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昨今の安全保障論議 [政治や歴史の話]

昨今の安全保障論議を見ると、日本は、まだまだ、安全保障論議をできる知性と知識が足りない、ピュアな民族だと感じてしまう。
小生は、基本的に、集団的自衛権賛成派であるし、日本国憲法改正派である。
多くの憲法学者達が盛んに、「安保法制は、憲法違反」と叫んでいるが、60数年前に制定された現日本国憲法が、時代に即していないのならば、改憲は、一つの選択肢であろう、というのが、小生の考えである。
どれだけ、現憲法の内容が優れているか知らないが、あの当時、日本国憲法の制定に、日本人が深く関与できたとは考えずらい。それ故、日本人が現憲法を発展させる形で、現実に即した憲法を制定するのは決して悪いことではない筈である。
憲法学者が、単なる知識の遊戯ではなく、真の学者ならば、「現憲法がこの点は現実に即している。又、この点は現実に即していない。だから、この点は、憲法解釈を変更すべきである。又は、追加条項等の特例を設ける」といったことを国民に説明しても良いのではないか。
憲法学者は、そういう説明はせずに、安保法制反対しかしていない。国際情勢の変化等は全く無視して、日本国憲法ではこう書いてあるという話しかしない。学者とはそういう者なのだろう。だとすれば、学舎の中でマスターベーションに興じていた方が宜しかろう。
例えば、今回の安保法制に反対している学者の中には、集団的自衛権ではなく、個別的自衛権も憲法違反だと解釈している人々もいる。こういう状況を見ると、国民の安全保障よりも憲法が大事な憲法学者がまだいるのも事実だろう。
又、自衛隊創設時や、安保闘争時に、憲法を盾に、自衛隊の創設や日米安全保障条約に反対していた学者達を小生は知っているが、今回反対している憲法学者達が、あの当時のピュアな憲法学者達と脳の構造が一緒でなければ、幸いである。
タグ:政治
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