背負いながら担ってきた人物たちである。一人目は、ルカ・マルケジャーニ。セリエAではラツィオ、キエーヴォなどでプレー。代表では、主にジャンルカ・パリュウカのサブとして、1992年から1996年まで通算9試合に出場している。現在は、テレビ解説者として独特な視点からの分析が視聴者に好評だ。
 そのマルケジャーニが言う。
今回のW杯において川島が見せた技術的なミスは、2つのみだと思う。一つ目は、コロンビア戦、フアン・キンテーロのグランダーのFKをゴールにしてしまったこと。二つ目は、セネガル戦の中途半端なパンチングによる失点だ」
「まず、コロンビア戦のケースから解説していきたいと思う。シュートは壁の下を通っている。弾道が見えにくくなっていたことには同情するが、キンテーロがシュートを打った瞬間、そのことも予想しながらもう少し早く始動するべきだった。また、その後の動きももう少し迅速にできたのではないかと思う。確かに不運な面もあったが、代表GKならやはり止めてほしいゴールではあった」
「次にセネガル戦での失点だが、キャッチにいくかパンチングにいくか。それはGKそれぞれの考え方だ。ただ、いずれにしろ川島はもう少しアグレッシブにボールに向かっていくべきだった。GKはエリアの中では守られている存在だ。たとえ、寄せてきていたサディオ・マネとの接触があったとしても、レフェリーは敵のファウルをとる可能性が高い。私なら、マネの動きが目に入っていたとしても、もっとずる賢くブロックを作るような形でキャッチ、あるいはパンチングにいく。それで衝突しても歩があるのはGKの方だ」
「GKのミスというのは元来目立つものだが、今大会の川島には好セーブも何本もあった。セネガル戦の38分のセーブ、あるいはベルギー戦で再三見せた好守備。彼が防いだ失点は決して少なくなかった」
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

川口能活の良い話(3) [サッカーダイジェスト]

2018.07.05
私が語る「日本サッカー、あの事件の真相」第7回
出番のない「第3GK」として招集されて~川口能活(3)
「『南アW杯のゴールを守れない悔しさ』が、今も川口能活のエネルギーに」
 2010年6月11日、南アフリカW杯が開幕した。
 日本は6月14日、グループステージ初戦のカメルーン戦に臨んで1-0で勝利した。4-1-4-1のシステムが機能し、本田圭佑が決めた虎の子の1点を守り切って待望の勝ち点3を獲得したのである。
「(カメルーンに)勝ったことは、本当に嬉しかった。大会本番では(選手の)コンディションが最も重要になるのですが、それが、プランどおりに調整できていた。南アフリカは冬で、気温が低いのもあって、皆、結構動けていたんです。これなら『何とかなる』と個人的には思っていました。
 それに皆が、指揮官が(自信を持って)示す『ベクトル』を信じてプレーしていた。僕らは分からなかったけど、岡田(武史)監督にはこうなることが見えていたんだと思います」
 日本はその後、第2戦のオランダ戦を0-1と惜敗するも、第3戦のデンマーク戦を3-1と快勝。周囲の不安を払拭し、劣勢と見られていた前評判を覆してグループリーグ突破を決めた。
「第3GK」「チームキャプテン」という特殊な役割を担って代表入りした川口能活は、その間のチームをどう見ていたのか。更に、選手達にはどんな変化が見られたのだろうか。
「(サブ組の選手で言えば)変わった選手もいれば、納得できずにいた選手もいた。それでも、チームが勝ち上がっていくにつれて、皆が同じ方向を向いて戦っていくようになりました。
 そうなれたのは、やっぱり勝利が大きかったんですが、自分はサポートメンバーがいたことも大きかったと思っています。永井(謙佑)、香川(真司)、酒井(高徳)、山村(和也)の4人がいたんですけど、彼らはこのチームから”代表チームの振る舞い”を吸収するので、23名の選手皆が(自分のことで)腐っていたり出来ないんですよ」
 サポートメンバーの4人、中でも香川は、実際に本大会でプレーしてもおかしくない選手だった。そうした若手の前で、無様な姿を見せる訳にはいかない、そんなプライドが、代表23名の選手全員にあったのだろう。
 決勝トーナメント1回戦。パラグアイ戦は、PK戦の末に惜しくも敗れた。
 試合後、多くの選手がピッチに座り込み、涙に暮れていた。そうした状況の中、川口は涙を見せることなく、ピッチで戦った選手達に水を渡すなど、普段通りの仕事を最後まで全うした。
「試合が終わって、W杯が終わっても、感傷的にはならなかったですね。ベスト16の余韻に浸ることもなかった。この大会での自分の役割は分かっていましたけど、やっぱり選手は試合に出てなんぼ、じゃないですか。終わった瞬間、(所属の)ジュビロ磐田に帰って、レギュラーポジションを奪い返すことしか考えていなかったですね」
 川口の周囲には、同じ思いを持つ選手が沢山いた。中村俊輔は大会中から、大会後にステップアップするために必要なことをずっと考えていた。中村憲剛も早くチームに帰ってプレーしたいと、すぐに気持ちを切り替えていた。楢崎正剛も、稲本潤一も、まったく同じ考えだったようだ。
 しかし、彼らはW杯期間中、不満な姿勢や言動を一切見せなかった。ただ只管、献身的にチームをサポートしていた。それは、極めて「プロフェッショナル」な姿勢だったと言える。
 川口も、時には気持ちが折れそうになったり、難しい表情を浮かべてしまう時があったりしたが、全て飲み込んでいた。南アフリカW杯における日本の快進撃は、こうしたベテラン選手達の「献身」と「想い」によって実現したことを、どれ程の人が理解しているのだろうか。
「我慢というか、自分の役割に徹することが出来たのは、やっぱりドイツ大会の二の舞を演じてはいけない、という気持ちが強かったからだと思う。あの大会は(自分も)31歳で、経験も積んで一番体が動いていたし、アジアカップから最終予選までずっとゴールマウスを守り続けてきたので、自分の中で期するものがあった。メンバーも素晴らしい選手ばかりでした。でも、オーストラリア戦の敗戦でチームはまとまり切れず、結果も出なかった。
(南アフリカW杯のときは)そんなドイツ大会のような悔しい思いは、もう二度としたくないと思っていましたからね」
 川口はそう言うと、少し間を置いてこう続けた。
「南アに自分が呼ばれたのは、そういう経験もあって『チームをまとめてほしい』ということだったと思います。でも、結果が出なければ、僕が行った意味がなくなってしまう。2010年大会は、自分にとって”最後”という覚悟もあったので、チームに何かを残したいと思ってやってきた。そして、幸いベスト16という結果が残せました。
 ただ、選手としてはどうなんだろう。何も残せていない。やはり、ゴールマウスを守れなかった、その悔しさがずっと自分の中に残っていました」
 そう語る川口の厳しい表情を見ていると、大会中、本当はとても苦しい状態にあったことが良く分かる。だが、それに耐えられるだけの、逞しい「人間力」が彼には備わっていた。
 若い頃は、高みを目指すが故、沸き上がる感情を抑え切れずに周囲と頻繁に衝突し、まるで尖ったナイフのような存在だった。それが、数々の修羅場を経験し、海外でもプレーすることによって角が取れて、チーム全体を俯瞰できる存在になった。
 岡田監督が川口を抜擢した理由は、そうした人間力にあったような気がする。その気持ちの強さを知り、どんな状況にあっても耐えてリードしてくれると思ったからこそ、チームキャプテンに指名したのだろう。
 川口は、2010年南アフリカW杯において、日本代表にとって替えの効かない不可欠な存在だったのだ。2002年日韓共催W杯でチームのまとめ役を果たした中山雅史や秋田豊のように、である。いや、大会直前のチームの不穏なムードを考えれば、それ以上の存在だったかもしれない。
「日本がW杯に出場できるようになって、これまで歴史を重ねてきましたが、やっぱり大事だなと思うのは、チームに影響を与える選手がいるかどうか、だと思うんです。選手としてのプライドを持って、チームの為に犠牲になれる選手。そういう選手がチームにいることが、日本代表が(W杯で)勝つための重要なポイントだと思います。それは、これからも変わらないと思います」
 南アフリカW杯では、その「特命」を川口が引き受けた。それは、ケガでリーグ戦に出場していない、という負い目もあったからだろう。そこに付け入る岡田監督は、ある種の「策士」であったと思う。
 そういう意味では、川口が所属のジュビロで万全な状態でプレーしていたら、どうなっていただろうか。「第3GK」「チームキャプテン」と言われて招集された場合、南アフリカに行っただろうか。
「う~ん、難しい。そういうことは考えたことがなかった。ケガしていなかったら、『第3GK』と言われたらどうかなぁ。選手としてのプライドもあるし、「第3」というのはすごく難しい。でも、『川口の力が必要だ。今は「第3GK」だけど、競争だ』と言ってくれたら、行くでしょうね」
 南アフリカW杯が終わってジュビロに戻った川口は、8月7日のモンテディオ山形戦で、ほぼ1年ぶりとなるリーグ戦出場を果たした。その後、2013年に9年間在籍したジュビロを退団。J2のFC岐阜を経て、現在はJ3のSC相模原でプレーしている。
 川口が現役を続ける理由はいくつかある。
 ひとつは、イングランドのポーツマスFCでプレーしていた時、デーブ・ベイセントという44歳のGKが若手に指導しながら、彼自身も現役として溌剌としたプレーを見せていたことだ。その姿を見て「GKは何歳になってもやれる」ことを痛感し、現役生活を長く続けていくことの勇気をもらった。
 そしてもうひとつ、最大の理由は南アフリカW杯の経験にあるという。
「4回目のW杯、「第3GK」で「チームキャプテン」としての、一つの結果は出せた。でも、ゴールマウスを守れなかった。ピッチに立って、勝利を勝ち取ることができなかった。その悔しさが、選手を続ける為のエネルギーとなって、今も自分の中に残っているんです」
 昔も今も変わらない、サッカーへの情熱を燃やし続ける川口の姿がそこにあった。
 2018年ロシアW杯。川口が代表から離れて2回目のW杯が行なわれている。その喧騒の中、川口は42歳になった今も、日本代表への道を諦めていなかった。
「まあ、実際は(今の所属先が)J3ですからね。J1でプレーしている選手が(代表に)選ばれるのは当然ですから、厳しいのは承知しています。
 でも、現役である以上は、代表は目標とする場所。日本代表に招集されることは名誉なことですし、今思い返しても、本当に素晴らしい時間を過ごせた。それを経験しているからこそ、簡単には止められないし、(自分が)止める姿も見えない」
 川口はそう言って笑った。
 そして、若き日と同じギラギラとした野心を瞳の奥に輝かせて、こう続けた。
「僕は、諦めが悪いんで」
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

