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思想戦(3) [政治や歴史の話]

何かこの人も、競馬の予想番組に出ていた時は、こんな阿呆とは思わなかった。
「『国家の敵』は世界共通のレッテルで、皆で叩く苛めと同じです」と言っているが、売国行為は、「それ、売国行為だよね」って、きちんと指摘しないと、ズルズルそのまま売国行為を続けるからね。

「誤報は擁護のしようもないし、批判を受け入れるべきだ」ってのは、枕詞だよな。
結局、朝日新聞の擁護に走ってる。
駄目だ、こりゃ。

戦後の朝日新聞が誰かを殺したり、女性を暴行したりしたでしょうか」。
うん。言葉の暴力で、日本を貶めてきましたが、何か。

慰安婦問題:朝日報道 メディアで飛び交う「売国・国賊」
毎日新聞 2014年10月17日 17時34分
(前記事の続きから)
 高橋源一郎さん「容認こそ問題」
 作家、高橋源一郎さん(63)は「批判とレッテル貼りは違う」と指摘する。「『国家の敵』は世界共通のレッテルで、皆で叩く苛めと同じです。昔はこんなことをやっていいのかという意識があったが、今は一線を越えてしまっている」。更に「売国とか国賊とか反日とかいう言葉へのメディアの批判が少ないことに驚いています。批判しないことは容認することと同じだからです。僕ははっきり言ってこっちの方が重大な問題だと思う。かつてナチスについて、ドイツの知識人はまともに相手せず批判しなかった。そのナチスは政権を取ってしまった。日本だって、言論を圧殺するような連中が政権を取らないとは限りません」。
 朝日新聞の論壇時評(9月25日付)で高橋さんは「誤報は擁護のしようもないし、批判を受け入れるべきだ」と書いた上で、米国の作家、スーザン・ソンタグさん(04年死去)を紹介した。彼女は01年の米同時多発テロ直後「まず、共に悲しもう。だが、皆で一緒に愚か者になる必要はない」「現実を隠蔽する物言いは、成熟した民主国家の名を汚す」と反撃に逸る米国民を戒めた。
 「ソンタグは国中から怒りを買い『売国奴』と見なされましたが、それでも発言を続けた。母国が憎悪にかられて暴走するのを止めたかったのでしょう。僕は彼女のような人が愛国者だと思う」
 そのうえで「従軍慰安婦についての朝日の誤報が日本を貶めた」という論調に一番違和感があると強調する。「戦後の朝日新聞が誰かを殺したり、女性を暴行したりしたでしょうか。日本を本当に貶めたのは、軍事力をもって他国に踏み入った戦前の日本国と日本軍ではないですか。批判すべき先を間違っていませんか」。
 淡々と、自らに言い聞かせるように続けた。「ソンタグが9・11直後、即発言できたのは日頃から自分の思想を鍛えていたから。今こそ、私達の知恵と勇気が試されているのではないでしょうか」。
 言葉は、発する者を映す。心して選ばねばなるまい。【吉井理記】
タグ:政治
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