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ジャズの話(1) [占畑レーベル]

最近、ジャズを聞いている。
インターネット等で情報を集めて、ジャズのCDを150枚ぐらい集めたが、その中で、我々がよく耳にする曲は、30曲ぐらい。これが現実である。その有名な曲30曲ぐらいをリピートで聞けば、結構幸福な時間が過ごせる。

しかしながら、ジャズのCDを購入してみて思うことは、まず聞いたことのない曲が多いこと、多いこと。
例えば、購入したCDの10曲の内、聞いたことがある曲が、入っていても2曲ぐらい。1曲も知らないなんてことも、ザラ。無名な曲が多いのだ。

ジャズの基本形は、まずメインとなるメロディが最初に流れ、次に、様々な楽器で、メインメロディをアドリブしていく。そして、最後にメインメロディに戻るというものである。これも、完全に当てはまるとは言えないが、ジャズの黄金の方程式といえる。
ただ、ジャズの場合、その曲のメインメロディが、あまりメジャーではない。これが、重大なのだ。
ジャズは、元はアメリカの音楽であるから、ジャズマンが愛奏する曲は、アメリカの古い音楽であることが多い。つまり、日本人には耳慣れない曲をジャズマンが愛奏しているのである。

日本人が、ジャズを根源的に理解し、根源的に愛聴するのは、難しいのかもしれない。
タグ:ジャズ
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久々の更新 [政治や歴史の話]

最近忙しく更新できなかったが、今日から少しずつブログを書いていきたいと思う。
橋下徹氏の慰安婦関連の発言だが、何処が問題なのだろうか。慰安婦の是非はともかく、政治家として韓国にモノを言わなかった姿勢が、韓国を助長させてきたのではないか。
今、慰安婦問題は、世界では、日本が第二次世界大戦中に大々的に軍の強制で性奴隷を持ったと言う認識になっている。これは、事実に反するが、これもしっかりと日本が世界に対してアピールしてこなかった結果と言える。又、日本国内でこの歴史認識を正常化しようとすれば、左翼の連中が騒いできて意見を封殺しようとする。
今、日本の政治家には、日本の国益を守る為、歴史の話題を分かりやすく国民や諸外国に説明する義務があると思う。
タグ:政治
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今シーズンを展望する [サッカーダイジェスト]

先週の出来事になるが、3月2日から、今シーズンのJリーグが始まった。今シーズンも、ダイジェストニュースを中心にJリーグを見て行きたい。
『週刊サッカーマガジン』1446号の特集は、2013年のJリーグの展望であった。
その中で、過去5年間のデータによれば、「J1昇格組は、開幕5試合で、勝ち点5を取らないと、降格する」という。過去5年間で、14チームが昇格し、8チームが残留している。

3月2日、3日のJ1の試合のダイジェスト映像を見て、今シーズンの各チームの感想を述べてみたい。

サンフレッチェ広島
優勝チームへのマークが厳しくなる中、佐藤寿人が封じられた際の攻撃の更なるオプションが必要か。

ベガルタ仙台
選手層の薄さは、ACL参戦はマイナスに働くかもしれない。手堅いチームではあるが、優勝は厳しいかもしれない。

浦和レッズ
柏木と原口の活躍で、昨シーズンの王者広島を撃破。大型補強した選手がペトロヴィッチの戦術にフィットすれば優勝の可能性は高まる。ただ、ペトロヴィッチ監督は、守備面の整備は苦手な監督だけに、勝てなくなった時のリカバリー面が心配。

横浜Fマリノス
昨年は堅守で上位に来たが、ディフェンスラインが、対湘南戦では、湘南の快速フォワードに振り切られるシーンが。五輪を経験した斎藤学のドリブル力は相手チームの脅威。対湘南戦で、1ゴール1アシスト。ベテランフォワードのマルキーニョスの決定力は、やはり侮り難し。

サガン鳥栖
昨年、上位躍進の原動力となった、チーム全体の運動量は健在。鹿島に先制されたものの、エース豊田の決定力で引き分けに持ち込むあたり、今シーズンもハードワークで上位進出を狙う。全員守備と全員攻撃、豊田の決定力がチームの生命線と見た。

柏レイソル
新戦力のクレオがいきなり2得点と結果を出した。フォワード陣は、高さのあるクレオ、左足のシュートが強烈な田中順也、ユース出身で抜け目の無い点取り屋の工藤壮人と、良い人材が揃っている。レアンドロ・ドミンゲスとジュルジ・ワグネルも健在。優勝を狙えるチームだと思う。個人的には、中盤の茨田あたりが、日本代表候補になるぐらい成長して欲しい。

名古屋グランパス
Jリーグ屈指のタレント集団も、不安定な戦いが続いている。攻撃陣が爆発し、楢崎を中心とした守備陣で勝ちきる戦術。しかし、その攻撃陣が沈黙すると、パワープレイしかオプションがないのが気になる。

川崎フロンターレ
風間監督のサッカー哲学は確かに面白い。但し、FCバルセロナのような、高いポゼッション力で試合をコントロールし、相手を圧倒するというサッカーがチームに浸透するのは相当に時間がかかることを覚悟しなければならない。数シーズン、上位進出は望めないかもしれないが、チーム一丸でそのサッカーに没頭し、そのサッカーに適した人材をJリーグ内外から数年かけて求めるぐらいの気概と忍耐が、チーム及びサポーターにあるかどうか。

清水エスパルス
大前元紀の穴をどう埋めるか。Jリーグで結果を出していたバレーの活躍は必須。ただ、高木俊幸、石毛秀樹、河井陽介等、チームは若い人材が豊富なだけに、伸びしろは大きい。

FC東京
個人的には、ミッドフィルダーの陣容の豪華さが気に入っている。快速の石川直宏、ベテランのルーカス、新加入の司令塔の東慶悟、展開力に長けた長谷川アーリアジャスール、日本代表に定着しつつある高橋秀人、堅守が武器の米本拓司。フォワードに目を向ければ、渡辺千真の決定力は相変わらずだし、日本復帰の李忠成の活躍にも期待。

大宮アルディージャ
昨年末、チームバランスが良くなり、残留を決めた。対清水戦では、終盤に追いつかれたが、安定感は昨年よりも高そうな印象である。

セレッソ大阪
新エース柿谷の活躍で、開幕スタート発進。18歳の南野らがスタメンに入るなど、若手主体のチームが勢いに乗れば、上位に来る可能性は十分にある。

アルビレックス新潟
センターバックが2枚とも変わったのは、堅守で勝機を見いだすチームにとって痛手。ディフェンスラインの水漏れが酷いとリーグ戦の序盤早々から降格候補になってしまう。

ヴァンフォーレ甲府
昨シーズン、J2を制した甲府。絶対的エースであったダヴィが鹿島に移籍したのは痛い。J1で生き残る為には、攻撃の要を失ったことで、まず得点よりも失点しないという、より緻密なサッカーが求められる。城福監督の手腕に期待。ただ、昨シーズン2位の仙台と引き分けたのは大きいと思う。

湘南ベルマーレ
センターフォワードのキリノの突破力はJ1でも十分に通用すると見た。ただ、J2とは違い、ある程度の守備力がないと、折角得点を挙げても、それ以上の失点をしてしまっては、勝ち点は積み重ねることは難しい。降格争いに巻き込まれるのはほぼ確実と見た。

大分トリニータ
昇格組は、まずスタートダッシュを切って、有利な立場でリーグ戦を戦っていくのが理想である。キーパー絡みの不用意な失点は頂けない。引き分けの勝ち点1が、残留には重要。こういう試合が続くようだと、降格は免れられないだろう。
タグ:サッカー
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角交換振り飛車について [父と僕の将棋]

今、角交換四間飛車が、少ブームのようだね。
先手が6八玉と上がった瞬間に、後手から8八角成と角を交換して、先手に8八銀型を強要するのは、まさに「厳重な居飛車穴熊に組まれなければ、それで十分」という大局観だろう。
ただ、我々アマチュアとしては、早々に双方角を持ち合う展開は、駒組の制約が大きく、角の打ち込みに気を使う神経戦になりがちなので、中々指しこなせないかもしれない。

アマチュア的には、角道を止める四間飛車や三間飛車が、振り飛車の捌きの手筋が勉強になると思っている。振り飛車と舟囲いの戦いでは、美濃囲いの固さが活きるのだが、やはり、最大の難敵が居飛車穴熊である。
プロ的には、角道を止める四間飛車は、居飛車穴熊に組まれると苦しいようである。居飛車の大捌きを丁寧に受けながら、徐々に堅陣の居飛車穴熊を攻略していく必要がある。そういう訳で、角道を止める四間飛車は、ほぼ死滅状態になっている。
又、角道を止める三間飛車も、居飛車穴熊に組まれると苦しいので、小倉久史さんや中田功さんぐらいしか使う人がいない現状になっている。

できれば、「角道を止める振り飛車vs居飛穴以外の居飛車」限定の定期戦を『週刊将棋』あたりで企画して欲しい。
タグ:将棋

ガンバ大阪、降格(2) [サッカーダイジェスト]

ガンバ大阪の降格の原因をもう少し分析してみたい。

「遠藤がいて負けるわけない」G大阪 降格を招いた慢心と情報不足
スポニチアネックス 12月2日(日)12時3分配信
 ◇J1最終節 G大阪1-2磐田(2012年12月2日 ヤマハ)
 初のJ2降格となったG大阪のドタバタ劇は昨冬に始まる。練習のマンネリ化など選手から不満が漏れていた西野朗監督に代え、後任に呂比須ワグナー氏を選んだ。しかし、指導歴の乏しさから監督就任には日本サッカー協会の承認が下りなかった。
 慌てて呼んだセホーン氏の30年で約40クラブという「豊富な指導歴」は機能せず、公式戦5連敗で解任。3月には松波コーチを監督に昇格させた。松波氏に対しても、クラブ幹部が「担ぎ出したとは思っていない。彼自身が(積極的に)監督になることを承諾した」と話すなど、バックアップからは程遠かった。
 「遠藤や二川や明神がいて負ける訳がない」(金森社長)という慢心も迷走を招いた。長年課題だったGKとサイドバックは今季も有効な補強がされず泣き所に。エース候補に連れてきた新外国人は利き足さえ違った。来季はリーグからの分配金も減り、予算は大幅縮小の見通しだ。遠藤や今野らは残留の意向を示しているが、高額年俸がネックになることも予想される。若返りについても来季、ユースからの昇格はなし。降格で浮き彫りになる課題は多い。
タグ:サッカー
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ガンバ大阪、降格(1) [サッカーダイジェスト]

ついに、この日が来てしまった。
小生は、関西での生活が長く、その時は、心理的には、ガンバ大阪のサポーターであった。
ガンバ大阪の選手では、宮本恒靖、遠藤保仁、等々、好きな選手が多かった。
その名門が、J2落ちとは、ちょっと信じられない気でいる。