川口能活の良い話(2) [サッカーダイジェスト]

2018.07.03
私が語る「日本サッカー、あの事件の真相」第7回
出番のない「第3GK」として招集されて~川口能活(2)
「川口能活が語る南アW杯。レギュラー剥奪された選手もグッと堪えた」

 南アフリカW杯の日本代表メンバー23名の中に入った川口能活だが、岡田武史監督から指定されたポジションは「第3GK」であり、「チームキャプテン」としてチームをまとめるという、非常に難しいミッションを託された。
 それでも、およそ1年4カ月ぶりに合流した日本代表は、やはり「特別だ」と感じられる場所だった。
「チームに合流した時は、嬉しかったですね。代表を外されてから、悔しさを噛み締めつつも、自分が招集された時の為に、このメンバーと一緒に戦う際にはどうしたら良いか、ということをシミュレーションしながら、テレビで試合を見ていましたから。だから、合流しても違和感はなかったし、逆に(代表から)少し離れていたことで、新鮮に感じられました」
 その一方で、川口は岡田監督からのミッションを果たすべく、選手たちにどう対応すべきか、少し悩んでいた。脳裏に浮かぶのは、過去に3度経験したW杯において、唯一結果が出て、成功したと言える2002年の日韓共催大会のことだった。
「日韓共催W杯のときは、中山(雅史)さんや秋田(豊)さんが、ベテランとして上手くチームをまとめていました。日本が勝つ為には、そういう選手が絶対に必要だと思っていました。ただ、僕は中山さんや秋田さんのようなキャラじゃない。中山さんのように笑いが取れる訳ではないですからね。
 それで色々と悩みましたが、(自分は)特別なことはできないので、自分は自分らしく、練習を100%でやった。試合に出る為の準備や姿勢をしっかり見せて、若い(本田)圭佑や(長友)佑都らに声をかけたりして、(皆が)良い雰囲気でプレーできるように心がけました」
 しかし、チームの雰囲気は決して良くなかった。4月の親善試合でセルビアに完敗を喫し、壮行試合となる日韓戦でも0-2と敗れた。川口は自らが代表にいた時とは明らかに違う空気をチーム内に感じていた。
「僕が合流した時は、親善試合で勝てない試合が続いて、チームに余裕がなかったですね。プレーの中でのズレもあった。皆、言いたいことがあるのに何も言えない、といった感じでした。
 たぶん、僕が(チームに)入る前からそういう感じだったんだと思います。(W杯メンバーの)選考の最中では、中々言いたいことも言えないし、要求も出来ないですから。そうして積み重なってきたものが、チームの雰囲気に出ていました」
 そうして、暗いムードのまま、チームは合宿地となるスイスに向かった。
 現地での練習2日目、チームのシステムが4-2-3-1から、阿部勇樹をアンカーに置く4-1-4-1に変更された。ピッチ内には、「エース」である中村俊輔の姿はなく、GKも楢崎正剛から川島永嗣に代わった。
「ここにきて、シュン(中村俊輔)や正剛を外すのかって驚きが、チーム全体にありました。僕もそう思いました。当初は、永嗣の起用も(大会前の)テストマッチ用だろうと思っていたし、阿部ちゃんのアンカーも、オプションの一つだと思っていて、まさかこのまま行くとは思っていなかった。あれは、岡田さんの『賭け』だったと思います」
 大会直前の選手を含めたシステムの大幅な刷新は、流石にチーム内に大きな動揺を生んだ。チームが揺れる中、危うい空気を察した川口は、その日の夜、宿舎で選手だけのミーティングを開いた。
「皆、言いたいことも言えず、(色々なものが)溜まっていた。ガス抜きじゃないけど、(選手だけのミーティングを開いて)お互いに意見をぶつけてみれば、まとまるかなと思ったんです。
 ミーティングの最後に(田中マルクス)闘莉王が『俺らは下手くそなんだから、気持ちを出して、泥臭くやるしかないんだ』と言ったんですが、そのときにチームがまとまったかというと、そこまでには至らなかった。まだチームが変わり始めたばかり。雰囲気はそれほど変わらないまま、(その日のミーティングは)終わった感じでした」
 それから3日後、チームは大幅に刷新されたメンバーとシステムでイングランドとのテストマッチに臨んだ。さらに、キャプテンも中澤佑二から長谷部誠に代わった。その後に行なわれたコートジボワール戦も同様だった。
 その結果、それまで主力だった選手の多くがピッチから離れることになった。だが、意外にもチームの雰囲気は悪くならなかった。レギュラーの座を奪われた選手達が、献身的にチームを支えていたからだ。その姿を見て、川口は心が震えたという。
「レギュラーメンバーの入れ替えがあると、チームはすごく難しくなる。自分が中心でやってきた選手からすると、受け入れ難い状況だと思いますから、どうしてもギクシャクしてしまう。それは、選手の心理として、当然だと思うんです。
 でも、あの時はそうはならなかった。正剛とは特に話はしなかったけど、同じGKだし、(楢崎の)気持ちは痛いほど分かった。大会前に代えられるのは本当に辛かったと思うけど、しっかりとセルフコントロールしていた。
 シュンも内心では『なにくそ』と思っていただろうけど、そんな態度は一切見せなかった。あのチームは元々シュンのチームだったから、本当に(気持ちを整理するのは)大変だったと思うけど、自己犠牲の精神でチームを支えていた。日本代表チームの一員として見せた、あそこでの姿は本当に立派でしたね」
 南アフリカのベースキャンプ地であるジョージに入ると、川口は中澤、楢崎、中村らと「散歩隊」を作って、広いゴルフコースを歩いた。そして、食事のテーブルには、主力からサブに転じた選手達が自然と集まるようになっていた。
 そこで、川口は誰もがストレスをためないように振る舞った。練習でも、いつも以上に全力でやることを心がけ、サブとなった面々を引っ張っていった。一方で、若くしてレギュラーの座を掴んだ本田や長友には、「思い切ってやれ」と積極的に声をかけた。
 劇的に変化し続けるチームであっても、その士気が落ちることはなかった。岡田監督の期待どおり、川口はチームのまとめ役を果たしたのだ。
 ジョージに入って数日後、川口は岡田監督に再び部屋に呼ばれた。
「選手はどうだ?」
 岡田監督にそう訊かれて、川口はこう言った。
「動きは良くなっていると思います」
「(テストマッチのコートジボワールとの)試合を見て、どう思った」
 岡田監督からそう質問されると、こう答えた。
「ちょっと相手が強かったのもありますが、結果が出ていないので、そこでの不安はあるかもしれません」
 イングランドに1-2で敗れた後、コートジボワールには0-2で負けた。とりわけコートジボワール戦は、相手に一方的にやられて、内容的には0-2というスコア以上に何もできなかった。
だが、岡田監督は自信ありげにこう言い返した。
「そうか。でも、俺は手応えを感じているんだよね」
 合宿地のスイスにいた時とはまるで違う岡田監督の表情を見て、川口は驚いた。岡田監督は何か達観したような、落ち着いた表情をしていたのだ。
「スイスでメンバーを切り替えた時点では、選手の組み合わせやコンディションなどを含めて、(岡田監督には)メンバーにまだ迷いがあるようでした。そしてその後、イングランドに負けて、コートジボワールにも負けて、僕はこのままじゃあ、正直きついなって思っていた。
 でも、(コートジボワール戦後に)岡田さんの部屋で話をした時は、(岡田監督自身)色々なことが吹っ切れていて、手応えをつかんでいる様子でした。『もう、これでいく』と覚悟を決めていたんだと思います。『やれる!』という自信に満ちあふれていましたね」
 大会前、最後の練習試合となるジンバブエ戦を終えると、その翌日はオフとなった。
「とにかく、休め。ゴルフでも、何でも良いから、リラックスしろ」
 選手達に向かってそう言った岡田監督の表情に、川口はこれまでにない余裕を感じた。
 指揮官の自信は、選手達に伝播していくものだ。
 ひょっとしたら、この大会、イケるかも――。
 南アフリカW杯の初戦となるカメルーン戦の決戦前夜、川口はそう感じていた。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

