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試乗 [バリバリ伝説]

先日、バイクの試乗に行ってきた。最近、クラッチ付きのバイクに乗っていなかったので、感覚を取り戻すという目的もあったが。

まず、試乗したのが、イギリスのバイクメーカー、トライアンフのストリートトリプル。
今流行の「ストリートファイター」というジャンル。「ストリートファイター」とは、バイクのジャンルでいうと、「ネイキッド」の派生形と考えて良い。トータルバランスに優れた普通のネイキッドよりも軽量化され、かつ俊敏さを与えられたモデルである。それ故に、戦闘力がアップしており、ワインディング等に特化したモデルである。各社ともラインナップされつつあるが、主として、600~700ccクラスのバイクが多い。その車体は、リッタークラスよりも軽いので、取り回しも良い。足着きも、リッタークラスより格段に良い。街乗りから、中距離ツーリングに向いているバイクである。

トライアンフは、3気筒という珍しいエンジンを採用している。物理的に4気筒より車幅を狭くできる。これによって、足着きが4気筒モデルより良くなっている。又、便利だと思ったのが、ギアポジションが分かるメーター。「今、何速で走っているか」が分かりにくいのが、バイクという乗り物。だから、ギアポジションが、メーターで分かると、本当に便利だ。また、燃料計がついているのも、好印象。

次に試乗したのが、ヤマハのXT250Xというモタードモデル。
「モタード」とは、オフロード車の軽量さと、オンロードタイヤの組み合わせにより、街乗りには、うってつけのバイク。今まで、オフロード車やモタードモデルは、食わず嫌いをしていたが、意外と良いね。まず、車体が133kgと非常に軽いので、取り回しは楽々。例えば、普通自動二輪教習で使用されることが多いホンダのCB400(194kg)に比べて、60キロぐらい軽量である。万が一、倒れそうな時も、何とか踏ん張れる。教習車が重たく感じられた人には、絶対にお勧めだ。
実際に走行してみて、60~80キロぐらいの巡航なら、全く問題なかった。ただ、それ以上スピードを出すと、振動がきつくなってくるようだ。小生も、それは感じたし、これは、インターネット上のXT250Xユーザーも、周知するところ。勿論、車体が軽いのが良いことばかりではない。高速走行時には、横風にあおられたりする。又、カウル類が何もないので、走行風は、もろに身体に当たる。やはり、高速道路は、得意ではないだろう。中々、250ccクラスで、「軽量で、街乗りに優れていて、高速道路もお得意」などという都合の良いバイクはない。だが、市街地を主戦場とするには、恰好の愛馬になると思われる。
タグ:バイク
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