しかしながら、今回のガンバ大阪のJ2落ちで小生が思ったことは、「もう、J1でも、J2に落ちてはいけないチームだとか、J2に落ちないチームは、もう存在しないのではないか」ということだった。
サンフレッチェ広島の初優勝の例でも分かるように、J1のレベルは、上位と下位の力の差がなくなっている。
少しの差で、ダークホースが優勝を狙える展開にもなるし、有力チームが降格争いを演じてしまう。

<J1>ガ大阪、最後まで攻守のバランス改善せず
毎日新聞 12月1日(土)20時38分配信
 名門がついにJ2に陥落した。試合終了を告げる笛が鳴ると、ガ大阪の選手はぼうぜん自失の顔で立ち尽くした。アウェーながら青色に染まったスタンドからは、サポーターの一部が拍手を送る一方、グラウンドへ液体をぶちまける姿もあった。
 1点を追う後半8分。ゴール右の角度のないところから、倉田がドリブルで仕掛けて同点とした。しかし、ここから同じ過ちを繰り返した。決定機を作りながら勝ち越せず。逆に前掛かりとなった後半40分、左サイドでボール保持者へのマークが甘くなり、小林裕に勝ち越しゴールを許した。「(点を)取り切れないと勝てないのが今季。それが全てだと思う」。松波監督は必死に悔しさをかみ殺した。
 ただ、総得点はリーグ最多の67。むしろ、総失点が65でワースト2位と多すぎた。武井が「守り方とか決まらない中、1年間バタバタした」と言えば、加地は「攻撃ができている分、後ろ(守り)に重心が持っていけない」。日本代表DFの今野を獲得し、西野朗元監督から交代して進化を目指したが、最後まで攻守のバランスが改善する兆しは見えなかった。
 「良いメンバーがいても、勝てない時は勝てない。チームとして、どこかで気の緩んだ部分があった。見つめ直すいい機会。また、強いガンバに戻りたい」。いつものように淡々とした遠藤の言葉がすべてを集約していた。【新井隆一】

<J1>降格ガ大阪、フロントの見通し甘く
毎日新聞 12月1日(土)20時53分配信
 アジア・チャンピオンズリーグ制覇からわずか4年。Jリーグ発足時に名を連ねた10クラブのうちの一つである名門のガ大阪が、初めてJ2に降格することになった。
 クラブは昨年、10年間率いた西野朗元監督の退任発表からセホーン前監督就任まで約1カ月も迷走。前指揮官も時間不足などで戦術を浸透させることができず、公式戦5戦全敗で早々と解任された。春のキャンプから継続したことが途切れ、トップチームの監督経験がない松波監督に託さざるをえなかった。
 クラブはレアンドロらの補強後、戦績は上向いたと釈明するが、サポーターからは責任を追及する声もあった。遠藤も試合後、「前半戦が悪すぎた」と降格原因を挙げた。監督、選手を獲得する金森喜久男社長以下フロントの見通しが開幕前から甘かったのは間違いない。
 ガ大阪の本拠地となる新スタジアムは14年度内の完成を目指し、寄付金を募っているが、それも伸び悩んでいる。J2陥落でその寄付にも悪影響があるのは必至だ。さらに最大スポンサーのパナソニックは巨額の最終(当期)赤字となる見通しで、既に大規模な人員削減も行った。そんな中、ガ大阪には一からの出直しが迫られている。【新井隆一】
タグ:サッカー
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初優勝 [サッカーダイジェスト]

サンフレッチェ広島が、Jリーグ初優勝を決めた。
資金力がそれ程なくても優勝できることを昨年の柏レイソルやサンフレッチェ広島が証明した。

小生は、以前は、日本にもビッグクラブが必要だと思ってきた。しかしながら、あまりにもビッグクラブが強力過ぎて他のチームと力の差がありすぎると、シーズン前から、出来レース的な感じになる。そんな状況よりは、群雄割拠の日本のJリーグの方が、楽しいと思えるようになった。優勝の可能性があるチームが7~8チームあるのが、今のJリーグだと思う。
タグ:サッカー
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「反日感情」という悪魔(7) [政治や歴史の話]

「韓国と日本の左派勢力が煽っている反日」について、又、豊田有恒氏に登場願おう。
豊田氏の『いい加減にしろ韓国(祥伝社)』は、1994年に発売された書籍だが、確か小生の友人が薦めてくれた好著である。

韓国人の好きな日本人には、一定のステレオタイプがある。つまり、日帝の悪行を弾劾することに、協力的な日本人を、もっとも好むのである。こうした日本人を、親韓的な人士と錯覚する。だが、全部そうだとは言わないが、こうした日帝弾劾派、あるいは過剰反省派とでも呼ぶべき日本人は、えてして旧左翼の北朝鮮支持派の成れの果て、あるいは隠れ蓑である場合が少なくない。
自分の国が好きでない人間が、特別に韓国だけを愛しているというようなことは、常識的に考えてもありえない。こうした日本人は、韓国を飯の種にしているだけなのである。だが、日帝を反省してみせさえすれば、韓国人はころっといかれる。良心的な日本人というわけだ(183ページ・184ページ)」。
「韓国人は、どこまで捏造を繰り返せば、気が済むのだろうか。おおよその日本人は、もし南北が統一したとすれば、応分の協力をするつもりになっている。日本では、韓国は、嫌いな国のリストには、入っていないのである。韓国人は、自分たちが、日本人を差別し、嫌っているから、日本人も自分たちに対して悪感情を抱いているかのごとく、捏造したがるが、日本の対韓論調は、これまでのところ、おおむね好意的である。だが、これも、今後の韓国の対日捏造の進め具合によっては、当然のことだが変わってくるに違いない。ここが、心配なのである。
韓国人は、まるで神に等しい立場で、日本人を分類しようとしている。つまり、対韓過剰反省派とでもいうべき日本人しか、まったく認めないのである。
したがって、日帝のしたことを、卑屈に反省してみせなければ、よい日本人と見なしてもらえないのである。だが、ほんとうに気骨があり、日本では禁句だが愛国的な日本人は、いくら韓国が好きだからといっても、しょせん祖国である日本の次でしかないから、韓国人のお得意の対日捏造には、反論もするし、同意などできはしない。そこが、韓国人の癇にさわるわけだ。つまり、100パーセント、韓国人の言い分に同調しなければならないことになる。
その点、なんでも反省屋、あるいは全部日本が悪い派は、韓国人にとって、口当たりのいいことばかり言うわけだから、良心的な日本人の典型ということになる。(中略)
『北韓(=北朝鮮)は、地上の楽園で、韓国(かれらが言う共和国南半部)は植民地の生き地獄』というスローガンが日本ではまかりとおっていた時代だった。こういう捏造を売って、ぼろ儲けしていた進歩的文化人の全盛時代だったのだ。
しかし、韓国では、いまだに日本の進歩的文化人の対韓反省が、おおいに人気を博している。かれらが、商売で、そういうポーズをとっているだけで、実際には北韓(北朝鮮)シンパだということを、知らないのである。
そうなると、一般の日本人は、みな反韓的な人物ということになりかねない。
とくに、いわゆる知韓派の日本人は、韓国人からは、かえって目の上のタンコブみたいな扱いになる。日本憎しの心情のあまり、いちばん韓国の味方になりそうな人々を、かえって遠ざけてしまうのである(187~189ページ)」。

これは、1994年当時の書物だが、豊田氏の危惧は当たっていたことになる。
1994年当時の日本の韓国に対する論調は、豊田氏の言う通り、おおむね好意的であったと思う。しかしながら、今の日本人の韓国に対する論調は、韓国に好意的とはとても思えない。未だに、日本の左派陣営は、韓国に味方するような論調だが、一般的な日本人の対韓感情は、非常に悪化したと思われる。
俗に、「嫌韓」と言われるが、小生の周りにも、「昔は韓国人に対して特別な感情はなかったが、反日行動や反日デモを見ると、韓国人うぜえな」と語る人が増えている気がする。

戦後から現在までの日本人の対韓感情を簡単に整理してみよう。
戦後から日韓基本条約締結時あたりまでをまず考えてみたい。
その当時の一般的な日本人の対韓感情は、「韓国に悪いことをした」という素朴な贖罪意識であったと思う。
その当時の日本の言論界は、基本的に左派の独壇場であったそうな。
つまり、北朝鮮を賛美し、その敵国である、韓国や朴正熙大統領を悪魔化していた。

井沢元彦氏の『逆説のニッポン歴史観』によれば、「戦後の日本は『韓国は軍事政権下で民衆は常に弾圧され経済も破綻した「極悪」の国』という偏見を抱き続けていた(143ページ)」と書いてある。
厳密に言えば、「日本の左派陣営は、『韓国は軍事政権下で民衆は常に弾圧され経済も破綻した「極悪」の国』という偏見を日本国民に植えつけようとしていた」と言うべきだろう。
何故、日本の左派陣営は、韓国を悪魔化していたのだろうか。
結論を言えば、日本の左派陣営は、北朝鮮の同調者(=シンパサイザー)であり、北朝鮮が有利になるように行動していたということだろう。韓国を徹底的に批判することによって、韓国の敵対国である北朝鮮を擁護していたのだ。確かに、韓国に、軍事政権がなかった訳ではない。朴正熙政権下でも、不当な民衆弾圧があったとされている。ただ、日本の左派陣営は、それ以上の生き地獄だった北朝鮮の内情を批判することはなかった。北朝鮮の同調者だったからである。
前の記事で、崔氏が、「金正日が1965年1月『1965年は日韓会談を阻止、破綻させるため全民族の闘争の年にすべき』と語った(132ページ)」と書いていたが、その金正日の意を汲んで、日本の左派陣営は行動していたということだろう。

次に、1965年の日韓基本条約締結以降の日本人の対韓感情を考えてみたい。
この当時の一般的な日本人の対韓感情も、おそらく「韓国に悪いことをした」という素朴な贖罪意識であったと思う。また、この当時の日本の言論界は、いまだに左派が幅を利かせている時代で、大体ソウル五輪時あたりまで、日本の親北朝鮮・反韓報道は続いていたようだ。
そんな中でも、日本の対韓感情は悪くなかったと思う。日本の左派陣営の親北朝鮮・反韓報道には乗って来なかったということだろう。

そして、冷戦が崩壊し、日本の左派陣営の親北朝鮮・反韓報道の流れは縮小を余儀なくされた。
北朝鮮の方が、「軍事政権下で民衆は常に弾圧され経済も破綻した『極悪』の国」なことが白日の下に晒されたからだ。日本の左派陣営の言論は、とんでもないデマだった訳だ。