川口能活の良い話(1) [サッカーダイジェスト]

お久しぶりです。久々にブログも頑張ろうと思います。

2018.07.01
私が語る「日本サッカー、あの事件の真相」第7回
出番のない「第3GK」として招集されて~川口能活(1)
「南アW杯のメンバー入りは絶望。そのとき突然、川口能活の携帯が鳴った」

「ゴールキーパー。楢崎、川島、川口」
 2010年5月10日、南アフリカW杯に臨む日本代表メンバー23名が岡田武史監督から発表された。
 川口能活(かわぐち・よしかつ)の名前が呼ばれた時、会場がざわついた。
 何故、川口が。
 当時、川口はジュビロ磐田に所属していたが、2009年9月、京都サンガ戦で相手選手と衝突して全治6カ月の重傷を負っていた。2010年シーズンが開幕してからも、そのケガはなかなか完治せず、川口は1試合も出場することなく、戦列を離れていた。
 そうした状況にあっての川口の選出は、まさに「サプライズ」だった。
 岡田監督は会見の中で、川口選出の理由をこう述べた。
「『第3GK』という難しいポジションだが、(川口の)リーダーシップに期待している」
「第3GK」、「リーダーシップ」。
 テレビ画面の向こう側から聞き慣れない言葉が、川口の耳にとび込んできた。
 これまで1998年フランス大会、2002年日韓共催大会、2006年ドイツ大会と、3度のW杯を経験してきた川口。フランス大会とドイツ大会では、正GKとしてプレーした。
 だが、今回はプレーヤーとしての役割を求められていない「空気」を感じた。川口にとって4度目のW杯となる南アフリカ大会は、これまでとは大きく異なる大会になりそうだった。
 当時、W杯メンバーのGK枠は、楢崎正剛と川島永嗣がほぼ当確。残り1枠は、2010年1月の鹿児島・指宿キャンプに招集された西川周作が有力、という状況にあった。
 そんな中、川口は前年の負傷以来、開幕したリーグ戦で1試合も出場機会がなく、ベンチ入りさえしていなかった。それでも、W杯メンバー発表直前にプレーできる姿を見せようと、準備を重ねていた。
 そして5月9日、代表メンバー23名が発表される前日、やっと実戦復帰の目途が立った川口は、練習試合に出場する予定だった。その試合には、日本代表の加藤好男GKコーチが視察に訪れ、川口の家族も見に来ることになっていた。しかしその直前、右足の内転筋に張りが出て、試合出場を急遽回避した。
「『あぁ~、これでW杯(出場)がなくなったな』と思いました。それまで、リーグ戦に1試合も出ていなかったんですが、練習試合でもプレーできるところを見せられれば、少しは可能性が出てくるかな、と思ったんですけど。(練習試合にも出場できず)これでもう、99.9%(メンバー入りは)ダメだなって思いました」
 練習試合が始まる前、夫人に「試合には出ないから、家に帰る」と連絡した。気持ちが落ち込んで、家にいると落ち着かないため、気持ちを切り替えようと、家族で外食に出掛けた。
 そのとき、川口の携帯電話が鳴った。東京の「03」から始まる発信番号が画面に映し出されていた。川口は「誰だろう?」と思って電話に出た。
「ヨシカツか? 俺だよ」
「え? すみません、誰ですか?」
「俺だよ、岡田だよ」
 日本代表の岡田監督からだった。岡田監督が話を続ける。
「今日、ケガをして(練習試合に)出られなかったようだけど、調子はどうだ?」
「内転筋がちょっと痛いですけど、治れば(プレー)できます」
 川口はそう答えた。その直後、岡田監督はこう言った。
「そうか。実はおまえを(W杯の)メンバーに入れようと思っている」
 その言葉を聞いて、川口は返事に窮した。そしてそのまま、岡田監督の打診に即答することなく、一度電話を切った。
 このとき、川口が躊躇、逡巡したのは、23名の代表メンバーではなく、サポートメンバーとしての打診だと思ったからだ。リーグ戦に1試合も出場していない選手を、23名の選手として考えているとは、とても思えなかったのだ。
 しかし、試合に出られないサポートメンバーであっても、監督に呼ばれた以上は、行くべきなのか。川口は、家族は勿論、恩師や友人らにも連絡し、「どうしたら良いと思うか?」と相談した。
 すると、夫人をはじめ、相談した全員が「(監督に)必要とされているなら、行くべきだ」と答えた。そうして背中を押された川口は、日本代表として戦う決意を固め、最初に連絡を受けてから3時間後、岡田監督に電話を入れた。
「監督、是非連れて行って下さい。宜しくお願いします」
 川口がそう言うと、岡田監督は「そうか、分かった」と答えた。
「ただ、一つ聞いても良いですか。自分はサポートメンバーですか?」
 そう川口が聞くと、岡田監督は苦笑した。
「バカ、違うよ。23名の内の1人だ」
 岡田監督のその言葉を聞いて、川口は胸の中でモヤモヤしていたものが、スッと晴れていくのを感じた。そして、弾んだ声でこう答えた。
「是非、宜しくお願いします」
 だが、電話を切った後、直ぐに様々な感情が湧いて来た。
「凄く嬉しかった反面、『本当に自分で良いのか?』とも思っていました。Jリーグの試合に出て活躍している選手がいる中で、試合にも出ていない自分が選ばれて良いのかっていう負い目があったんです。
 それに、まだ正式に(メンバーが)発表された訳ではない。正直、『メンバーが発表される迄、まだ分からない』とも思っていました。自分の中では、半信半疑の状態でした」
 翌日、W杯メンバー23名が発表されて、実際に川口の名前が呼ばれた。
 メンバー発表のテレビ中継を夫人と一緒に自宅で見ていた川口は、正式にメンバー入りが決まって、嬉しさが込み上げてきた。「頑張ろう!」と、改めて決意を固めた。
 その矢先だった。テレビ画面の向こうの会見場では、川口の選出についての質問が飛んだ。その質問に対して、岡田監督は表情を変えずにこう答えた。
「川口は『第3GK』という難しいポジションだが」
 岡田監督がそう話した瞬間、川口は身を固くした。
 GKであれば、「第3GK」という位置付けがどういうことなのか、容易に理解できる。3人いるGKの中の3番手。それは、試合に出場する可能性は「ない」に等しいということだ。
「(岡田監督の発言を聞いて)う~ん、正直、悔しかったですね。前日に電話で話をした際には『第3GK』とは言われなかったので。
 まあ、でも、現状を冷静に考えると、『そうだな』と思う所もありました。自分はリーグ戦にも出ていないし、実戦から離れて試合勘もない。戦列にやっと戻れるかどうかという状況。そういう中での代表招集は、異例と言えば異例ですからね。
 試合に出られる可能性は低いですが、最初から諦めるのではなく、試合に出るつもりで準備して、気持ちを切らさずにやっていくしかないと思いました」
 日本代表のメンバー23名が決まり、チームは埼玉で合宿に入った。
 川口は、すぐに岡田監督の部屋に呼ばれた。この時を含めて、川口は岡田監督に3回、部屋に呼ばれることになるのだが、これが最初だった。
「これまでケガなどがあって、なかなかおまえを(代表に)呼ぶことができなかった。こういう形(第3GK)で呼んだけど、チームキャプテンとしてやってほしい」
 最初、川口は「チームキャプテン」の意味が正確に把握出来なかった。それが表情に出ていたのか、岡田監督は改めてこう言った。
「チームキャプテンとして、チームをまとめていってほしい」
 この時、川口は自分が招集された理由を明確に理解することができた。
「最初は、自分のプライドもあるし、『第3GK』で、『チームキャプテン』というのは難しいなって思いました。でも当時、自分は34歳で、3度のW杯を経験してきた中で、どういうチーム状況であれば勝てて、どういう時は結果が出ないのかを見てきた。
 自分が試合に出られないのは悔しいのですが、そこを押し殺して『チームの為に』という姿勢を見せた選手がいる時、日本は良い成績を残している。
 それに今回、岡田さんは自分が試合に出ていない状況で呼んでくれた。割り切って、『チームの為に』という気持ちでやっていこうと、この時、決めました」
 選手であれば、容易に受け入れることが出来ない「宣告」だろう。若い時の血気盛んな川口であれば、その場でメンバー入りを辞退したかもしれない。しかし、過去3度のW杯において、川口は試合に出られない状況にあっても腐らずに、チームに貢献してきたGK達の姿も見てきている。
「フランスW杯のときのノブさん(小島伸幸)、日韓共催W杯のときのソガ(曽ケ端準)、ドイツW杯のときの土肥(洋一)ちゃんを見てきましたからね。GKにはGKにしか分からない精神状態があるし、今度は自分がそういう立場になって、正剛や永嗣を支えようと思いました」
 チームキャプテンで、第3GK。
 川口にとって4度目のW杯は、「もっとも難しい挑戦」になったのである。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

日の丸をつける意味 [サッカーダイジェスト]

先日、ある集まりで、サッカーファンの方と話す機会があった。
「占畑さん。私も職場では中々サッカーのコアな話ができないんですよね」と言っていた。
確かに小生も、コアなサッカー話ができる相手は限られている。

その会話の中で、小生が、そのサッカーファン氏に語ったのは、「現在は、サッカー雑誌は定期的に購読はしているが試合を見ることは稀になった。以前から、どちらかというと、サッカーそのものよりも、サッカーを含めた文化論、サッカーの戦術論の方に興味がある」ということだった。

