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参議院選挙 [政治や歴史の話]

参議院選挙。自民党はあまり議席を伸ばせなかったし、大臣二人が落選した訳だから、快勝とは言えないだろう。売国奴の野中を復党させたり、意味不明なことをやっている内は自民党も保守層から完全には信用されないだろう。

共産党と民進党の選挙協力はまあまあ成果があったと思う。多分、「防衛予算は人殺し予算」の発言がなかったら、もっと共産党の議席は増えただろう。
但し、共産党のあの発言は思いつきでも何でもなく、共産党の本音を暴露したものとして日本国民は記憶しておいた方が良い。共産党は内心は自衛隊ではなく、自分達の手足となって動く子飼いの軍隊が欲しいのだと。これが、世界中の共産党のやり口ですが、何か。

また、共産党との選挙協力は安全保障面ではリアリストな民進党の支持者の離反を生んだのではないかというのが小生の見解である。
健全な野党がないと、与党も駄目になるし、権力腐敗が進むのは自明。しかしながら、憲法第九条を梃子に安全保障を過剰に縛ったり、安全保障論議そのものを封殺する、又は封殺してきた政党はまず日本から退場して頂かないと。

小生は改憲論者だが、現憲法下でも、自衛力の大幅強化や、いざ日本が他国に襲われた際の国防施設の整備、戦争状態になった際の国民保護のプラン設定がきちんと行われるならば早急な憲法改正を求めるものではない。
しかしながら憲法第九条を大事にする政党、その政党の支持者、その政党を支持するスポークスマン(=マスメディア)は、日本周辺の危険性から目を逸らしたり、日本周辺には危険がないよう言い繕ったり、「日本は過去に周辺国に迷惑をかけたのだから、周辺国から嫌がらせを受けても耐えねばならん」とか言ってきた。

小生は、「早急な憲法改正には反対だが安全保障面の拡充は躊躇いなくやるし、日本の安全保障の脅威には、外交面と軍事面の両方で徹底的にやる」という野党が出てこない限り、自民党以外に投票することはないだろう。 その意味で、安全保障面で根本的に間違っている共産党と見合いをした民進党は、日本の健全な野党になる資格は失ったし、与党になる資格も当然失った、というのが小生の見解である。

憲法9条「守って」=野中元官房長官【16参院選】
時事通信-2016/07/09
 6月に自民党に復党した野中広務元官房長官は9日夜、参院京都選挙区に立候補している自民党候補が京都市内で開いた演説会で講演し、「あの戦争を経験した私は、命がある限り、憲法9条だけは守って欲しい。再び恐ろしい戦いに、あるいは犠牲者を出すような、そんなことを日本民族は再び犯してはならない」と訴えた。(2016/07/09-22:45)
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