そこで、日本の左派陣営は、方向転換を図る。今まで韓国を批判していたことを隠蔽し、韓国の反日感情を煽り、日韓が離反させる為の活動を開始したのだ。韓国の反日感情という炎に、油をかけ続けるのが、日本の左派陣営の戦法となった。
これは、非常に効果を発揮した。韓国で、「反日」は、善である。そういう国民性を利用している日本の左派陣営の戦術は一応成功していると言えるだろう。即ち、韓国で、知日派は事実上排除されている。
そして、日本の対韓感情も変化した。
日本人は、真摯な反省をしているかは別にして、雰囲気として、アジア諸国に、迷惑をかけたという思いはあったと思う。人により濃淡はあるが。
しかしながら、あまりにも不条理な韓国の反日感情の爆発を見て、ドン引きしていった。
やはり、日本人としてのプライドは、大なり小なりあるものだ。通常のプライドがあれば、「日本が完全に悪で、韓国が正義で善」みたいな韓国の考えを日本人として容認できないだろう。
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「反日感情」という悪魔(6) [政治や歴史の話]

引き続き、反日感情を現在利用している本体について、崔氏に語ってもらおう。

「北朝鮮と韓国は休戦中とはいえ今なお戦時下にある。そんな両国にイデオロギーの共有など許されるわけもない。しかし、現在韓国で起きている反日は北朝鮮と密接な関連がある。北朝鮮が韓国の反日感情を扇動する場合もあるし、不思議なことに北朝鮮と同じ声を出す韓国の勢力も増えているのである。北朝鮮が韓国の反日感情を扇動することの根拠は自首した北朝鮮のスパイの証言からも確認できる。
1974年韓国側に自首した北朝鮮のスパイ曺讃煥の陳述である。彼は韓国情報機関に自首し、北朝鮮で受けてきた教育内容とその手口を暴露した。
北朝鮮はそれまで「反米」を揚げた韓国の反政府運動を煽ってきたが、「反米」が韓国内で支持を得られなくなったために方向を転換し、反日感情を煽り、日本と韓国を離反させるための工作を行っているという内容だった。そして、その具体的な方法として「日本人への襲撃」と「日本人の売春観光、日本政治家の妄言、韓国に進出した日本企業に対する批判」などを挙げた。民族感情を刺激し日本に対する悪い世論を作る手口であるが、それは現在の韓国でもなお頻繁に行なわれている「反日運動」のやり方、まさにそのものである(131ページ)」。

北朝鮮の韓国内での活動は、日本の韓国研究家でも指摘している人がいる。韓国人も、冷静に、この問題を把握している人がいて、素直に嬉しかった。

次は、韓国と日本の左派勢力が煽っている反日についてである。
「1965年に開かれた『日韓会談』は日韓両国の関係回復のための会議だった。しかし、それは政府同士の表面的な関係回復に過ぎず、民間レベルでは逆に関係が悪化した面も少なくない。なぜなら、両国の関係回復を邪魔した勢力がいたからだ。それは、北朝鮮、そして日本と韓国の左派勢力である。
冷戦の真っ最中であった1965年の日韓会談は北朝鮮にとっては脅威そのものだった。日本と韓国には米軍が駐屯しており、両国の国交正常化は日米韓の軍事的同盟を意味したからだ。若き時代の金正日が1965年1月『1965年は日韓会談を阻止、破綻させるため全民族の闘争の年にすべき』と語ったことからも北朝鮮が日韓会談をどれだけ警戒していたかうかがえる。
韓国の左派学生運動勢力、日本の朝鮮総連、日本の左派グループは激しく日韓会談反対運動を展開した。彼らが共通してとった行動は戦時中に日本がどれだけ悪いことをしたかを強調することだった。
そして、『日韓会談は韓国の朴正熙政権が日本と手を組んで韓国を再び植民地化するために進めるものだ』と断じた上で国交が樹立すると過去に経験した悲劇が再び起こると宣伝した。現在の常識で考えてみたら強引な論理展開のように見えるが当時はこのような主張が広く受け入れられ、それに共感する日韓両国民も少なくなかった。
当時、『再び日本の植民地になってはいけない』ことを強調するため、何でも日本を悪く、日本と手を組む人を悪く語ることが多かった。そして、それは現在まで深刻な悪影響をもたらした。そのときに誇張され、語られた話がひとり歩きして都市伝説のようになったケースが少なくないからだ。
現在も、韓国の左派勢力は強い反日性向を持っている。そして、彼らは過去の左派たちと同じく過去に日本がどれだけ悪いことをしたか強調する。国交樹立から既に50年以上が経ったにもかかわらずである。それは日本を嫌っているからではない。彼らが反日の姿勢を崩さないのはそれが、日本と韓国政府を批判する、消極的な韓国政府を圧迫する材料として使えるからだ(132~133ページ)」。

「韓国と日本の左派勢力が煽っている反日」については、豊田有恒氏の著作でも触れられていたので、次の記事で紹介する。
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「反日感情」という悪魔(5) [政治や歴史の話]

では、反日感情を現在利用している本体について、崔氏に語ってもらおう。

「前章で述べたように韓国の歴代政権は自分たちの目的のために国家のレベルで反日教育、宣伝を行なってきた。この結果『国家レベル』の反日の土台が固まり、それを利用しようとする『民間レベル』の反日が現れたのは1990年頃のことである。『反日』というテーマが韓国社会で力を発揮する妙薬であることに気づいてしまったからだ。
その主体は商売人、政治家、市民団体、研究者から北朝鮮までと幅広い。しかし国家レベルの、国が望む価値観と常識を国民に植えつけようとする『洗脳』まがいの反日に比べて、民間レベルの反日はその目的がより具体的で、現実味がある。国家観、歴史観などではなく何かの『利益』を目指して動いているからである。反日で彼らが得られる『利益』とはどのようなものだろうか(112ページ)」。

崔氏によれば、現在、韓国では、「独島イベント」が大流行らしい。
「独島弁当」といった具合に、何でも「独島」という名をつければ、条件反射的に、韓国人は、そういう商品を買ってしまう。これが、「独島イベント」で儲ける商売人である。

又、韓国では、老人を騙す「反日マルチ商法」も盛んだそうだ。
つまり、老人から「年会費を払えば、いずれ日本から賠償金が入った場合、数十倍にして返ってくる」等と騙して、稼いでいる「似非市民団体」が数多くあるそうだ。

政治家にとっても、「反日」は旨みが大きい。
崔氏の文章を引用しよう。
「韓国の政治家ほど『反日』を積極的に利用してきた集団はいない。彼らが反日を利用したのは歴史の評価のためではない。だからといって自分の直接的な利益のためでもない。彼らは政敵を攻撃するため反日を利用する。韓国の国民が『親日派』に対して大きな反感を持っていることを利用し、反対派や選挙において競争相手の親日前歴を問題視する。
現在の韓国の政治家たちはほとんどが戦後生まれである。しかし、韓国の親日攻撃には賞味期限がないので相手を攻撃するためであれば、相手の父、祖父の代まで問題視するのである。(中略)
日本人から見ると、60年位上前の話を持ちだしたところで、そこまで気にしないのではないかと思うかもしれない。しかし、これが韓国では効果を上げる。だから、それを利用する勢力が後を絶たないのである(130ページ)」。

こうして見ると、親日派である限り、韓国では政治家にはなれない。こういう相手と、交渉しなければならない日本の政治家達も大変だろう。
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「反日感情」という悪魔(4) [政治や歴史の話]

では、韓国の「反日感情」がどのように生み出されていったのか。

崔氏の分析によれば、李承晩大統領期と朴正熙大統領期の「反日」は、権力者側からの「反日」であったものが、全斗煥大統領期になると、被権力者側の「反日」になってきた。
「このような『下』からの反日は政権にとっては負担になった。政府は国民の反日感情を常に意識しなくてはならなくなったのである(97ページ)」。

崔氏の分析は続く。

「以上、簡単にではあるが韓国の現代史を振り返ってみると、韓国の歴代政権が体制維持、支持率の獲得、外交の手段として『反日』というカードを繰り返し利用してきたことがわかる。
国内の混乱と不満を抑えるため国外へ国民の目をそむけさせることは歴史上多くの国が使ってきた方法であり、現在も世界の色々な国が使っている常套手段である。韓国の場合、日本に35年間支配された過去の『傷』があるため、『日本』が利用しやすい素材であることは否めない。とはいえ、1980年以後強まった反日感情は日本統治期を経験した人々ではなく、未経験者たちにより提起されたものがほとんどである。即ちもはや現代韓国の『反日感情』の原因は、『過去』の辛い記憶にあると明言することは出来なくなっているのである。
現在、日韓関係において、韓国の『反日』意識が、日本の『嫌韓』感情を生み出す一因になっていることは紛れもない事実であろう。『戦後の歴史』の中で生み出された『反日感情』が、現在と未来において日韓の友好関係の妨げになっているのである(109ページ)」。

崔氏の分析によって、「反日感情」の質の変化が分かろう。
つまり、権力側が国民を制御する為に使用していた「反日感情」が、いつしか被権力側が政府を攻撃する道具にもなってきたということだ。
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死に場所を見つけたカズ [サッカーダイジェスト]

全盛期を過ぎたカズを代表に選んだことへの批判はあろう。
カズを選出したことで、フットサルの選手が一人代表落ちしたことも又事実である。

しかしながら、「日本サッカーに貢献したカズを日本最初のワールドカップに連れて行かなかった岡田監督の罪は大きい」と小生は当ブログで以前書いた。
そのカズが、ついにワールドカップの舞台に立った。

嬉しかった。ただ、嬉しかった。
カズを選出しなかった岡田氏も、今頃ほっとしているのではないか(笑)。

三浦知「幸せなこと」=フットサルW杯でデビュー
時事通信 11月2日(金)9時12分配信
 【ナコンラチャシマ(タイ)時事】フットサルのワールドカップ(W杯)が1日に開幕し、サッカー元日本代表の三浦知良(J2横浜C)がデビューを果たした。日本は前回王者ブラジルに1-4で敗れたが、三浦知は見せ場も作った。
 かつてサッカーで2度逃したW杯の舞台に、日の丸を胸に登場。誰よりも代表のユニホームにこだわってきた男らしく、「日本代表としてプレーするのは幸せなこと」と振り返った。
 前半の終盤には「全体的に仕掛けが少なかったから、積極的に行こうと思っていた」と、得意のまたぎフェイントを使ったドリブルで攻め込み、スタンドの大勢の日本人を沸かせた。後半は大きくリードされた展開で出番が少なかったが、ベンチから懸命にチームを鼓舞した。
 1次リーグは、各組2位までに加えて3位でも他の組との比較で決勝トーナメントに進める可能性がある。「まだチャンスはある。(4日の)ポルトガル戦に向けて盛り上げていきたい。それが僕の役目でもあるから」。大会参加の全選手中最年長の45歳は、前向きに話した。
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「反日感情」という悪魔(3) [政治や歴史の話]