さて、昨日、スカパーのサッカー番組を見ていたら、金田喜稔氏が、非常に良いことを言っていた。小生が、サッカー番組で期待するのは、以下の様な、深い話である。

小生は、金田氏の解説はあまり聞いたことがなかった。
しかしながら、金田氏の日本代表論は、まさに正鵠を得ていた。
ここで、一部、改変しながら、金田氏が、番組中で発言した要旨を紹介したいと思う。

「ちょっと泥臭いことを言うと、僕は日本代表に選んで貰って、プレーした経験もあるが、これだけの日本の歴史、日本サッカーの歴史において、多くの先輩方が、沢山汗を流し、努力をされたお陰で、日本サッカー界は続いてきている。
例えば、メキシコ五輪の釜本邦茂さんや杉山隆一さん、八重樫茂生さん、亡くなられた長沼健監督(当時)、等々。色々な方々が努力をされたその延長線上で、僕もプレーできたし、今現在ヨーロッパでプレーしている選手達も、この延長線上でプレーしている訳です。
もっと言えば、例えば、この国を守る為に、戦争で命を亡くされた方々も沢山いる。サッカーをしていた先輩達の中にも、1943年、学徒出陣で、国立競技場で、パレードをしながら、この国を守る為に、又は家族や友人を守る為に戦地に赴かれたも沢山いた。
個人で競争で勝ち取った日の丸、日本代表というのも確かにある。しかしながら、僕にとって、日の丸をつける意味とは、そういう魂だとか、英霊達の熱い思いだとか、そういう先祖や先人達の気持ちに思いを馳せるのが日の丸をつける意味だと思っている。
先祖の熱い思いや魂が引き継がれて、日の丸をつけなければならない。だからこそ、日の丸をつけるということは、義務というよりも、そういう先人達の、いわば墓場の下から応援している先祖や先輩方の思いも含めて日の丸をつけるということなのだ。
それは義務ではなく、喜びや名誉や誇りなのだ。だからこそ、選手達は自分達の出来る範囲のプレーをピッチに立って表現できることが権利なのだ」。


文章にしてみても、金田氏の熱い思いが伝わってくる。
小生は、日本代表を応援している。しかしながら、過去に、「こいつは日本代表たりえない」と個人的に思っていた選手が少なからずいたのも事実だ。
以前も書いたが、小生は、日本代表の試合前の国歌斉唱で、国歌を歌わない選手は無条件に日本代表失格の烙印を押している。小生は、サッカーのプレーの質は問わない。というよりサッカーのプレーの質は分からない。小生は全くサッカー経験がない。だから、ある選手のプレーが良いとか悪いとかは、殆ど分からないのが実情である。
しかしながら、試合前の国歌斉唱での口の動きは、はっきりと確認できる(笑)。サッカーを知らなくても確認できる(笑)。
金田氏が言った所の、先祖や先人達の気持ちに思いを馳せながら日の丸をつけている選手ならば、国歌斉唱時に何をすれば良いかは自ずと分かってくる筈だ。

又、過去に日本代表に選出された喜びを素直に表現せずに、曖昧な表現に終始していた選手がいた。そういう選手は、結局、先祖や先人達の気持ちに思いを馳せながらプレーはしていなかったのだろう。当時から、そういう選手には胡散臭さを感じていたが、金田氏の意見を改めて聞いてみると、そういう選手達の胡散臭さが際立ってくる。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

今シーズンを展望する [サッカーダイジェスト]

先週の出来事になるが、3月2日から、今シーズンのJリーグが始まった。今シーズンも、ダイジェストニュースを中心にJリーグを見て行きたい。
『週刊サッカーマガジン』1446号の特集は、2013年のJリーグの展望であった。
その中で、過去5年間のデータによれば、「J1昇格組は、開幕5試合で、勝ち点5を取らないと、降格する」という。過去5年間で、14チームが昇格し、8チームが残留している。

3月2日、3日のJ1の試合のダイジェスト映像を見て、今シーズンの各チームの感想を述べてみたい。

サンフレッチェ広島
優勝チームへのマークが厳しくなる中、佐藤寿人が封じられた際の攻撃の更なるオプションが必要か。

ベガルタ仙台
選手層の薄さは、ACL参戦はマイナスに働くかもしれない。手堅いチームではあるが、優勝は厳しいかもしれない。

浦和レッズ
柏木と原口の活躍で、昨シーズンの王者広島を撃破。大型補強した選手がペトロヴィッチの戦術にフィットすれば優勝の可能性は高まる。ただ、ペトロヴィッチ監督は、守備面の整備は苦手な監督だけに、勝てなくなった時のリカバリー面が心配。

横浜Fマリノス
昨年は堅守で上位に来たが、ディフェンスラインが、対湘南戦では、湘南の快速フォワードに振り切られるシーンが。五輪を経験した斎藤学のドリブル力は相手チームの脅威。対湘南戦で、1ゴール1アシスト。ベテランフォワードのマルキーニョスの決定力は、やはり侮り難し。

サガン鳥栖
昨年、上位躍進の原動力となった、チーム全体の運動量は健在。鹿島に先制されたものの、エース豊田の決定力で引き分けに持ち込むあたり、今シーズンもハードワークで上位進出を狙う。全員守備と全員攻撃、豊田の決定力がチームの生命線と見た。

柏レイソル
新戦力のクレオがいきなり2得点と結果を出した。フォワード陣は、高さのあるクレオ、左足のシュートが強烈な田中順也、ユース出身で抜け目の無い点取り屋の工藤壮人と、良い人材が揃っている。レアンドロ・ドミンゲスとジュルジ・ワグネルも健在。優勝を狙えるチームだと思う。個人的には、中盤の茨田あたりが、日本代表候補になるぐらい成長して欲しい。

名古屋グランパス
Jリーグ屈指のタレント集団も、不安定な戦いが続いている。攻撃陣が爆発し、楢崎を中心とした守備陣で勝ちきる戦術。しかし、その攻撃陣が沈黙すると、パワープレイしかオプションがないのが気になる。

川崎フロンターレ
風間監督のサッカー哲学は確かに面白い。但し、FCバルセロナのような、高いポゼッション力で試合をコントロールし、相手を圧倒するというサッカーがチームに浸透するのは相当に時間がかかることを覚悟しなければならない。数シーズン、上位進出は望めないかもしれないが、チーム一丸でそのサッカーに没頭し、そのサッカーに適した人材をJリーグ内外から数年かけて求めるぐらいの気概と忍耐が、チーム及びサポーターにあるかどうか。

清水エスパルス
大前元紀の穴をどう埋めるか。Jリーグで結果を出していたバレーの活躍は必須。ただ、高木俊幸、石毛秀樹、河井陽介等、チームは若い人材が豊富なだけに、伸びしろは大きい。

FC東京
個人的には、ミッドフィルダーの陣容の豪華さが気に入っている。快速の石川直宏、ベテランのルーカス、新加入の司令塔の東慶悟、展開力に長けた長谷川アーリアジャスール、日本代表に定着しつつある高橋秀人、堅守が武器の米本拓司。フォワードに目を向ければ、渡辺千真の決定力は相変わらずだし、日本復帰の李忠成の活躍にも期待。

大宮アルディージャ
昨年末、チームバランスが良くなり、残留を決めた。対清水戦では、終盤に追いつかれたが、安定感は昨年よりも高そうな印象である。

セレッソ大阪
新エース柿谷の活躍で、開幕スタート発進。18歳の南野らがスタメンに入るなど、若手主体のチームが勢いに乗れば、上位に来る可能性は十分にある。

アルビレックス新潟
センターバックが2枚とも変わったのは、堅守で勝機を見いだすチームにとって痛手。ディフェンスラインの水漏れが酷いとリーグ戦の序盤早々から降格候補になってしまう。

ヴァンフォーレ甲府
昨シーズン、J2を制した甲府。絶対的エースであったダヴィが鹿島に移籍したのは痛い。J1で生き残る為には、攻撃の要を失ったことで、まず得点よりも失点しないという、より緻密なサッカーが求められる。城福監督の手腕に期待。ただ、昨シーズン2位の仙台と引き分けたのは大きいと思う。

湘南ベルマーレ
センターフォワードのキリノの突破力はJ1でも十分に通用すると見た。ただ、J2とは違い、ある程度の守備力がないと、折角得点を挙げても、それ以上の失点をしてしまっては、勝ち点は積み重ねることは難しい。降格争いに巻き込まれるのはほぼ確実と見た。

大分トリニータ
昇格組は、まずスタートダッシュを切って、有利な立場でリーグ戦を戦っていくのが理想である。キーパー絡みの不用意な失点は頂けない。引き分けの勝ち点1が、残留には重要。こういう試合が続くようだと、降格は免れられないだろう。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ガンバ大阪、降格(2) [サッカーダイジェスト]

