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「反日感情」という悪魔(3) [政治や歴史の話]

今回は長期連載になることを御容赦頂きたい。

さて、崔氏が、「それに比べると日本に対しては記憶が薄れるどころか益々反日扇動、反日報道が増えている印象を受ける。その理由は何だろうか(89ページ)」という疑問について、自説をあげている。

「ここに1つの例を挙げる。『慰安婦』問題である。
慰安婦問題は終戦直後から1980年代までまったく問題視されていなかったが、40年近く経った1980年代に突然話題となった問題である。それ以前は今になって思えば不自然と思えるほど話題にならなかった。1965年の韓国では日韓会談に対する反対する反日デモ、反日報道が激しく展開されていたが、それでも「慰安婦」が問題になったことはほとんどなかったのである(89ページ)」。

ここが、ポイントである。
慰安婦問題の詳細は、いずれ当ブログでも書いてみたいが、ともかく、1980年代まで、韓国では殆ど話題にならなかったと崔氏は書いている。これが非常に重要である。

慰安婦問題は、こういうものだと思う。
1980年代に、それまで殆ど話題にのぼらなかった「慰安婦問題」を日本の某氏が、書籍に書いて、話題となった。その書籍こそ、事実に凡そそぐわない、捏造に満ちた、日本を悪魔化する内容だった。
韓国側は、これを機会として、慰安婦問題を日韓の問題として、取り上げるようになった。

慰安婦問題の是非は兎も角、本当に、「慰安婦」が、戦時中に悲惨な生活を送っていたのならば、終戦直後から、何故、金切り声をあげて、日本攻撃をしなかったのだろうか。
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