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朝日新聞の論法(2) [政治や歴史の話]

続き。

テーマ:「朝日新聞が主張したいことが先にあって、そのために『吉田証言』が利用されたということはなかったでしょうか」
門田氏:「私は一番その点を感じるんですよ。日本と日本人を貶めるという目的のために朝日新聞は記事を作っているのではないかと。そうしか思えないときがあるんです」。
山田氏:「現場には貶める目的なんてものはないですよ」。
門田氏:「そうでしょうか」。
山田氏:「私はかつてバンコクで特派員を3年ほど務め、当時周辺諸国を取材しました。例えばシンガポールはきらびやかな観光地になっていますが、お年寄りの間では戦時中の日本軍の行動について語り継がれています。戦時を伝える施設などで日本人観光客が笑顔で記念写真を撮影したりしている風景に彼らは違和感を覚えているわけです。足を踏まれたほうは忘れてない。日本の若い人たちは歴史的事実をほとんど教えられていない。認識の差がアジア諸国との交流の妨げになっている」。

これが、朝日新聞の手法。
日本の都合の悪い事例は、地球上の何処からでも探してくる。まあ、地球外の空想世界からも探し出してきてたみたいだけど(笑)。
「足を踏まれたほうは忘れてない」というが、近年の中国や韓国からのヘイトスピーチで、頭を踏みつけられた日本人も、忘れてないけどね(爆)。
「認識の差」って、アジア諸国と、日本が同じ歴史認識になる訳無いでしょ。別の国民なのだから。


門田氏:「私は高知県と言う日教組教育の強い地域で生まれ育って、『日本という国はこんなにひどいことをやったんだよ』ということはずっと教わってきました。何しろ『日の丸』というものは悪いものだという教育を植えつけられていましたから。いまの教育現場で、日本がどれほどひどいことをしたかは教えられていないかもしれませんが、逆に日本がどれほどひどいことをされたかも教えられていない。つまり現代史というものをしっかり教えられていないということは言えるかもしれません。
歴史の真実というのは加害者としての立場もあるし、被害者としての立場もある。さまざまな立場はあるが、朝日新聞ではどうして常に日本を貶める企画だけ通るのか。私には不思議でならないんです。イデオロギーや主張に沿ったものしか紙面に掲載されないのではないですか」。
山田氏:「『朝日は反日』というのは陳腐な非難です。与党メディアと野党メディアがはっきり分かれる現在、朝日新聞が現政権に何かと批判的なのはそうですよね。新聞を含めた報道機関が権力の監視機関であるならば、当然、批判はつきものです。批判を貶める、というなら私も現役時代、大蔵省を貶めてきたかもしれませんし、政府を貶めてきたかも分からない。でもそれが『反日』ということにはならないでしょう」。

山田氏は、「現場には貶める目的なんてものはない」と言っているが、門田氏は、「さまざまな立場はあるが、朝日新聞ではどうして常に日本を貶める企画だけ通るのか」と疑問を投げかけている。
これが、結局、小生も以前から感じていたことなのだ。
何故、朝日新聞には、日本を貶める記事や解説、読者の声が大量に掲載されるのか。
彼らは、「我々はバイコクではない、ハンニチではない。ただただ、権力のチェック故、政権には厳しい目を向けざるを得ない」と言ってきた。
日本に都合の悪い記事がゼロでは、新聞の意味もなかろう。しかしながら、「権力のチェック」を建て前として、日本が不利に、他国が有利になるように、朝日新聞が、記事を構成していた(今も構成している)という疑いが濃厚であると門田氏は話している。小生もそう感じている。

長文なので、続きは第三部で。
タグ:政治
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