ガンバ大阪の降格の原因をもう少し分析してみたい。

「遠藤がいて負けるわけない」G大阪 降格を招いた慢心と情報不足
スポニチアネックス 12月2日(日)12時3分配信
 ◇J1最終節 G大阪1-2磐田(2012年12月2日 ヤマハ)
 初のJ2降格となったG大阪のドタバタ劇は昨冬に始まる。練習のマンネリ化など選手から不満が漏れていた西野朗監督に代え、後任に呂比須ワグナー氏を選んだ。しかし、指導歴の乏しさから監督就任には日本サッカー協会の承認が下りなかった。
 慌てて呼んだセホーン氏の30年で約40クラブという「豊富な指導歴」は機能せず、公式戦5連敗で解任。3月には松波コーチを監督に昇格させた。松波氏に対しても、クラブ幹部が「担ぎ出したとは思っていない。彼自身が(積極的に)監督になることを承諾した」と話すなど、バックアップからは程遠かった。
 「遠藤や二川や明神がいて負ける訳がない」(金森社長)という慢心も迷走を招いた。長年課題だったGKとサイドバックは今季も有効な補強がされず泣き所に。エース候補に連れてきた新外国人は利き足さえ違った。来季はリーグからの分配金も減り、予算は大幅縮小の見通しだ。遠藤や今野らは残留の意向を示しているが、高額年俸がネックになることも予想される。若返りについても来季、ユースからの昇格はなし。降格で浮き彫りになる課題は多い。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ガンバ大阪、降格(1) [サッカーダイジェスト]

ついに、この日が来てしまった。
小生は、関西での生活が長く、その時は、心理的には、ガンバ大阪のサポーターであった。
ガンバ大阪の選手では、宮本恒靖、遠藤保仁、等々、好きな選手が多かった。
その名門が、J2落ちとは、ちょっと信じられない気でいる。

しかしながら、今回のガンバ大阪のJ2落ちで小生が思ったことは、「もう、J1でも、J2に落ちてはいけないチームだとか、J2に落ちないチームは、もう存在しないのではないか」ということだった。
サンフレッチェ広島の初優勝の例でも分かるように、J1のレベルは、上位と下位の力の差がなくなっている。
少しの差で、ダークホースが優勝を狙える展開にもなるし、有力チームが降格争いを演じてしまう。

<J1>ガ大阪、最後まで攻守のバランス改善せず
毎日新聞 12月1日(土)20時38分配信
 名門がついにJ2に陥落した。試合終了を告げる笛が鳴ると、ガ大阪の選手はぼうぜん自失の顔で立ち尽くした。アウェーながら青色に染まったスタンドからは、サポーターの一部が拍手を送る一方、グラウンドへ液体をぶちまける姿もあった。
 1点を追う後半8分。ゴール右の角度のないところから、倉田がドリブルで仕掛けて同点とした。しかし、ここから同じ過ちを繰り返した。決定機を作りながら勝ち越せず。逆に前掛かりとなった後半40分、左サイドでボール保持者へのマークが甘くなり、小林裕に勝ち越しゴールを許した。「(点を)取り切れないと勝てないのが今季。それが全てだと思う」。松波監督は必死に悔しさをかみ殺した。
 ただ、総得点はリーグ最多の67。むしろ、総失点が65でワースト2位と多すぎた。武井が「守り方とか決まらない中、1年間バタバタした」と言えば、加地は「攻撃ができている分、後ろ(守り)に重心が持っていけない」。日本代表DFの今野を獲得し、西野朗元監督から交代して進化を目指したが、最後まで攻守のバランスが改善する兆しは見えなかった。
 「良いメンバーがいても、勝てない時は勝てない。チームとして、どこかで気の緩んだ部分があった。見つめ直すいい機会。また、強いガンバに戻りたい」。いつものように淡々とした遠藤の言葉がすべてを集約していた。【新井隆一】

<J1>降格ガ大阪、フロントの見通し甘く
毎日新聞 12月1日(土)20時53分配信
 アジア・チャンピオンズリーグ制覇からわずか4年。Jリーグ発足時に名を連ねた10クラブのうちの一つである名門のガ大阪が、初めてJ2に降格することになった。
 クラブは昨年、10年間率いた西野朗元監督の退任発表からセホーン前監督就任まで約1カ月も迷走。前指揮官も時間不足などで戦術を浸透させることができず、公式戦5戦全敗で早々と解任された。春のキャンプから継続したことが途切れ、トップチームの監督経験がない松波監督に託さざるをえなかった。
 クラブはレアンドロらの補強後、戦績は上向いたと釈明するが、サポーターからは責任を追及する声もあった。遠藤も試合後、「前半戦が悪すぎた」と降格原因を挙げた。監督、選手を獲得する金森喜久男社長以下フロントの見通しが開幕前から甘かったのは間違いない。
 ガ大阪の本拠地となる新スタジアムは14年度内の完成を目指し、寄付金を募っているが、それも伸び悩んでいる。J2陥落でその寄付にも悪影響があるのは必至だ。さらに最大スポンサーのパナソニックは巨額の最終(当期)赤字となる見通しで、既に大規模な人員削減も行った。そんな中、ガ大阪には一からの出直しが迫られている。【新井隆一】
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

初優勝 [サッカーダイジェスト]

サンフレッチェ広島が、Jリーグ初優勝を決めた。
資金力がそれ程なくても優勝できることを昨年の柏レイソルやサンフレッチェ広島が証明した。

小生は、以前は、日本にもビッグクラブが必要だと思ってきた。しかしながら、あまりにもビッグクラブが強力過ぎて他のチームと力の差がありすぎると、シーズン前から、出来レース的な感じになる。そんな状況よりは、群雄割拠の日本のJリーグの方が、楽しいと思えるようになった。優勝の可能性があるチームが7~8チームあるのが、今のJリーグだと思う。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

死に場所を見つけたカズ [サッカーダイジェスト]

全盛期を過ぎたカズを代表に選んだことへの批判はあろう。
カズを選出したことで、フットサルの選手が一人代表落ちしたことも又事実である。

しかしながら、「日本サッカーに貢献したカズを日本最初のワールドカップに連れて行かなかった岡田監督の罪は大きい」と小生は当ブログで以前書いた。
そのカズが、ついにワールドカップの舞台に立った。

嬉しかった。ただ、嬉しかった。
カズを選出しなかった岡田氏も、今頃ほっとしているのではないか(笑)。

三浦知「幸せなこと」=フットサルW杯でデビュー
時事通信 11月2日(金)9時12分配信
 【ナコンラチャシマ(タイ)時事】フットサルのワールドカップ(W杯)が1日に開幕し、サッカー元日本代表の三浦知良(J2横浜C)がデビューを果たした。日本は前回王者ブラジルに1-4で敗れたが、三浦知は見せ場も作った。
 かつてサッカーで2度逃したW杯の舞台に、日の丸を胸に登場。誰よりも代表のユニホームにこだわってきた男らしく、「日本代表としてプレーするのは幸せなこと」と振り返った。
 前半の終盤には「全体的に仕掛けが少なかったから、積極的に行こうと思っていた」と、得意のまたぎフェイントを使ったドリブルで攻め込み、スタンドの大勢の日本人を沸かせた。後半は大きくリードされた展開で出番が少なかったが、ベンチから懸命にチームを鼓舞した。
 1次リーグは、各組2位までに加えて3位でも他の組との比較で決勝トーナメントに進める可能性がある。「まだチャンスはある。(4日の)ポルトガル戦に向けて盛り上げていきたい。それが僕の役目でもあるから」。大会参加の全選手中最年長の45歳は、前向きに話した。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

現実味を帯びてきたガンバ大阪の降格 [サッカーダイジェスト]

日本屈指の名門クラブのJ2降格が現実味を帯びてきた。
事の発端は、長年チームを率いてきた西野朗氏の契約を解除したは良いが、次期監督の選択に失敗したことだ。
西野氏の後釜には、日本サッカーに多少馴染みがある呂比須ワグナー氏を監督にしようとしたが、呂比須氏に監督ライセンスが交付されず、監督ライセンスを持っていたセホーン氏を急遽監督に据え、呂比須氏をヘッドコーチとした。
この人事が、大失敗だった。
まず、監督のセホーン氏とヘッドコーチの呂比須氏の二元体制となって、選手達が混乱し始めた。
次に、セホーン氏と呂比須氏のいずれも、前監督が構築したガンバのサッカーイズムを理解しておらず、ガンバのサッカーシステムが一気に瓦解した。
第三に、ガンバのサッカーシステムが瓦解したにもかかわらず、新たなサッカーシステムを構築するだけの指導力をセホーン氏と呂比須氏が持っていなかった。

ガンバのフロントが、セホーン氏と呂比須氏を解雇し、コーチの松波正信を監督に就任させた。
松波氏は、西野氏の元でコーチ経験があった為、西野氏がやっていたサッカーをガンバ大阪に再度持ち込もうとし、多少チームを好転させてはいる。ただし、ガンバの選手間の混乱は今も尾を引いていると小生は見ている。順位が上がらないことが、それを示しているのではないか。

リーグ最多の得点をあげていながら、失点数は、コンサドーレ札幌に次いで悪い。
元々、失点の多いチームではあったが、以前は、攻撃陣が得点を先に取り、追加点を取り、その後、追い上げられて、逃げ切るパターンで勝ち星を拾っていた。もしくは、先に失点しても、チームが、逆転するという気に満ちていて、逆襲できる力を有していた。
それが、今では、「先に失点し、焦って攻撃に出て、裏を取られて更に失点。終盤に点数をとっても届かず、勝ち点を拾えない」試合が多い気がする。