今回は長期連載になることを御容赦頂きたい。

さて、崔氏が、「それに比べると日本に対しては記憶が薄れるどころか益々反日扇動、反日報道が増えている印象を受ける。その理由は何だろうか(89ページ)」という疑問について、自説をあげている。

「ここに1つの例を挙げる。『慰安婦』問題である。
慰安婦問題は終戦直後から1980年代までまったく問題視されていなかったが、40年近く経った1980年代に突然話題となった問題である。それ以前は今になって思えば不自然と思えるほど話題にならなかった。1965年の韓国では日韓会談に対する反対する反日デモ、反日報道が激しく展開されていたが、それでも「慰安婦」が問題になったことはほとんどなかったのである(89ページ)」。

ここが、ポイントである。
慰安婦問題の詳細は、いずれ当ブログでも書いてみたいが、ともかく、1980年代まで、韓国では殆ど話題にならなかったと崔氏は書いている。これが非常に重要である。

慰安婦問題は、こういうものだと思う。
1980年代に、それまで殆ど話題にのぼらなかった「慰安婦問題」を日本の某氏が、書籍に書いて、話題となった。その書籍こそ、事実に凡そそぐわない、捏造に満ちた、日本を悪魔化する内容だった。
韓国側は、これを機会として、慰安婦問題を日韓の問題として、取り上げるようになった。

慰安婦問題の是非は兎も角、本当に、「慰安婦」が、戦時中に悲惨な生活を送っていたのならば、終戦直後から、何故、金切り声をあげて、日本攻撃をしなかったのだろうか。
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「反日感情」という悪魔(2) [政治や歴史の話]

崔氏は、「それに比べると日本に対しては記憶が薄れるどころか益々反日扇動、反日報道が増えている印象を受ける。その理由は何だろうか(89ページ)」という疑問について、89ページ以降で詳しく述べている。

それを紹介する前に、小生が、韓国ウォッチャーとして尊敬している黒田有恒氏の『いい加減にしろ韓国』から、以下のような文章を引用してみたい。

1970年代の韓国について、豊田氏が述べている。
「当時の韓国人は、日本を批判しても、捏造は行なわなかった。今は、このとおり、惨めな部分も少なくないが、必ずや経済を発展させ、日本を追い越し、日本人を見返してやるという気概があった(『いい加減にしろ韓国』27ページ)」。

成る程と思った。
私見では、日本統治時代を直接体験した世代が持っていた「反日感情」と、日本統治時代を直接体験していない世代の現代の「反日感情」では、質が変化したと、考えている。
豊田氏が体験した韓国人とは、おそらく、日本統治時代を知っている人々であろう。勿論、他国から統治されたことは悔しい。しかしながら、無かったことをさも有ったことのように話す捏造は行なわなかった。そういう捏造行為は、プライドが許さなかったのだと思う。

だが、世代が変わり、日本統治時代を知らない世代が増え始めてくると、日本統治時代の真の姿を知る者が少なくなってくる。只でさえ、日本を悪く言えばポイントになる国である。段々、日本統治時代の歴史に、嘘や誇張、捏造が混じってくる。
日本統治時代を知る世代は、それに気づいていたと思う。だが、韓国内で、日本のことを擁護するのは難しくなっていた。
こうして、どんどん、日本統治時代が悪く書かれる。その意見が、韓国での正論となり、韓国国民に教育される。益々、日本が嫌いになり、日本統治時代の真の姿は分からなくなった。
まあ、韓国人によって、真の日本統治時代の姿など、どうでも良い。常に日本というものは、「韓国を蹂躙した、残虐で、野蛮で、汚らわしい存在」でなくてはならない。
真実が重要なのではなく、イメージが重要なのだ。

「韓国内で、日本のことを擁護するのは難しくなっていた」と小生が書いた。
日本統治時代の直後から、日本を懐かしんだり、日本を擁護することは、タブーに近かった。
そして、韓国の国是として、「反日」が推進されていく。これは、日本を叩くことによって、韓国国内を統一する為だ。
現在では、その方針が完成の域に達している。
つまり、韓国国内で、反日を批判したり、日本を擁護したりすると、直接的攻撃を加えられたり、芸能活動ができなくなるような圧力を受ける事態になっている。

例えば、崔氏の前述の著作の158ページと159ページに、韓国人歌手の趙英男氏の話と、大学教授の李栄薫氏の話が載っている。
趙英男氏は、『殴り殺される覚悟で書いた親日宣言』という本を書いた。内容は、日本人の一般的な感覚で言えば、まだまだ反日的な内容であったらしい。「ただ、日本からも学べる点はあるよ」という程度の意思表明であったそうな。
しかしながら、韓国国内では、相当なバッシングを受け、趙氏は、謝罪会見を開かざるをえなかった。
2004年に、李栄薫氏が、「慰安婦を強制連行したという証拠はない」という発言をし、慰安婦被害者の前で土下座を強制させられた。

この2つの事例を見ても、反日のレベルを下げたり、日本を擁護したりすれば、たちまち相当な圧力がかかってくることが分かるだろう。
殆どの韓国人が、「反日」という方向で、洗脳させられていると考えると分かりやすいのではないか。
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「反日感情」という悪魔(1) [政治や歴史の話]

小生は、今週は水曜日がオフであった。
オフの日は、よく近郊の書店に行く。

この日も、新刊コーナーを物色していた。
そして、今年一番の掘り出し物を発見した。
『韓国人が書いた韓国が「反日国家」である本当の理由』。
最近、音楽にのめり込み、固い本をあまり読まなかった。久々に、固めの本を買ったが、大ヒットであった。
これは、韓国人の崔碩栄氏が、韓国人は何故、反日感情を捨て去れないかについて述べた本である。

まず、韓国人が書いたという点がミソである。
韓国人の反日感情について、日本人から兎や角言われるのは、韓国人も面白くなかろう。
しかしながら、当の韓国人が、自分達の反日感情について、比較的客観的な立場から、眺めている態度にまず好感が持てた。

崔碩栄氏が、こういう意見を出している。
韓国は反日感情が強い国として世界的にも有名である。その理由とは何であろう。多くの日本人はその理由として『過去』を思い浮かべるに違いない。20世紀初頭に行われた日韓併合、大日本帝国による朝鮮統治があり、これが反日感情の根源であると推測するのである。しかし、私の検証結果から述べると、現在韓国社会に広がっている反日感情は単純に『過去』だけでは説明できない部分が多い(88ページ)」。

小生も、反日感情の原因は、「日本統治」にあると以前は漠然と考えていた。出発点は確かにそうだ。

崔氏は、続けてこう書いている。
「35年間朝鮮半島を支配した『日韓併合』だけでも日本に対し反感を持つのは当然だろうと思う日本人もいる。私自身も韓国に生まれ育ち、その教育を受けてきた韓国国民として、この事件、そして秀吉の一方的な侵略である『文禄の役』が韓国人の持つ反日感情の主な原因だと思っていた(88ページ)。」

しかしながら、崔氏は、次にこう書いている。
「しかし、現在の反日感情はこの二つの事件だけでは説明できない。例えば、日本統治期の反感と鬱憤が原因であれば今より終戦直後の方がもっと強かったはずである。『歳月が薬となる』という韓国の諺の通り、時間が経つにつれて少しずつ薄れていくのが普通である。
歴史上、韓国がもっとも大きな犠牲を払い、辛酸を嘗めたのは13世紀モンゴル来襲の時だ。約40年に渡って7回の侵攻を受けた高麗は全土が荒廃し、多くの高麗人が財産や命を失った。しかし、現在の韓国人にモンゴルあるいはモンゴル人を憎んだり、嫌っている人はいない。時間が経つにつれ記憶が薄れてきたからである(88~89ページ)」。

そうなのである。小生も、この点が以前から気になっていた。
確かに、戦前、日本から統治を受けていて、朝鮮人達が、気分が良くないのは理解できる。ただ、時間とともに、そういう恨みは消えていくものではないか。日本人ならば、広島と長崎への原爆投下のことは、詳細は知らなくても知ってはいる。しかしながら、だからといって、未だに「鬼畜米英」だとか、「広島と長崎の恨み、晴らさでおくべきか」とか言っている御仁はまずいない。そういう御仁がもしいるとしたら、よっぽどの反米思想主義者であろう。
翻って、韓国の場合、戦後、益々、反日感情が増幅しているという現象が起きている。

崔氏は、「それに比べると日本に対しては記憶が薄れるどころか益々反日扇動、反日報道が増えている印象を受ける。その理由は何だろうか。日韓の政治、経時的な協力関係や文化交流は間違いなく増加の一途を辿っているが、それと同時に憎しみも強くなっているのだ(89ページ)」と疑問をぶつける。
日本人も、この点が最も気になっているだろう。「時が経つほどに、増幅する恨みって、ちょっとおかしくないか」と。
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チェックが甘すぎる [政治や歴史の話]

知らなかったで済む問題ではない。
こういうチェックの甘さが、日本の政治家の地位を下げている。
石破氏は、この問題について、きちんと説明すべきだ。

石破氏側に外国人献金…3社75万円、全額返金
読売新聞 - 10月18日 03:05
 自民党の石破茂幹事長が代表を務める政治団体が2006~11年、在日韓国人が代表取締役などに就く鳥取市内の企業3社から計75万円の献金を受けていたことがわかった。
 政治資金規正法は外国人や外国人が主な構成員になっている団体からの献金を禁じており、石破氏側は同法に抵触するとして全額を返金。石破氏の事務所は「代表者は通称に日本人名を使っており、外国人とわからなかった」と釈明している。
 事務所などによると、11年3月に発覚した前原誠司・国家戦略相(当時外相)の在日韓国人献金問題を受けて、石破氏側が調査。石破氏が支部長の「自由民主党鳥取県第一選挙区支部」が、パチンコ店などを経営する企業グループの3社から献金を受けていたことが判明した。
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立場が違えば、評価が違う [政治や歴史の話]

安倍総裁が靖国神社を参拝した。
この調子で、首相に就任してからも、参拝して欲しい。
某国が参拝に反対しているらしいが、思い切って、毎月のように参拝したら如何。反対している相手国民が、気が狂うぐらいに。首相が靖国参拝して、靖国参拝反対分子が、発狂したら、それはそれで、反日分子が消えて好都合ではないか(笑)。

冗談はこの辺にして、本題。
立場が違えば、評価が違う話。
例えば、ナポレオンは、フランス人にとっては英雄だったかもしれないが、近隣諸国からしたら単なる侵略者だったろう。
日本軍は、英霊として祀られるべき存在と小生は思っているが、戦地となったアジア諸国では、やはり、いくら日本が取り繕っても、侵略者でしかない。

