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朝鮮日報の記事(3) [政治や歴史の話]

続き。
朝鮮日報の記事を引用しておこう。
これには、韓国人が日本人をどう思っているかが、文章の端々に出てくる。楽しんで頂きたい。

まず最初に、この「日本の国際政治学者」氏が誰か分からないが(=売国奴の和田春樹あたりか)、「日本の国際政治学者が語ったように、日本は昔から外交を苦手とする国だ。すぐに本心をさらけ出し、徒に周辺国の恨みを買う」と言うが、日本の外交は、中国・韓国・北朝鮮の「東亜三馬鹿トリオ」以外には、まあまあ上手く行っているというのが、日本の保守系メディアのほぼ一致した意見だと思われる。
日本の革新系メディア(=反日・売国メディア)は、敵愾心剥き出しのこの三馬鹿トリオとも、「仲良くせい」と諭してくれている訳だが(笑)。

次に、「英国と日本の動きは正に対照的だが、その一方でこれを見ると、100年たっても師匠は師匠、弟子は弟子の立場に留まっていることが分かる」と英国を持ち上げているが、英国もインドや南アフリカが、過度な謝罪要求や賠償要求に踏み切らないことを知っており、この二国もそういう行為をしない。
何でも、日本と韓国の関係と並列のように書くべきではない。

鼻輪を付けられた牛も、手綱を緩めれば勝手に動き回る。韓国外交が気を緩めた後の日本の姿がまさにそうだ」と言うことだ。
即ち、韓国がしっかりと手綱を締めていないから、牛のような××人(=自主規制)は、韓国人の言うことを聞かなくなったとさ。

人間であれ国家であれ、歪んだ部分や考え方が自然に元に戻ることなどあり得ない。その為、既に歪み切った日本にもう一度言うことを聞かせるには、緩めた手綱をもう一度締め直さなければならない」と歪みきった××人(=自主規制)に、今度、韓国人が、びしっと活を入れてくれるらしい。凄く楽しみだ。
こんな風に思われている韓国に、今でも200万人以上の日本人が、観光その他で行くらしい。
そんな日本人に幸あれ!