【G大阪】ドロー降格圏抜け出せず/J1
日刊スポーツ 9月29日(土)20時32分配信
<J1:G大阪2-2鹿島>◇第27節◇29日◇万博
 G大阪が降格圏脱出を逃した。ホームにもかかわらず、前半9分にあっさりと先制点を献上。一時はFWレアンドロのゴールで同点に追いついたものの、同38分にはGK藤ケ谷の簡単なファンブルから、痛恨の勝ち越し点を与えてしまった。敗戦濃厚の後半ロスタイムに、レアンドロが辛うじて同点弾を決めたものの、ホームで喜べない引き分け。勝てばJ2降格圏を脱出していたが、16位で変わらず。
 松波監督は「前半は、なかなかリズムがでなかった。それでも最後まで諦めずに攻めてくれた」と話したものの、強豪がいつまでも下位に低迷したままだ。日本代表MF遠藤が「ポジティブにとらえたい」とあえて前向きに話す姿が、痛々しかった。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

目には目を [サッカーダイジェスト]

インターネットで見たが、どちらも完全にアウト。

ペペもバロテッリも、足癖の悪い選手。
こういうクズは、いくら言っても直らない「ならず者」。
もう、15試合出場停止ぐらいの厳罰を科す時期。

サッカー=メッシの手踏みつけたペペに非難集中
(ロイター - 01月20日 13:50)
[マドリード 19日 ロイター] サッカーのスペイン国王杯準々決勝の第1戦でバルセロナと対戦したレアル・マドリードのDFペペ(28)が、バルサFWリオネル・メッシの手を踏みつけたとして、非難の的になっている。
 故意にも見えるペペの行動を受け、通常はレアル寄りの報道で知られる地元スポーツ紙も同選手を糾弾した。アス紙のコラムニストは「非難されて当然。処分されるべきだ」と述べ、マルカ紙は「恥ずべき行為であり、許されるものではない」と、こちらも同様の見解を示している。
 ペペは2008-09シーズンにも、ヘタフェのフランシスコ・カスケーロが倒れている際にキックを見舞い、10試合の出場停止処分を受けている。マルカ紙はこれを引き合いに「さらに問題なのは、彼がこうした行為を繰り返していることだ。カスケーロの一件は例外的な行為だったのではなく、限度を超えた選手がいるという残念な現実を突きつけている」と批判した。
 レアルのジョゼ・モウリーニョ監督は、ペペの行為が意図的なものであれば処分されるべきだとコメント。一方、ペペ本人はクラブの公式ウェブサイトで、故意にやったわけではないと主張している。

サッカー=マンCのバロテッリ、暴力行為でFAが処分
(ロイター - 01月24日 10:20)
[ロンドン 23日 ロイター] イングランド・サッカー協会(FA)は23日、試合中に相手選手に暴力行為を行ったとして、マンチェスター・シティー(マンC)のFWマリオ・バロテッリに処分を科すことを明らかにした。
 バロテッリは22日に行われたイングランド・プレミアリーグの試合で、トットナムのMFスコット・パーカーの頭部を踏みつけたように見えたが、主審から処分は受けなかった。試合はバロテッリが後半ロスタイムに決勝のPKを決め、マンCが3-2で勝利した。
 同選手は4試合の出場停止処分となる可能性がある。現地25日の午後6時までに異議申し立てを行うことができる。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

阿部、日本復帰 [サッカーダイジェスト]

阿部勇樹が、古巣の浦和レッズに復帰した。日本代表定着の為には、日本にいた方が良いだろう。
さて、槙野の加入といい、阿部の復帰といい、浦和レッズにとっては良いニュース。
今季の浦和レッズは、多少期待しても良いかもしれない。

J1浦和、日本代表MF阿部の復帰を発表
産経新聞 1月24日(火)18時49分配信
 J1浦和は24日、イングランド2部レスターを退団した日本代表MF阿部勇樹(30)と正式契約を結び、2季ぶりの復帰が決まったと発表した。背番号は以前の在籍時と同じ「22」。阿部はすでに帰国しており、25日に記者会見する。レスターは23日、双方の合意で阿部との契約を解除したと公式サイトで明らかにしていた。
 守備力に定評のある阿部は千葉を2度のナビスコ杯制覇に導き、2007年に浦和入り後もアジア・チャンピオンズリーグ優勝に貢献。日本代表としても国際Aマッチ53試合(3得点)の実績があり、10年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でも主力として16強入りを支えた。浦和にとってはケルン(ドイツ)から期限付き移籍したDF槙野智章(24)に続く今オフの代表選手獲得となった。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

バルセロナの圧勝と言って良い [サッカーダイジェスト]

昨日は、クラブワールドカップの決勝戦。
小生は、FCバルセロナの平均的ファンだが、WOWOW等を契約していないから、こういう地上波で放送する機会じゃないと、試合を見ることができない。だから、クラブワールドカップは本当に貴重な場である。

さて、前半17分に早々にバルセロナが先制し、2点目もバルセロナが入れた。サントスはもう攻めるしかなくなった。
前半27分に、サントスも良いチャンスがあったが、決め切れない。こういう、バルセロナに押しまくられている展開では、決めれる所で決めないといけない。だが、あっさりと追加点を許し、はっきり言って一方的な試合になってしまった。

得点シーン以外で、バルセロナの選手のプレーについて、目についたシーンをいくつか。
例えば、テクニシャンで知られるチャビも、ガツンといかなければならない場面では、きっちり守備をしていた。バルセロナが1点を取った直後の前半18分、カウンターの芽を摘む為、サントスのレオに対して激しいチャージをしていた。これは、いつも小生が読んでいる雑誌等では中々分からないことである。
又、前半39分、ピケが手でネイマールを止めに行った。流石にイエローカードが出た。
あまり汚いプレーは考えものだが、ここで抜かれたらピンチになるので、カード覚悟で止めにいったのが分かった。
大器との呼び声が高いサントスのネイマールも、プジョルに徹底的にマークされ、殆ど何もできなかった。後半12分に、バルデスと1対1になったシーンぐらいだった。
プジョルの大舞台に強い性質がまたも浮き彫りになった。「テクニシャンでもない。足もそれ程速くない」と言われているプジョル。しかしながら、あのボールやボールホルダーを追う姿は、獰猛な猟犬を思わせた。あれは、「敵に回したら、一番嫌な選手」と他クラブの選手に言われるのが、よく分かった。

試合の総評としては、ここまで差がつくとは思わなかった。何か、2年前のエストゥディアンテスの方が嫌らしかった。前半13分、サントスのゴールキーパーが弾いたボールをチアゴが押し込んだがキーパーに止められたシーンや、前半29分、セスクのシュートが左ポストに弾かれたシーンは惜しかった。6-0になってもおかしくない展開だった。
確かにドキドキする展開にはならなかったが、バルセロナの攻撃陣の凄さが分かりやすい形で現れたので良かった。バルセロナの攻撃を堪能するには最適のビデオになった。

後述の毎日新聞の記事にもあるが、攻撃に目がいきがちだが、「時にボールを奪われても、すぐさま奪い返す素早い切り替え」が特に目についた。
このルールが徹底している。如何にテクニックが優れていても、このルールが徹底できない選手は、バルセロナの選手としてはやっていけないと、何かの記事で読んだ気がする。
警戒されるメッシが輝けるのは、周囲にいずれ劣らぬ実力者が揃う」バルセロナ。今後も彼らのサッカーを堪能したい。

<サッカー>バルサ圧倒、主役はメッシ クラブW杯優勝
毎日新聞 12月19日(月)0時1分配信
 サッカーのクラブ世界一を争うトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)は18日、横浜国際競技場で決勝があり、欧州代表バルセロナ(スペイン)が4-0で南米代表サントス(ブラジル)を降し、09年以来2度目の優勝を果たした。
 南米王者に何もさせず、それが当たり前のように圧倒して「世界一」の称号を手にしたバルセロナ。主役はやはり、メッシだった。
 前半17分、シャビの巧みなトラップと直後のスルーパスがあれば十分だった。相手DFの裏に鋭く飛び出し、GKの頭上を通すループシュートを決める。45分には厳しい体勢でパスを受けながら、崩れず粘ってアウベスにパスを通し、3点目につなげた。後半37分のGKをかわした4点目は、トップスピードでも巧みに操れる技術力。グアルディオラ監督は「レオ(メッシ)はアーティストのようだ。自分たちが描いたことをそのままプレーしてくれる」と称えた。
 警戒されるメッシが輝けるのは、周囲にいずれ劣らぬ実力者が揃うから。「彼らは自分達の中で競争している」(グアルディオラ監督)と努力を惜しまず、誰が出てきても相手にとっては厄介なことこの上ない。
 この日は3バックで臨み、中盤から前は流動的に動いた。やることは極めてシンプル。足に吸い付くようにパスを回し、相手を引きつけては誰かが飛び出して前後に揺さぶる。密集でも動じない技術、パススピード、判断力が極めて高い水準で揃い、阿吽の呼吸もあるからこそ、なしえる技だ。サントスが守りに徹した訳ではないが、バルセロナのボール支配率は71%に達した。時にボールを奪われても、すぐさま奪い返す素早い切り替えも抜群だった。
 シャビは「歴史的な勝利だ。この歩みを止めない」と語る。取るべくして取った栄冠だった。【江連能弘】
タグ:サッカー
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ガンバ大阪の話題 [サッカーダイジェスト]