では、日本人ならば、やはり、「日本人を擁護してナンボ」と小生は思っている。
日本人が日本人を擁護しないで、誰が日本人を擁護しますか、って話だね。

靖国参拝、教科書問題、従軍慰安婦問題、等々。
結局は、そこに行き着くと、小生は思っている。

安倍総裁が靖国神社参拝 「公約」先取り実行
産経新聞 10月17日(水)18時46分配信
 自民党の安倍晋三総裁は17日、秋季例大祭が行われている東京・九段北の靖国神社を参拝した。安倍氏は自民党総裁選で首相に就任した場合は例大祭などでの参拝に意欲を示しており、政権奪還前に“公約”を先取りして実行した形だ。
 安倍氏は午後5時2分、モーニング姿で靖国神社の到着殿前に党の公用車で到着。「自民党総裁 安倍晋三」と記帳し、玉串料は私費から納めた。参拝後、記者団に「国民のために命を捧げた方々に自民党総裁として尊崇(そんすう)の念を表するため参拝した」と述べた。一方で「首相になったら参拝するしないは申し上げない方がいい」と明言を避けた。
 安倍氏は平成5年に衆院議員に初当選して以来、幹事長や官房長官在任時も参拝していた。ただ、首相在任中(平成18年9月~19年9月)は「参拝したかしないかは言わない」との方針をとった。
 中韓両国との外交関係を改善するためで、改善後に再開する意向だったが、参拝前に体調不良で首相を辞任。9月の党総裁選の記者会見では「首相在任中に参拝できなかったのは痛恨の極み」と述べ、首相に就任した場合には参拝する考えを示唆していた。
 現職首相の靖国神社参拝は、小泉純一郎元首相が平成18年8月15日に行って以降、途絶えている。野田佳彦首相は昨年9月の内閣発足時に首相と閣僚の公式参拝を自粛すると決定し、参拝していない。
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どう立て直すか [政治や歴史の話]

今、日本企業が元気が無いように見える。
戦後、日本は経済力を武器に、大国の座にのし上がった。
その看板の経済力に陰りが見えてきた。
液晶テレビやスマートフォンの分野で、韓国製品が世界中でヒットしている。
「アップル社の猿真似」と悔しがってはみたものの、ある程度の質と安さがなければ、世界中で売れる筈がない。
その韓国製品より、日本の液晶テレビやスマートフォンが売れていないのが現状である。

小生は日本企業の底力を信じてはいる。だが、日本企業が、この十年ぐらい道を誤ったのではないかという疑問があった。それを分析してみたい。

「日本が元気がないから、愛国心を煽る為に、中国や南北朝鮮を刺激しているのだ」という意見も聞く。
確かにそうかもしれない。
国内に停滞感があると、外部に敵を見い出し、国内のガス抜きを図るのは、日本の近隣でよく見られた光景だ。
日本がそう言われないように、経済の牙をもう一度研いでいこう。

「アップルたたきつぶせ」手段選ばぬサムスン 韓国に負けた日本企業
サンケイビズ 2012.10.16 11:46
【家電漂流】(上)
 大阪府門真市。40年以上の歴史を持つ「パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館」を訪れた韓国サムスン電子の男性社員が述べた感想に、パナソニック関係者は衝撃を受けた。
 「サムスンの歴史館と一緒。パナソニックが、真似して作ったに違いない」
 幸之助歴史館は昭和43年に開館し、サムスンの会社設立は翌年の44年と、真相はその逆にある。サムスンの李健煕(イゴンヒ)会長が松下幸之助氏の“商の心”を愚直なまでに学んだことにより、2つの歴史館の内容が似てきたという。
 「李会長は幸之助さんの著書を読みあさり、役員にも配っていた」。サムスン元幹部はそう振り返る。
 今や世界の家電市場を席巻するサムスンだが、2000年代までは日本の家電メーカーにとってライバルとも言い難い小さな存在だった。李会長は、1993年に企業ロゴを「三星電子」を表すデザインから「SAMSUNG」に変更。
 「女房と子供以外はすべて変えよう」と革新を断行してきたが、それでも98年度の最終損益は、パナソニックが203億円の黒字だったのに対して、サムスンは大幅な赤字にあえいでいた。
 そんな日韓の立場が逆転したのは、サムスン、韓国LG電子などがウォン安と技術力を武器に、世界で存在感を見せ始めたからだけではない。「日本製は品質も性能も最高水準」という評価に甘んじ、日本の家電各社がヒット商品を生み出すための機動力、柔軟性を失っていった為だ。関係者は「大企業病に陥った日本の家電各社は重厚長大産業のようだ」と指摘する。
 李会長が幸之助氏の経営理念を習ったように、今の日本企業はサムスンや米アップルの経営戦略を取り入れられるのか。残念ながらそれは不可能に近い。
 「アップルをたたきつぶしてください。どんな手を使っても良いから」。元サムスン社員だった日本人男性は、サムスン幹部が部下にこう指示するのをみて驚愕した。
 事実、サムスンはライバル企業を潰す為に手段を選ばない。例えば、新興国の薄型テレビ市場で破格の低価格品を発売し、日本メーカーを後退させた。当然のことながら、売っても赤字という「逆ざや」に陥るが、潤沢な資金を持つサムスンなら可能だ。
 一方、マーケティングや消費者との関係作りに優れたアップル。その土台を築き上げた創業者、スティーブ・ジョブズ氏のような経営者は日本の家電各社におらず、「アップルやサムスンを目指したくても目指せない」と関係者は話す。
 サムスンの成長の理由はウォン安といわれるが、それと共に日本の優秀な技術者の人材流出も指摘される。しかも、最近は日本の技術者自らが韓国企業に売り込みをかけるケースが多いという。
 年収6千万円以上、専属秘書や運転手付きの車の支給。こんな好条件をサムスンは提示するといわれるが、日本の技術者はそれだけで韓国企業に転職するのではない。
 三品和広・神戸大学大学院経営学研究科教授は「技術を評価せず、売れ行きだけを評価対象にした企業風土に、日本の技術者が嫌気をさした」と分析する。
 パナソニック、シャープなど関西企業が牽引してきた日本の家電業界。関西の製造業の底流には「やってみなはれ」が口癖だったサントリーの創業者、鳥井信治郎氏に代表されるチャレンジ精神が常に流れていたが、いつしか絶えてしまったのかもしれない。
 「あなた達は、いつか韓国メーカーに負ける」。
 約30年前、日本企業の攻勢で家電部門を売却した米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジャック・ウェルチ元最高経営責任者(CEO)は、パナソニック関係者にこう予言した。その言葉が現実となっても、日本の家電メーカーの次の一手は見えてこない。日本経済をリードしてきた家電業界が今、危機に瀕している。メーカーはどこへ向かうのか。その針路はかすんだままだ。
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今こそ全力で [政治や歴史の話]

領土防衛に関して、日本はもっと真剣にやった方が良い。
もっと様々な手段で、領土侵略に立ち向かうべきだ。
外交力でなく、「目に見えた軍事力」という力。これに勝る武器は事実上無い。

沖縄で初の離島奪還訓練を検討=米軍と来月、慎重論も-自衛隊
時事通信社 - 10月13日 14:05
 日米両政府が、来月予定されている日米共同統合演習(実動演習)で、沖縄県の無人島を使った離島奪還訓練を実施する方向で検討を進めていることが13日、分かった。離島奪還を巡る国内での日米共同訓練は初めてとみられる。沖縄県の尖閣諸島を巡り、中国を牽制する狙いがあるとみられるが、中国側の反発は必至で、日米両政府内には慎重論も出ている。
 関係者によると、共同統合演習は来月上旬から中旬にかけ、南西諸島方面を中心に日本周辺の海空域や基地で実施される。検討されている離島奪還訓練は、米軍の射爆場がある沖縄県渡名喜村の入砂島での実施を計画しており、陸自西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)と在沖縄米海兵隊の第31海兵遠征部隊(31MEU)が中心となって共同で島への上陸訓練などを行う。
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梯子を外す準備 [政治や歴史の話]

こういう対応しかできない、DQN。これが支那品質。
日本も、梯子を外す準備を始めよう。

梯子を外される:「梯子を使って高い所に登ったのは良いが、梯子を外されそのまま置きざりにされる」意から、「仲間や味方に裏切られて孤立する」の意味。

「チャイナリスク」、世界が意識=中国ボイコットに失望も-IMF総会〔深層探訪〕
時事通信 10月13日(土)12時19分配信
 48年ぶりに日本で開催された国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会。各国の閣僚や中央銀行総裁が顔をそろえた中で、中国の閣僚級の姿はなかった。日本の尖閣諸島国有化への意趣返しであるのは明らかだ。世界2位の経済大国となり、大きな影響力を持つ中国の奔放な振る舞いは、「チャイナリスク」を世界に印象づけた。

 ◇ミャンマー支援への思惑
 中国は総会2日目の10日になって突然、謝旭人財政相と周小川中国人民銀行(中央銀行)総裁の欠席を日本側に通知してきた。民間の大手銀行もボイコット。国家の意図をむき出しにした異常な対応だ。
 実務レベルの政府代表団は来日したが、総会に関連する会議には出たり、出なかったり。日本政府関係者は「大国として責任感が全くない行動」といら立ちを隠さず、主催者のIMFと世銀もお手上げ状態だった。
 日本の肝煎りで11日に開いたミャンマー支援会合も中国は欠席。軍事政権下のミャンマーは国際社会から拒絶され、中国から多大な援助を受けていた。同会合を取り仕切った中尾武彦財務官は「ミャンマーと関係が深い中国の欠席は非常に残念」と顔を曇らせた。
 ミャンマーは、影響力が増大する一方の中国に脅威を感じ、ここ数年は日本などへも急接近していた。総会期間中、最大の成果とも言えるミャンマーの延滞債務解消策がまとまったのはチャイナリスクが底流にある。
 日本車や日系スーパーが焼き打ちにあった反日デモの映像は内外に強烈な印象を残した。日本が来年の円借款再開を表明したミャンマーに足掛かりを再び築くのは「豊富な資源や格安の労働力をにらんでの行動」(民間エコノミスト)。中国からのシフトが強く意識されており、他国も同様に考えているようだ。