引用開始
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【コラム】日本の無責任、韓国の無能
記事入力 : 2015/04/29 06:53
日本の無責任と不義、韓国の読み違いと政策ミス
歪んだ日本を正すには、外面的な外交から積極外交への転換が必要
 4月末から5月にかけて数日間、韓国、中国、日本の国民15億人が米国ワシントンに注目する。30億個の目と耳が、これまで多くの注目を集めてきた安倍晋三首相による米国訪問で何が起こるのか、目を凝らして見詰めるることだろう。安倍首相の米国「公演」のクライマックスは、29日に予定されている米国上下院合同会議での演説だ。日本の首相が上下院合同会議で演説するのは安倍首相が初めてだ。
 韓国は李承晩(イ・スンマン)大統領が1954年7月28日に演説を行って以来、複数の大統領がすでにその場に立っている。日本の経済力と米日同盟の歴史から考えれば、安倍首相が今回の演説を行う初めての首相というのはかなり意外な感じもする。日本は1941年12月7日、宣戦布告のないままハワイの真珠湾を攻撃した。その翌日にルーズベルト大統領が「12月7日は『恥辱の日』として覚えられるだろう」と述べ、日本に宣戦布告を宣言する演説を行ったその会場も、今回と同じ上下院合同会議でのことだった。これら一連の歴史的経緯を考えれば、これまで日本の首相がこの場に立てなかったことも少しは理解出来るかもしれない。
 それだけに、日本は今回の安倍首相訪米に向け、事前の準備に相当な力を入れてきた。まず、長い間両国の懸案だった沖縄の在日米軍基地問題をめぐり解決の障害を取り除いた。更に米日防衛協力の指針、いわゆる「ガイドライン」についても米国の意向に沿った形で改定を行った。中国と領有権を争う尖閣諸島については、米国から具体的かつ確実な言及を引き出したが、これも今回の事前準備の過程で得られた成果だ。オバマ大統領が力を入れている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の締結に向けた交渉にも前向きに取り組み、完全妥結に向けて大きく前進している。数十年にわたり米国の各界で育ててきた知日派、親日派の人脈は、今回の安倍首相訪米を前に様々な形で雰囲気作りをサポートしている。先日米国で行われた世論調査では「日本を信頼する」という回答が68%に達し、「韓国を信頼する」の48%を上回った。この数字も、これまでの日本の努力が確実に結実していることの証だ。
 一方の米国も中国を牽制する為、日本を自分達の側に引き入れようとしているのは事実だ。但し米国は、内心では日本が米国を信じて中国と衝突することを警戒してきた。安倍首相は先日インドネシアで行われたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)での演説で、過去の戦争に対する反省に言及することで中国に配慮し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への出資も匂わせることによって習近平国家主席との会談を実現させた。その結果、安倍首相は米国の不安を和らげることにも成功した訳だ。
 韓国外交部(省に相当)の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は先日、米中両国の板挟みとなっている韓国のジレンマについて「両国からラブコールを受けている状況は、厄介なことではなく、祝福と受け止めるべきだ」と語ったが、これはどう考えても事実に反する。但し、韓国を飛び越えて米国と中国に配慮する日本の前で冷静さを失う必要もない。日本の国際政治学者が語ったように、日本は昔から外交を苦手とする国だ。すぐに本心をさらけ出し、徒に周辺国の恨みを買う日本はどう考えても外交下手であり、実際にその政策はまさに後進的だ。
 日本は過去100年にわたり英国の外交政策を手本としてきたという。因みに英国の議会広場には今年3月、自国による植民統治に反対したガンジーの銅像が建立され、2007年8月には同じ場所に、英国による植民地支配の名残であるアパルトヘイト(人種差別政策)と戦った南アフリカのネルソン・マンデラ大統領の銅像も建立されている。これに対して日本は植民地支配への反省を表明した村山談話や、従軍慰安婦動員の強制性を認めた河野談話の見直しに向けて動き出している。英国と日本の動きは正に対照的だが、その一方でこれを見ると、100年たっても師匠は師匠、弟子は弟子の立場に留まっていることが分かる。
 米国のキッシンジャー元国務長官は「二つの国が同じ単語を違う意味で使ったときに外交は行き詰る」とした上で、その次の段階として「外交という建前でオウムのように同じ言葉を繰り返し、相手の悪意を暴こうとするようになる」と語った。今の韓国と日本が正にそうだ。
 ただし、今のこの状況で日本の無責任や不義ばかりを責めたとしても、韓国の外交政策における読み違いと失敗の責任が軽くなる訳ではない。米国務省のシャーマン次官が、「北東アジアで政治指導者が過去の敵を非難し、安っぽい拍手を受けるのは難しいことではない」と発言した時、その言葉をどのように解釈し、対応したのかについても振り返らなければならない。又、中国と日本が水面下で首脳会談の実現に向けて動いていた時、韓国がその気配を察知することさえ出来なかったとすれば、その鈍感さのレベルも尋常ではない。「戦闘に敗れた指揮官を許すことは出来ても、警戒を怠った指揮官は許すことが出来ない」という言葉は、軍隊だけで適用されるものではない。
 対日外交を進めるに当たり、歴史問題・領土問題と安全保障・経済を分けて対応し、日本との接触を拒絶してはならないという忠告、あるいは助言が最近になって多くなった。米国で共和党・民主党の両政権で国防相を務めたロバート・ゲーツ氏は「ソ連を悪の帝国と呼んだレーガン政権も、ソ連との対話を完全に閉ざすことはしなかった。これはソ連が米国の思い通りに動いたからではなく、彼らの真の意図を探る為だった」と振り返っている。
 鼻輪を付けられた牛も、手綱を緩めれば勝手に動き回る。韓国外交が気を緩めた後の日本の姿がまさにそうだ。日本国民に対するアンケート調査で、日本の歴史問題に対する反省や謝罪について、10年前には「不十分」とする回答が51%、「十分」は36%だったが、それが今は「不十分」24%、「十分」57%と大きく逆転した。安倍政権の動きばかりに注目し、その背後にいる日本国民の考えの変化にまで配慮が及んでいなかったという訳だ。
 人間であれ国家であれ、歪んだ部分や考え方が自然に元に戻ることなどあり得ない。その為、既に歪み切った日本にもう一度言うことを聞かせるには、緩めた手綱をもう一度締め直さなければならない。今こそ日本との外交政策をしっかりと見直すべきだ。
姜天錫(カン・チョンソク)論説顧問
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
タグ:政治
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