ちょっとチームが不安定になっている。

呂比須氏、G大阪監督就任が白紙に
(読売新聞 - 12月16日 13:46)
 ブラジル出身のサッカー元日本代表FW呂比須ワグナー氏(42)のJ1・G大阪監督就任が白紙になったことが16日、分かった。
 G大阪は、ブラジル人の新たな監督候補と交渉しており、呂比須氏はヘッドコーチに就任する見通し。
 呂比須氏とG大阪は来季の監督就任で基本合意していたが、日本サッカー協会の審査で、Jリーグのクラブで監督を務めるのに必要なS級ライセンスに相当する資格がないと判断された。
 G大阪の金森喜久男社長は「実績面で条件を満たしていないというのが、協会の結論。外国人指導者について審査する内規に明確な基準がなく、我々と見解の相違があった」と説明した。
タグ:サッカー
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ローマの象徴 [サッカーダイジェスト]

他の報道では、エンリケ監督と上手くいっていないらしい。
しかしながら、ローマ以外に生きるチームはないと思うが。
さあ、トッティ。どうするのか。

ローマ一筋19年トッティ退団か
(日刊スポーツ - 12月16日 10:00)
 元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ(35)が、ローマ退団をほのめかした。12日のユベントス戦でPKを外すなど今季無得点で批判の声が高まっている中、スカイスポーツに「ローマから出て行くことを考えている。自分が問題だというなら、どうすればいいか分かっている」と明かした。1992年からローマ一筋でプレーし続けるクラブの象徴的存在だけに、サポーターにも衝撃を与えそうだ。(波平千種通信員)

タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

早期の復帰を [サッカーダイジェスト]

ビジャの骨折のシーンはトイレに行っていた為、見ていなかった。
この負傷は、バルセロナにとっても、スペイン代表にとっても痛い。

バルセロナ・ビリャ骨折、今季絶望/クラブW杯
(サンケイスポーツ - 12月16日 08:10)
 トヨタ・クラブW杯準決勝(15日、アルサッド0-4バルセロナ、日産スタジアム)世界一を目指すバルセロナに衝撃が走った。前半36分、ドリブル突破するFWビリャが相手DFに左足を踏まれ、もんどりを打つ。そのまま担架でピッチを後にし、救急車で病院に。クラブによると、診断結果は左脛骨(けいこつ=すね)骨折。英紙ガーディアンは“今季絶望”となる「全治6カ月」と速報した。16日にも緊急帰国する予定だ。
 試合はボール支配率72%という驚異的な数字をマークし、4-0の快勝だったが、試合後のグアルディオラ監督に笑顔はなかった。
 「残念だ。彼がいないのは痛い。皆彼を愛しているし心配し、悲しんでいる。早く回復して貰いたい」。
 バルサのロセイ会長は一緒に観戦したアルサドの会長の謝罪に、「試合で起こったことだから仕方ない」と平静を装った。しかし、心中は穏やかではないはずだ。
 昨季34試合18点、今季も15試合で5得点とチームに欠かすことのできないストライカー。スペイン代表でも51得点と歴代最多得点記録を更新中で、昨夏の南アW杯では5ゴールを挙げて4人の得点王の1人となった。連覇を目指す来夏の欧州選手権への影響も懸念される。
 悪夢が頭をよぎる。06年のクラブW杯ではメッシ、エトーの両FWが直前のけがでメンバー外。決勝ではインテルナシオナル(ブラジル)から1点も奪えず敗れた。
 18日の決勝はブラジルの名門サントスが相手。指揮官は「気持ちはダビド(ビリャ)と一緒だ。彼なしでも世界一を目指す」と力を込めた。結束を固めたバルサが、衝撃を乗り越えて頂点に輝く。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

快勝したが [サッカーダイジェスト]

中央を徹底的に固めていても4点こじ開ける。うーむ。
今日はDFや守備的MFの得点が多かった。

それにしても、ビジャ、骨折かよ。残念だ。
ビジャのプレーは事故と言えるかもしれないが、後半は特にラフプレーが多く、汚い試合になった。
アルサッド、汚いプレーで、バルセロナの選手を潰すな、このカスが。

バルサ4発圧勝、メッシはゴールならず/クラブW杯
サンケイスポーツ 12月15日(木)21時22分配信
 トヨタ・クラブW杯準決勝(15日、アルサッド0-4バルセロナ、横浜国際)アドリアーノが2得点を奪う活躍などで、バルセロナが圧勝した。
 バルセロナは開始早々から猛攻。前半25分、左からのクロスを、ゴール前でアルサッドのGKとDFが処理にもたつく間に、アドリアーノが押し込み先制点を奪った。
 バルセロナは前半39分にビジャが負傷し交代するアクシデントに見舞われたが、43分にアドリアーノが左足でゴール左に叩き込み2点目。圧倒し前半を終えた。
 後半19分には、メッシからの縦パスをゴール右で受けたケイタが左足で決め3点目。36分には途中出場のマクスウェルが左足で決め4点目を挙げた。
 約1年ぶりの来日となったアルゼンチン代表のメッシは、1アシストもゴールはならず。

 勝ったバルセロナは2年ぶり3度目の決勝進出。18日に南米代表のサントスと対戦する。敗れたアルサッドはアジア勢として初の決勝進出を逃し、18日の3位決定戦で開催国代表の柏と対戦する。

バルセロナのビリャは左足骨折=クラブW杯サッカー
時事通信 12月15日(木)21時20分配信
 サッカーのクラブワールドカップ(W杯)に出場している欧州王者のバルセロナ(スペイン)は15日、ビリャが左足の脛骨(けいこつ)を骨折したと、同チームのツイッターで明らかにした。
 ビリャは同日に横浜国際総合競技場で行われた準決勝のアルサド(カタール)戦で負傷退場した。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

善戦した [サッカーダイジェスト]

負けるなら、バルセロナと対戦して負けたかったな。
でも、よく頑張ったね。

「将来、花咲く選手」敵将も絶賛!酒井意地のヘッド弾
スポニチアネックス 12月15日(木)7時1分配信
 ◇クラブW杯準決勝 柏1―3サントス(2011年12月14日 豊田スタジアム)
 酒井が意地の一発を叩き込んだ。開催国王者の柏は準決勝で南米王者のサントス(ブラジル)と対戦。ブラジル代表FWネイマール(19)に先制点を奪われるなど1―3で敗れ、日本勢初の決勝進出はならなかった。しかし、U―22日本代表DF酒井宏樹(21)が執念のゴールで1点を返すなどスター軍団を相手に健闘した。J1昇格1年目で頂点を極めた柏の世界戴冠の夢は断たれたが、18日の3位決定戦では欧州王者・バルセロナ(スペイン)とアジア王者・アルサド(カタール)の敗者と対戦する。
 J2から世界一への野望はかなわなかったが、ロンドンへの視界は大きく広がった。試合後のミックスゾーン。下を向く選手が多い中で、酒井は胸を張っていた。「(ネイマールに)得点は決められたけど、(自分のところで)決定的なことはさせなかった。五分に持って行けたところもあった。幸せな気分でサッカーができた」。
 世界にアピールする一撃を叩き込んだのは後半9分だった。MFジョルジ・ワグネルの左CKにドンピシャのタイミングで頭を合わせ、ゴール右上に突き刺した。その瞬間、右腕を折り曲げて仲間とハイタッチ。「ゴールが取れてよかった」。後半はMFレアンドロ・ドミンゲスのマークで空いたスペースに走り込んで“高速クロス”を連発、劣勢だったチームの中でひときわ輝きを放っていた。
 緊張の準決勝。世界が注目するFWネイマールとのマッチアップに一歩も譲らなかった。序盤からモヒカンの19歳に柏の選手が1人、2人と体を寄せる。想像以上のスピードに酒井も左右に揺さぶられた。しかし、相手の腕をつかみ、遅れまいともがいた。前半8分には中に切り込まれ、体をぶつけて懸命のディフェンス。「ファウルしてでも止めないといけなかった」。ネイマールが酒井のいる左サイドで仕掛けることを避け、中央に追い込まれる場面が徐々に多くなった。敵将のサントス・ラマーリョ監督も「実際、1年目と聞いている。いろんなことを学び、吸収していけば、将来、花咲く選手になる」と評した。
 今季はJ1デビューし、U―22の日本代表に定着した飛躍の1年だった。代表の合宿など過密スケジュールで疲労は蓄積するばかり。それでも、チームが軽めの調整をするなかでも、1人だけ約3キロの走り込みを行うなど、自主的に取り組む姿があった。
 8日の開幕戦オークランド戦で左膝を負傷。「テーピングは足がつるから」と、この日も痛み止めを服用しピッチに立った。「左膝は痛かったけど、試合に出たら関係ない」。90分間、ピッチを疾走し世界に存在をアピール。体中に疲労はたまっていても、ロンドン五輪での活躍が期待される21歳には充実感に満たされていた。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

お疲れ様 [サッカーダイジェスト]

小生は、あまりにも完成度が高く、「鹿島は、もう勝ち過ぎやろ」と思っている。
しかしながら、常にブラジルの監督を獲得し、鹿島のカラーに合った選手を獲得し、鹿島のカラーを崩さないチームの姿勢は、やはり認めざるを得ない。
又、ブラジルの監督を後任に選ぶのだろうが、多分、鹿島のカラーは変わらないだろう。