 ◇日本も努力を
 IMFは9日、世界全体の実質GDP(国内総生産)伸び率予測を3.5%から3.3%に下方修正した。欧州危機の拡大に加え、エンジン役を果たしてきた中国やインドなど新興国の成長に急ブレーキがかかったことが要因だ。
 総会参加者の多くは、閣僚に限らず幅広いレベルで中国と議論し、協調して世界経済回復の処方箋を探ろうと待ち構えていた。しかし、中国の露骨な消極姿勢は失望を招いた。ラガルドIMF専務理事は、中国にとってもマイナスだとして、「何か重要なものを取り逃がすかもしれない」と指摘した。
 日中関係の早期修復への期待から、日本も努力すべきだとの注文も相次いでいる。キム世銀総裁は日中の政治的緊張が世界経済に与える悪影響に懸念を示し、ラガルドIMF専務理事は日中関係を「世界経済全体にとって極めて重要だ」と指摘した。11月にはメキシコで20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開催されるが、今のままではG20の結束はおぼつかない。
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国と国の関係 [政治や歴史の話]

高村も、まだましな対応をしている。
こういったやり取りを韓国としている事実は、小生も知らなかった。
日本は、強請り集り(たかり)を生業とする国家に対して真っ当な対応をしてきたと思う。
もう、ユスリタカリには屈しない。

国と国の関係で一度決着したものを蒸し返してはいけないし、蒸し返させてはいけない」。当たり前のことである。
こういう当たり前のことが出来ない国が、日本の周りには多いんだねえ。頭でも腐っているのかな。

慰安婦、韓国に反論=自民副総裁
時事通信 10月10日(水)21時31分配信
 自民党の高村正彦副総裁は10日夜、都内で講演し、旧日本軍による従軍慰安婦問題について「韓国で日本の軍が直接的強制連行をした事実はない。韓国以外ではあったが、日本軍による軍法会議で裁かれた」と述べ、強制連行があったとする韓国側の主張に反論した。
 また、自身が外相を務めていた1998年に日韓共同宣言をまとめた際、金大中大統領(当時)から「一度謝れば韓国は二度と従軍慰安婦のことは言わない」と説得され、「痛切な反省と心からのお詫び」を明記したことを紹介。「国と国の関係で一度決着したものを蒸し返してはいけないし、蒸し返させてはいけない」と強調した。
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2着に思う [今日のスポーツニュース]

オルフェーブルが2着だったようだ。
残念な気持ちより、ほっとしている自分がいた。
それは何故か。オルフェーブルの鞍上が、外人だったからだ。
小生は、池添で凱旋門賞に勝負しなかった時点で、もうオルフェーブルの凱旋門賞を応援していない。
池添で勝負して欲しかった。
やはり、日本馬で、日本人の騎手で凱旋門賞を獲って欲しい。
出稼ぎ外人騎手は、もう結構。

<競馬>オルフェーヴル2着 日本競馬界の悲願ならず
毎日新聞 10月8日(月)1時5分配信
 仏凱旋門賞でのオルフェーヴル2着。日本競馬界の悲願達成はまたもならなかった。不利とされる大外枠からのスタートにもオルフェーヴルの池江調教師は「内で包まれるよりもいい」と自信を見せていた。狙い通りの展開で勝利を手中に収めかけたが、最後の壁を破れなかった。
 スタートから後方で折り合いをつけていたオルフェーヴルは最後の直線で自慢の末脚を発揮。残り300メートルを切って先頭に立つと、そのまま内に入って逃げ切りを図った。しかし、驚異的な追い上げを見せたソレミアにゴール寸前で屈した。目前の勝利を逃したスミヨンは「追い出してから内側によれてしまって…。本当に残念だった」と無念の表情を浮かべた。
 レースに向け、周到に準備をしてきた。デビューから日本国内で手綱を取ってきた池添謙一に代わって、凱旋門賞2勝とレースを熟知するスミヨンに手綱を託した。人馬の息は徐々に合い、前哨戦とされた9月のフォワ賞も制していたが、あと一歩及ばなかった。
 池江調教師は悔しさを隠し「勝負ごとは勝たなきゃいけない。勝って世界一を証明したい。まだがんばる」と自らに言い聞かせるように話した。日本馬の「世界一」の称号を追い求める闘いはこれからも続く。【村社拓信】
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外国人からの献金 [政治や歴史の話]

これは、民主党だから言う訳ではない。
外国人からの献金に無頓着な精神は、もうその時点で、議員は辞めた方が宜しかろう。
この件にしては、安倍氏の意見が全く正しい。
当然、自民党の議員達も、自分達の身辺は綺麗にしておいた方が良い。

自民総裁、法相辞任を要求=公明代表「説明責任尽くせ」
時事通信 10月4日(木)16時27分配信
 自民党の安倍晋三総裁は4日の記者会見で、田中慶秋法相の政治団体が、外国人が経営する会社から献金を受けていた問題について「前原誠司氏は(同様の事案で外相を)辞職した。事実なら、当然我々は要求していかなければならない」と述べ、法相の辞任を求めていく考えを示した。
 安倍氏は「何故外国人の献金が禁じられているか。外国人から絶対に影響を受けてはならないということだ。(田中氏は)法相だから、まさに法の番人ではないか」と厳しく批判した。
 一方、公明党の山口那津男代表は取材に対し、「就任早々から『政治とカネ』をめぐる問題で疑いが出るのはいかがなものか。まずは法相自身が説明責任を尽くすべきだ」と述べた。
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サヨクの頭の中身 [政治や歴史の話]

尖閣諸島への中国への示威行動を止めさせるには、日本の軍事力による抑止力アップや、アメリカの軍事力を上手く使って、中国を牽制するしかない。

沖縄の長である、Nさん(仮名)は、オスプレイの配置に対しては、反対に御執心だ。
だが、石垣島の防衛には、無関心らしい(笑)。
米軍は去って欲しいが、代わりに、中国軍に侵略されるのは、お好きなようだ。
反米に毒された脳内は、死ぬまで治らないらしい。

<オスプレイ>沖縄到着…岩国から6機 沖縄知事「遺憾」
毎日新聞 10月1日(月)9時34分配信
 米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ6機が1日午前、一時駐機先の米軍岩国基地(山口県岩国市)を離陸し、配備先の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に向かった。6機は午前11時50分ごろまでに普天間飛行場に着陸した。沖縄県や宜野湾市が配備の見直しを求め、普天間飛行場のゲート前で県民が抗議を続けるなど沖縄が島ぐるみで反発する中での強行配備となった。
 沖縄県の仲井真弘多知事は県庁で報道陣に「県民の不安を払拭しないまま強行するのは理解を超える話だ。政府の安全宣言はおかしく、自分の頭に落ちてくる可能性があるものを、誰が分かりましたと言えるのか。極めて残念で遺憾だ。県民の安全に関する話であり、強行する政府の政策展開の手法はおかしい」と述べ、政府を激しく非難した。
 仲井真知事はその後、宜野湾市役所でオスプレイの着陸を確認。「音が大きい印象を持った。街の中の飛行場で使うのはどう見ても無理がある。なるべく早く国内の別の空港に移さないといけない。どうしても使いたいのなら普天間飛行場も一日も早く移設しないといけない」と述べた。
 普天間飛行場の野嵩ゲートでは9月26日に抗議行動を始めた県民が1日も朝から集結。警備の警察官ともみあいになる場面もあった。9月9日の県民大会で共同代表を務めた翁長雄志(おながたけし)那覇市長ら自治体首長も駆けつけた。
 オスプレイは7月23日に岩国基地に陸揚げされ、9月21日から試験飛行を始めていた。1日は午前8時51分▽9時5分▽9時17分--に、2機ずつ岩国基地を離陸した。
 オスプレイは開発段階の91~00年に墜落事故が相次ぎ、計30人が死亡。一時は開発中止も検討された。量産後も10年4月▽12年4月▽12年6月に墜落事故を起こした。
 米軍は99年、オスプレイの普天間配備を「07年か08年になる予定」と言及。沖縄県は政府に照会したが、日本政府は「米政府から正式な話がない」としか返答せず、政府が公式に沖縄県に伝えたのは11年6月だった。
 オスプレイの岩国搬入後、日米両政府は日本での運用を巡る協議を始め、米軍基地周辺ではできる限り人口密集地域上空を避けるなどのルールに合意。日本政府は9月19日に「安全宣言」を出した。
 しかし沖縄県では、過去に日米合意した米軍機の夜間早朝の飛行を制限する措置は事実上形骸化しており、沖縄県はオスプレイに関する日米合意の実効性も疑問視している。【井本義親】
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内閣改造について(3) [政治や歴史の話]

田中氏の役柄は、中国への配慮と、「客寄せパンダ」だろう。
大臣、いや政治家としての資質を問われるような言動を繰り返してきたが、何故か、一分の国民に人気があった田中氏。要するに、田中氏のサポーターも、政治が分からないDQNだった訳だが。
今回は、野田政権の風当たりを弱くする為の防波堤として起用されたと思うが、果たして。

野田内閣改造 日本の再生を託し得る布陣か
読売新聞 - 10月02日 01:25
 ◆「発信力」で田中文科相起用の愚◆
 衆院選を控え、入閣を待望していた議員の処遇を図るとともに、これ以上の離党者を防ぎたいという「内向き」な姿勢の目立つ布陣である。
 野田第3次改造内閣が、発足した。野田首相はその目的を「政府与党の連携を一層深め、内閣の機能を強化する」と述べた。
 岡田副総理ら要の閣僚を留任させて、民主党の役職経験者を重要閣僚に配置するなど工夫は見られる。だが、果たして狙い通りになるのか、懸念を拭えない。

 ◆原発政策の立て直しを◆
 今後の国家戦略や日本経済の再生を考えると、まず、疑問なのは原発・エネルギー政策を迷走させてきた枝野経済産業相を留任させたことである。
 枝野氏は、政府が2030年代に原発の稼働ゼロを目指す「革新的エネルギー・環境戦略」を策定した際、中心的役割を担った。
 枝野氏は、原発ゼロについて「やり方を間違わなければ、むしろ経済にプラスだ」と楽観的な見解も示している。
 こうした言動は、脱原発がもたらす日本経済への打撃や、産業空洞化に伴う雇用喪失、原子力関連の技術者減少など、経済界が懸念を示す様々な課題について軽視しているように見える。
 これでは電力の安定供給と産業振興に責任を負う経産相として、無責任のそしりを免れない。
 再生可能エネルギーの技術革新を実現するには、経済界の幅広い協力が必要だ。
 国家戦略・経済財政相に就任した前原誠司前政調会長も、これまで民主党のエネルギー・環境調査会をリードし、「原発ゼロ」の方針決定を後押ししてきた。
 前原氏は、就任後の記者会見で「いかに国力を上げるかという国家戦略を推進し、企画立案する」と述べたが、「原発ゼロ」を推進する一方で、デフレ克服と成長促進をどう実現するのか。
 中長期的なエネルギー基本計画の策定が大きな課題になる。
 経済界が反発していることに加えて、日本と原子力協定を結ぶ米国も日本の原発政策に強い懸念を示している。関係を改善することが欠かせない。
 外相経験もある前原氏の政策調整力が、改めて問われる。

 ◆党内不協和音収まらず◆
 田中真紀子元外相の文部科学相起用は、およそ理解し難い。
 田中氏は小泉内閣で外相に就いたが、外交の基本的認識さえ欠く始末だった。外務官僚との確執から常軌を逸した行動を繰り返し、外交を機能不全に陥らせた。
 閣僚としての資質に乏しいことは明らかである。またもや暴走して国政を混乱させないか、大いに懸念される。首相は「発信力」を期待しているというが、仮にも選挙対策を考えたのなら、国民を愚弄する話ではないか。
 新任閣僚の顔ぶれには代表選で首相再選を支持した議員への論功行賞、党内融和もうかがえる。
 旧民社党系グループの田中慶秋副代表を法相に起用し、小沢一郎元代表に近かった三井辨雄氏を厚生労働相、中塚一宏氏を金融相に充てている。
 代表選で争った陣営からの入閣はなかったが、副大臣、政務官人事で配慮するようだ。
 だが、党内の不協和音が収まる気配はない。引き続き難しい党運営を迫られよう。
 首相の強調する政府と与党との連携という観点では、財務相に城島光力前国会対策委員長を起用したことが象徴的だ。
 野党とのパイプを生かして、赤字国債発行を可能にするための特例公債法案の成立や、社会保障と税の一体改革を着実に進めるというメッセージにはなる。
 東京で来週開かれる国際通貨基金(IMF)・世界銀行総会で財務相としての能力が試される。

 ◆外交安保の継続は当然◆
 玄葉外相、森本防衛相の留任は、日本を取り巻く厳しい国際情勢を考えれば当然である。
 北方領土問題を巡るロシアとの交渉や、拉致問題で北朝鮮との協議の仕切り直しが始まったばかりだ。尖閣諸島、竹島問題で対立の続く日中・日韓関係を改善することも差し迫った課題だ。
 米軍岩国基地に駐機していた新型輸送機オスプレイが1日、沖縄の米軍普天間飛行場に移動した。玄葉外相が、「日本、東アジアの安全保障にとって、海兵隊の中核となる装備なので不可欠だ」と指摘したのはもっともである。
 対中・韓外交を立て直すためにも玄葉、森本両氏は、普天間飛行場の移設と日米同盟の一層の強化に全力を挙げねばならない。
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内閣改造について(2) [政治や歴史の話]

田中氏が外相時代には、官僚と揉めたり、2001年5月に、金正日氏の長男、金正男氏とみられる男が、成田空港内で入国管理局に身柄拘束された際に、何もせずに、帰国させたことが思い出される。

田中氏の父、田中角栄氏は、日中国交「正常化」に尽力した為、今でも中国での評価は高いらしい。
俗に、「水を飲む時、井戸を掘った人の事を忘れてはならない」という諺が中国にあるらしく、日中国交「正常化」に尽力した田中角栄氏に対しては、評価されてるようだ。

我々日本人は、今までは、前述の「水を飲む時、井戸を掘った人の事を忘れてはならない」という諺を「中国は、いつまでも昔の恩人を忘れない」と好意的に解釈していたようだ。しかしながら、日中国交「正常化」や、「中国は、いつまでも昔の恩人を忘れない」といった言葉の再定義を我々日本人はしなければならない時期に来ているのではないか。

即ち、田中角栄氏等によって日中の国交が「正常化」し、中国には、実質的な戦後補償金として、多額のODAが流れていった。これが、中国の工業化等に幾ばくかの役割を果たし、又、そのODAで、腹を満たした中国人もいただろう。中国にしてみたら、日本から金をせしめているが、中国国内にはこのことを知らしめる義務もない為、実に「美味しい」関係といえる。
「水を飲む時、井戸を掘った人の事を忘れてはならない」とは、「金づるを持ってきてくれた田中先生、ごっちゃんです」ぐらいの意味で考えた方が、内情に即しているのではないか。

その井戸を掘った角栄氏の子、田中氏は、基本的には、中国側から、「中国の意を汲む受け皿」として認知されている。中国の意見を代弁し、いつまでも日本に中国のキャッシュディスペンサーとしての役割を続けさせるのが、田中氏の役柄だろう。まず中国の批判など全くできる訳もなく、逆に日本の対応を批判して回るのではないか。
文部科学大臣ということは、中国の意を汲んで、歴史教科書に、もっと中国の意見を反映させる活躍をもするかもしれない。凄い楽しみだ(笑)。

小生は、日中国交「正常化」と、「正常化」の部分に鉤括弧をつけている。
日中国交正常化という言葉が、如何に空虚に満ちたものかは、昨今の中国の反日デモや尖閣諸島への示威行動でも明らかだろう。日中の国の交わりは、一応あるようだが、「正常化」とはとても言えない状況である。

国家関係は、およそ2つのタイプに分類されるのではないか。
1つは、対等に近い関係である。政治的、経済的、文化的、文化的に相互に関係し合い、不当な内政干渉はしない関係である。理想の国家の関係である。
もう1つが、親分と子分の関係に近い関係である。親分が子分の尊厳を認めず、子分のことに一々指図してくる関係である。

日本が望む日中国交正常化とは、前者のようなものを望んでいたと思うのだが、中国が望む日中国交「正常化」とは、後者のような関係だったのではあるまいか。

日本のコンセンサスは、「不当な内政干渉はしない」である筈だから、仮に、某国が、国内の意思統一の為に、反日教育をしようとも、日本がそれに抗議することは稀である。
翻って、日本が、親日的教育をしていると、某国のように抗議してくる事自体が内政干渉以外の何物でもないし、そんな国とは、国交が「正常化」とはとても言えないだろう。

小生が、別のブログを読んで最近感銘を受けたことがある。
そのブログで、愛国者氏(仮名)が、「彼の国(北朝鮮も含む)は、対等な国家の関係は存在せず、昔の宗主国と属国の関係でしか、国家の関係を構築できないメンタリティなのではないか」というような記事を載せていたが、まさに至言だと思った。

日本人が日本に都合の良いように教科書を編纂する。愚かしいかもしれないが、一日本人として、理解できうる行動だ。そのことに、日本を子分だと思っている某国が難癖をつけてくる。まあ、脳味噌が足りない親分だから仕方がない。所詮、対等な国家の関係など望んでいない、日本を属国と考えている国なのだから。
だが、日本国籍を有しているにもかかわらず、その某国に同調して、日本人に都合の悪い情報を日本の子供達に吹聴したがる人間って、どういう頭の構造をしているのだろうか。

<野田改造内閣>田中氏入閣に懸念の声 野党「在庫一掃」
毎日新聞 - 10月01日 12:40
 野田佳彦首相が1日の内閣改造で田中真紀子元外相を文部科学相に起用したのは、民主党代表選で田中氏の擁立を目指した反主流派の離党を阻止する狙いで、代表選で首相を支持した論功行賞の側面もちらつく。ただ自民党政権下の外相時代に外務省幹部と対立して更迭されただけに懸念の声も出ている。一方、自民党など野党各党は「衆院解散が近づいているため『在庫一掃内閣』だ」(自民党幹部)などと批判した。
 田中氏は日中国交正常化40周年に合わせ訪中しており、1日昼に帰国する。自民党時代に旧科学技術庁長官も務めたが、文科省職員は「政策とは関連がないところで職員ともめた。官房は大変なことになる」と警戒感を隠さない。
 民主党議員の一人は「絶対に一緒に仕事をしたくない人だ」と語った。
 財務相に就任する城島光力前国対委員長は1日朝、東京都内で記者団に、「相当な重責で、身が引き締まる思いだ」と語った。
 前任の安住淳財務相に続き、国対委員長から2回連続の就任。財務相には消費増税法の取りまとめに尽力した岡田克也副総理や前原誠司前政調会長の就任も取りざたされただけに、党内でも「岡田氏か前原氏かで結論が出ず、城島氏に落ち着いたのでは」(政務三役)と意外感をもって受け止められており、手腕は未知数だ。
 野党側は早くも対決姿勢を見せる。自民党の石破茂幹事長は1日午前、国会内で記者団に「在庫一掃や個々の選挙対策、思い出作りなどの言葉しか思い浮かばない。何ら積極的なメッセージを感じられない内向きの人事だ」と改造人事を批判した。
 田中元外相の入閣についても「田中外相なら(父が日中国交正常化を実現した田中角栄元首相のため)中国へのメッセージとして分かるが、さすがにそれをする度胸はなかったんだろう」と皮肉った。【中島和哉、念佛明奈、石丸整】
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内閣改造について(1) [政治や歴史の話]

拉致問題はそう簡単に解決しない。
ただ、靖国参拝をする気骨のある大臣が民主党にいたことを忘れてはならない。
「靖国参拝を止めろ」と外国から言われたから、参拝を止めた政治家は、先祖への敬意が欠けているのではないか。

松原拉致相「極めて心残り」=内閣改造
時事通信社 - 10月01日 17:05
 松原仁前拉致問題担当相は1日、退任に当たって記者会見し、「(日朝政府間)協議が8月から始まっている中で任から外れることは極めて心残りだ」と述べた。その上で「拉致のような問題で言えば、北(朝鮮)側との接触を含め、一定の時間が必要かもしれない」として、担当閣僚を頻繁に交代させるべきではないと指摘した。
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尖閣諸島と天声人語 [政治や歴史の話]

この頃、政治に関心がなくなっていた。
また、再び興味が湧いてきたので、書くことにする。

最近、日本が尖閣諸島の国有化を明確化し、中国が反発している。
中国は、尖閣諸島の地下に資源が眠っているのが分かってから、急に「尖閣諸島は中国領」と言い出した、「元祖強盗国家」だが、まず、それはここでは措いておく。

朝日新聞という新聞がある。
理由は定かではないが、日本を貶めることに喜びを感じ、とりあえず日本の手足を封じることを社是としている、極めて残念な新聞である。
基本的に、朝日新聞の社是と逆の方向に日本の舵を切ると、日本の権威は高まると小生は思っている。