J1鹿島のオリヴェイラ監督が退任へ
(読売新聞 - 12月05日 16:55)
 J1鹿島は5日、オズワルド・オリヴェイラ監督(61)と来季の契約を更新しないと発表した。
 契約は今季限りで、鹿島は続投を要請していたが、オリヴェイラ監督には母国ブラジルなど複数のクラブから監督就任の要請があったため、話し合いの上で退任で合意した。天皇杯終了まで指揮を執る予定。後任は未定。
 オリヴェイラ監督は、2007年に鹿島の監督に就任。07~09年にJリーグ史上初の3連覇を達成し、天皇杯も2度制した。今季のJ1では序盤に苦戦したが、最終的には6位に入り、ナビスコ杯では優勝を飾った。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

言い得て妙 [サッカーダイジェスト]

流石はリケルメ。良い所を見ているなあ。

リケルメ「スペイン代表にはメッシが足りず、アルゼンチン代表はバルセロナのようにプレーできない」
SOCCER KING 11月23日(水)19時46分配信
 ボカ・ジュニアーズのMFフアン・ロマン・リケルメが、スポーツ専門チャンネル『ESPN』とのインタビューで、古巣バルセロナの大黒柱であるリオネル・メッシを用いて、同チームのようにプレーすると評されているスペイン代表と母国アルゼンチン代表を比較した。
 「スペイン代表にはメッシが足りず、アルゼンチン代表はバルセロナのようにプレーできない。メッシは、最高のスピードでドリブルをしてもボールを失わない唯一の選手だ。先日、スペイン代表の試合を見たが、バルセロナと同レベルのプレーをするためにはメッシが必要なのは明らかだった。一方のアルゼンチン代表は、メッシを有しているにもかかわらず、バルセロナのレベルからは程遠い」。
 リケルメは又、メッシを活かせないアルゼンチン代表について、バルセロナとのチームとしての完成度の違いに言及した。
 「アルゼンチン代表は、まずはプレースタイルを確立しなければならない。そうでなければ、我々は何も勝ち取ることはできない。一方、バルセロナはどんなに悪くても0-0のスコアが確約されたようなチームだ。何故なら、常にボールをキープしている彼らに対し、相手チームがゴールを決めるのは不可能だからだ」。
 メッシの抜きん出た実力を強調したリケルメだが、自身が最も気に入っている選手としては同選手のバルセロナのチームメートであるスペイン代表MFアンドレス・イニエスタを挙げ、その理由をこう述べた。
 「イニエスタをマークするのは非常に難しい。何故なら、彼は如何なるボールもいとも簡単にコントロールしてしまうからだ」。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

良薬 [サッカーダイジェスト]

まだまだ日本代表は発展途上。
今後ももっと良くなる可能性を秘めている。
この敗戦を糧にして、更に深化して欲しい。

<W杯アジア3次予選>日本代表、北朝鮮に0-1で敗れる
(毎日新聞 - 11月15日 19:55)
 【平壌日本代表取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選第5戦は15日、各地で行われ、既に最終予選進出を決めているC組の日本は平壌の金日成競技場で北朝鮮に0-1で敗れ、3勝1分け1敗となった。
 日本はザッケローニ監督が指揮した試合では初の敗戦で、通算10勝6分け(PK戦勝ち1を含む)1敗となった。
 慣れない人工芝のピッチでの試合。タジキスタンとの第4戦から先発6人を入れ替えた日本は、気迫にあふれた相手に押され、後半5分にヘディングで競り負けて失点した。その後は岡崎(シュツットガルト)らのシュートがGKにセーブされ、終盤には途中出場の李(広島)がゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定だった。C組のもう1試合はウズベキスタン-タジキスタンを実施。
  日本は攻守に動きが重く、0-1で屈した。気迫十分の北朝鮮に1対1の激しさと運動量で劣った。前半は無失点で切り抜けたが、後半5分にセットプレーから最後はパク・ナムチョル(4・25)に頭で決勝点を奪われた。日本は1点を追う後半途中から布陣を攻撃的な3-4-3に変更して反撃。北朝鮮に退場者も出たが、追い付けなかった。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

名将退任 [サッカーダイジェスト]

近年の日本に来た外国人監督でも最も成功した監督の一人だろう。
海外クラブ等のオファーでもあったのだろうか。
又、Jリーグのクラブを指揮して欲しい。

<J1広島>ペトロビッチ監督退任へ
毎日新聞 11月9日(水)18時25分配信
 J1広島は9日、ミハイロ・ペトロビッチ監督(54)との契約を更新しないと発表した。後任は未定。
 旧ユーゴスラビア出身でオーストリア国籍の同監督は2006年6月に就任。2007年は16位でJ2に降格したが、独特の攻撃サッカーを築き上げ、1季でJ1に復帰した2009年は4位に躍進し初のアジア・チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。2010年はナビスコ杯で準優勝。今季は3試合を残し、12勝8分け11敗の8位。
 若手育成にも定評があり、下部組織出身のDF槙野智章(現ケルン)、MF柏木陽介(現浦和)らを日本代表クラスに成長させた。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

悲しいけれど、ちょっと良い話 [サッカーダイジェスト]

下線部が、にくいね。

生後わずか2日で…25歳FW、天国の息子へささげるゴール
スポニチアネックス 11月4日(金)9時9分配信
 イングランド2部のドンカスターに所属するFWビリー・シャープ(25)が1日、ホームで行われたミドルズブラとのリーグ戦で亡くなった息子にささげるゴールを決めた。
 10月27日に生まれたルーイちゃんは生後わずか2日で死亡。激しいショックに見舞われたシャープだったが、1日のミドルズブラ戦前夜にサウンダース監督に電話して出場を直訴したという。試合は両チームの選手や観衆がルーイちゃんに1分間の拍手をささげるセレモニーののちに開始。シャープは前半14分に左ボレーで先制点を挙げると、ホームのファンに駆け寄ってユニホームをめくり上げ「息子よ、このゴールを君にささげる」というメッセージが入ったアンダーシャツを披露した。個人的なメッセージを見せるためにユニホームを脱ぐ行為は処分の対象となるが、主審はイエローカードを示すことなく試合を再開。
 チームは逆転を許して1―3で敗れたが、マン・オブ・ザ・マッチにはシャープが選ばれた。「彼は息子と家族のためにゴールを決めたがっていた。私には断れなかった。時にはピッチに立つことが人の気持ちを楽にさせる最良の方法になることもある」とサウンダース監督。最下位脱出は逃したドンカスターだが、記憶に残る試合となった。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

個人的には呼んで欲しい選手 [サッカーダイジェスト]

今月の11日と15日に、ワールドカップアジア第3次予選がある。
今の日本代表は、非常にチームワークが良く、本田の穴も上手く埋めている印象がある。だが、守備の要のセンターバックに屈強な選手が居ても良いのではないかと思う。例えば、闘莉王のような。如何だろうか。
闘莉王は、コーナーキック時の得点源にもなるし、闘志等は非常に買うのだが、過度なオーバーラップ等、独断プレーがあるのが難点だ。
そのあたりが、ザッケローニ監督に嫌われているのか。全く呼ばれなくなったのが不可解ではある。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ガセネタかもしれないが [サッカーダイジェスト]

日本に来て、Jリーグを盛り上げて欲しいよ。

デルピエロが日本移籍!?ユーベ退団で浮上と伊紙
スポニチアネックス 10月22日(土)7時1分配信
 元イタリア代表FWデルピエロが日本に移籍する可能性があると、21日付のイタリア紙が報じた。
 所属するユベントスのアニエリ・オーナーは同選手が今季限りで退団すると明言しているが、レプブリカ紙(電子版)は「(古巣の)2部パドバ、米国、日本が獲得を狙っている」と報道。デルピエロは親日家で知られており、東日本大震災の復興支援にチャリティーTシャツの販売などで約2300万円を寄付している。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

インテル監督交代、その後 [サッカーダイジェスト]

アンチェロッティ氏という予想は外れた。
まあ、最近までローマを指揮していた方だし、まずまずの人選ではないだろうか。

インテル新監督にラニエリ氏=伊サッカー
時事通信 9月22日(木)10時0分配信
 【ローマAFP=時事】イタリアの複数メディアは21日、サッカー同国1部リーグ、インテル・ミラノの新監督にクラウディオ・ラニエリ氏が就任すると報じた。2年契約で合意したとしている。日本代表DF長友佑都が所属するインテルは同日、成績不振を理由に新任だったガスペリーニ前監督を解任していた。
 ラニエリ氏はイングランドのチェルシー、イタリアのユベントスなどを率いた経歴を持ち、今年2月にローマの監督を辞任後は無所属だった。今季のインテルは、ガスペリーニ氏指揮下で公式戦5試合未勝利。
タグ:サッカー
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

インテル監督交代 [サッカーダイジェスト]

やはり、システム変更が上手くいかず、チーム崩壊の兆しが見えていた。解任もやむを得ない。
後任監督は、カルロ・アンチェロッティ氏だと思うが、如何だろうか。

インテルがガスペリーニ監督の解任を発表
SOCCER KING 9月21日(水)20時21分配信
 インテルがジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の解任を発表した。
 インテルは公式サイトを通じて、「我々はジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督がクラブに示してきた献身に感謝する。同時に、監督との関係を終わらせねばならないことを残念に思っている」という声明を発表。現地21日の練習は、ダニエレ・ベルナッツァーニ、ジュゼッペ・バレージの両コーチが行うことになると記されている。
 ガスペリーニ監督は今シーズンからインテルの監督に就任。公式戦1分け4敗の成績で、未勝利のままクラブを去ることになった。
 なお、後任監督については、発表されていない。
タグ:サッカー
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ
前の30件 | - サッカーダイジェスト ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。