その朝日新聞に、「天声人語」という記事が毎日ついている。
その9月30日に載った記事は、こういうものであった。

(引用開始)
2012年9月30日(日)付
 無人島のために戦争なんて、とつぶやける国がいい。隣国の無法に呆れ、国境の荒波にもまれる海保の精鋭たちに低頭しつつ、小欄、間違っても煽る側には回るまいと思う。立ち止まらせる9月の言葉から
 竹島は日本領と発言したら、韓国紙に極右作家と書かれた岩井志麻子さん(47)。韓国人の夫は愛犬を独島(トクト)と呼び、妻は竹島と呼ぶ。「痴話げんかはするけど本気ではやらない。夫婦関係も隣国との関係も、そういう約束の上で成立している」。
 「日本だけが素晴らしいという考えは、思い上がった自国愛にすぎない。ただの排外主義。愛国とは最も遠いものです」。新右翼の一水会顧問、鈴木邦男さん(69)だ。
 「福島で失われようとしている国力の問題は、その価値において領土問題の比ではない」と作家の池澤夏樹さん。「領土は隣国との意地のゲームだが、福島は現実。住む土地を追われた人々がいる」。
 節電で猛暑を乗り切った大阪府豊中市の上田照子さん(70)が語る。「今ある電気で間に合う生活にしていく。夏も冬も、電気を大切にする意識はもう変わらないと思う」
 パラリンピックの旗手を務めた全盲の木村敬一さん(22)が、100メートル平泳ぎで銀メダルに輝いた。「世界にもっと飛び出したい。行った国や知り合った人が多いほど、僕の地球は広がる」
 国民感情を煽る言動、村上春樹さん言うところの「安酒の酔い」に溺れず、ここは心に一拍おいて国柄を示したい。台風が恨めしいが、今宵は中秋の名月である。
(引用終わり)


冒頭から、「無人島のために戦争なんて、とつぶやける国がいい」と、平和呆け節全開で、びっくりする。最近、朝日新聞の記事は見ていなかったが、あれ程、尖閣諸島に対する挑発を受けても、無人島の為に戦争してくる可能性がある国が日本の周りに存在している厳然たる事実を見たくないらしい。もしかしたら、その国から、金でも貰っているのかもしれない(笑)。
日本人は無人島のために戦争なんてしないかもしれないが、そういう考えの国が世界中全ての国だったら、日本も平和に暮らせるのだが(笑)。

「隣国の無法に呆れ」つつも、「小欄、間違っても煽る側には回るまいと思う」と冷静さを強調しているが、朝日新聞の言動を見ていると、ウィキペディアのこの記事を思い出す。

「一連のチェンバレンによる宥和政策は『ドイツに軍事力を増大させる時間的猶予を与え、ヒトラーに対し、イギリスから近隣諸国への侵攻を容認されたと勘違いさせた』」(ネヴィル・チェンバレンの項より)。

「一連の朝日新聞等による宥和的言説は『中国に軍事力を増大させる時間的猶予を与え、中国共産党に対し、中国から日本領への侵攻を容認されたと勘違いさせた』」とならなければ良いのだが。

天声人語や朝日新聞の言葉が無力なのは、結局、中国の度重なる尖閣諸島への軍事的挑発の激しさによって、嫌でも分かるだろう。
又、朝日新聞の意見に同意する識者を起用して、そいつらに、朝日新聞の意見を代弁させる手法も、以前と変わっていないね。
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ジャズの話 [占畑レーベル]

やはり数ヶ月放置すると書くことが沢山出てくるね(苦笑)。
さて、音楽の話題。
今年の5月あたりに、急にジャズに目覚め始めた(謎)。

理由は、こうである。今まで、日本のポップスや軽めのロック、クラシックを人並み程度に聞いてきた。そこで、又、自分が聞く音楽の領域を広げたくなってきたのである。

今まで一度だけジャズを聞こうかなと思った時期があった。
それは、今から7年ぐらい前の2005年、多分31歳になったあたりだと思う。
「自分も、もう30歳代か。この辺でジャズの魅力が分かる、渋い大人になってみようかな」と思い、ジャズ関連の本を1冊購入した。そして、タワーレコードに、ジャズのCDを視聴に行ったことがある。

結果は散々だった。
まず、ジャズのコーナーに行っても、誰が有名人なのか、誰がジャズのキーパーソンなのかが、全く分からないのである。殆ど予備知識を持たずに行ったのだから、当然といえば当然である。
一応、店員さんのオススメ盤という張り紙が貼ってあるCDがあった。ジャケットを見ても、見たこともないブラックアメリカンが、厳めしい顔をして写っているだけ。もしかしたら、ジャズドラマーの最重要人物の一人、アート・ブレーキーのCDだったのかもしれない。
ヘッドファンで視聴してみる。
うーむ。聞いたこともないメロディーラインが耳のあたりで炸裂している。こりゃ、駄目だ。
ここで逃げたら男ではない。
もう一枚ぐらい、店員さんのオススメ盤らしいものを手にとって見る。
確か、「歴史的名盤。これこそ、ジャズの真髄」。こんなキャッチ・フレーズがついていた気がする。
ヘッドファンで視聴してみる。
うーむ。やはり、またしても聞いたこともないメロディーラインが耳のあたりで炸裂している。こりゃ、駄目だ。
これで、ジャズの世界には踏み込めないでいた。

それから7年の歳月が経った。自分の耳もそんなに肥えた訳ではないが、下準備を入念にして、一丁ジャズを多少聞き込んでみたくなった。そこで、小生のやり方である、書物で下調べをしてからいくことにした。

アマゾンで、『さわりで覚えるジャズの名曲25選』という本を購入してみた。
これが大正解だった。
この本のCDには、ジャズの有名な曲25曲が入っている。
確かに、その曲のダイジェスト版であり、冒頭の1分30秒ぐらいしか入っていない。
ただ、ジャズの初心者には、「あの曲のタイトルって、これだったんだ」と驚くことだろう。

ジャズの初心者だった小生も含め、「ジャズって、良い音楽らしいし、最近はバーとか街中でもよく流れているけど、曲名もよく分からないし、ジャズの演奏者の名前もあまり知らない。従って、何のCDを購入して良いのか分からない」という疑問があると思う。事実、小生はそうであった。
理想を言えば、所謂、趣味としての音楽なのだから、別に気取らずに、CDショップで気になったCDを購入して、そこからその音楽に傾倒していくべきだとは思う。しかしながら、ジャズを多少かじってみて思うことは、闇雲にCDを購入してみても、ハズレを引く可能性が極めて高いのがジャズやクラシックという領域だということである。

それが、所謂、ボーカル主体のロックやポップスと違う点ではないかと小生は考えている。
小生が、日本のポップスやロックを購入する場合、一番気になるのは、ボーカルの声の質である。あと、メロディーラインである。ポップスやロックは、基本的にボーカルが活躍する曲が多い。当たり前である。
この点が、インスト中心のジャズやクラシックと大きく異なる。
声。非常に分かりやすい。厳密には奥深いが、つかみとしては分かりやすい。
一度、ミスターチルドレンの桜井和寿氏や、サザンオールスターズの桑田佳祐氏の声に魅せられたら、まず、彼らのCDを次々と購入していっても、そう大外れはないだろう。
ただ、ジャズでは、ポップスやロック歌手が歌う主旋律をサックスやトランペット、ピアノが歌っていることになる。それまで、ブラスバンド部等に所属していて、楽器メインの楽曲に慣れている人等はともかく、ボーカル曲という例外を除いて、楽器が只管メロディーラインを奏でているサウンドに戸惑う人は少なくないのではないか。
小生も、当初は、ボーカル無しで、サックスやトランペットが何らかのサウンドを奏でているジャズは耳に馴染まなかった。

そこで、『さわりで覚えるジャズの名曲25選』に話を戻す。
やはり、最初は、何となく聞いたことのある曲から、ジャズに入門した方が良いのではないだろうか。
このCDの25曲の内、小生でも、聞いたことがある曲が数曲あった。
それが、「クレオパトラの夢(Cleopatra's Dream)」と「枯葉(Autumn Leaves)」である。

次に、ユーチューブで、この2曲を聞いてみた。
これが、実に良いのである。

試しにユーチューブで「bud powell cleopatra's dream」、「autumn leaves bill evans」と検索してみて欲しい。
多分、「おお。これ聞いたことがある」と言う人が多いと思う。
小生は今こうやって、お気に入りの曲を増やし、アルバムを徐々に買っていっている。
タグ:ジャズ
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現実味を帯びてきたガンバ大阪の降格 [サッカーダイジェスト]

日本屈指の名門クラブのJ2降格が現実味を帯びてきた。
事の発端は、長年チームを率いてきた西野朗氏の契約を解除したは良いが、次期監督の選択に失敗したことだ。
西野氏の後釜には、日本サッカーに多少馴染みがある呂比須ワグナー氏を監督にしようとしたが、呂比須氏に監督ライセンスが交付されず、監督ライセンスを持っていたセホーン氏を急遽監督に据え、呂比須氏をヘッドコーチとした。
この人事が、大失敗だった。
まず、監督のセホーン氏とヘッドコーチの呂比須氏の二元体制となって、選手達が混乱し始めた。
次に、セホーン氏と呂比須氏のいずれも、前監督が構築したガンバのサッカーイズムを理解しておらず、ガンバのサッカーシステムが一気に瓦解した。
第三に、ガンバのサッカーシステムが瓦解したにもかかわらず、新たなサッカーシステムを構築するだけの指導力をセホーン氏と呂比須氏が持っていなかった。

ガンバのフロントが、セホーン氏と呂比須氏を解雇し、コーチの松波正信を監督に就任させた。
松波氏は、西野氏の元でコーチ経験があった為、西野氏がやっていたサッカーをガンバ大阪に再度持ち込もうとし、多少チームを好転させてはいる。ただし、ガンバの選手間の混乱は今も尾を引いていると小生は見ている。順位が上がらないことが、それを示しているのではないか。

リーグ最多の得点をあげていながら、失点数は、コンサドーレ札幌に次いで悪い。
元々、失点の多いチームではあったが、以前は、攻撃陣が得点を先に取り、追加点を取り、その後、追い上げられて、逃げ切るパターンで勝ち星を拾っていた。もしくは、先に失点しても、チームが、逆転するという気に満ちていて、逆襲できる力を有していた。
それが、今では、「先に失点し、焦って攻撃に出て、裏を取られて更に失点。終盤に点数をとっても届かず、勝ち点を拾えない」試合が多い気がする。

【G大阪】ドロー降格圏抜け出せず/J1
日刊スポーツ 9月29日(土)20時32分配信
<J1:G大阪2-2鹿島>◇第27節◇29日◇万博
 G大阪が降格圏脱出を逃した。ホームにもかかわらず、前半9分にあっさりと先制点を献上。一時はFWレアンドロのゴールで同点に追いついたものの、同38分にはGK藤ケ谷の簡単なファンブルから、痛恨の勝ち越し点を与えてしまった。敗戦濃厚の後半ロスタイムに、レアンドロが辛うじて同点弾を決めたものの、ホームで喜べない引き分け。勝てばJ2降格圏を脱出していたが、16位で変わらず。
 松波監督は「前半は、なかなかリズムがでなかった。それでも最後まで諦めずに攻めてくれた」と話したものの、強豪がいつまでも下位に低迷したままだ。日本代表MF遠藤が「ポジティブにとらえたい」とあえて前向きに話す姿が、痛々しかった。
タグ:サッカー
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